玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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NHKにようこそ!の萬画。

昨晩、あまりにも寝苦しかったので、寝れなかったし一気に読んだ。
一気に読んだ結果、この萬画は凄い駄作だと気付いた。
一気に読むと、背景がドンドン手抜きになっていく過程が良く分かる。つまり、どんどん滝本竜彦がネームを遅らせる。
小説は時系列がシャッフルしてあったり、思考がループしてたりするんだが。小説はまだソレが面白いテクニックだと思えるのだが。
萬画は、ネタが無いから同じことを何度もやっている。
山崎は何度も親と電話でケンカをする。早く帰れよ。親父は何時まで危篤なんだ。死ねよ。
滝本竜彦は引出しが少ないのかもしれない。ラジオで言っていた、オウム信者の息子が聖戦士(自称)になるというアイディアは面白そうだったが、滝元よりも浅田次郎とか村上春樹が書いたほうが上手いと思う。
佐藤達弘が初対面の人と話せたり話せなかったり、基本設定からして曖昧だ。山崎は一回コミケエロゲーを売ってたのに、また作っている。なぜ?できてなかったのか?続編か?
岬ちゃんはもうすぐ19歳と言っていたのに、同級生は高校の制服を着ている。なんちゃって女子高生なのか?
ギャグも面白くない。巻末の滝本竜彦の殴り書きが一番笑えるって、どうよ?
もう、グダグダだよこの萬画!描いてる人は絶対精神を病んでるって!それかバカだろ。バカばっか!
しかし、あれだ。乏しい小説版のエッセンスやシークエンスが部分的に現れる所はまだ面白い、と言うか興味がある。(整合性ないけど)
岬ちゃんが原作を越えて性格破綻者になっている所は、滝本竜彦のリアル嫁の影がちらついて興味深い。
というか、友人のホームパーティーに招かれて、家族に「グダちんはリアルN・H・Kにようこそ!なダメ人間」と紹介される俺なので、とりあえずまだ読む。
ダメ人間だからな。私に関する物語だからな。