玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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優しい女の子

だからまあ、ファみたいな受け止めてくれる娘って言うのは多分に男の願望みたいな部分もあるんだけど
女の側もイケメンや金持ちを次々とステップアップしていったり、相手のイメージが自分の想像と違う度にイライラするよりは、一度これと決めた男と支え合うのが楽なんじゃないかなーとは思う
エマ中尉も熊男のヘンケンを避けてキャリアウーマンに生きるテレビ版をやめて、傘張り浪人の妻というか北の方になったら充足したみたいだったし
俺は貞操観念が強いのかも
が、それで怠惰にならないようにもしないとねえ
だからちゃんとほれる前に見る目も必要で、そのためには経験も必要なんかなあ?しかし経験のための経験もねえ
などというから未だに嫁さんももらえん


でもカミーユはイケメン過ぎるからいいだろ!ガンダムに乗る前からヒロイン過ぎるし
カミーユ級の美少年で満足できなかったらファの人生は地獄ですよ


シャアはイケメンなのになぜか満足させられんなあ
理想が高く見られすぎる?
シャアがロンリーソルジャーでいつもよそ見をしてるからだろうか
星の鼓動を聞くのを忘れてモビルスーツに乗る
ララァだけでなくセカイ系だから
でも男ってそうなんですよ
逆シャアで富野監督は言う
シャアは気取るのに余裕がないからかな
女たち許してやれよ男の想い



ララァ・スンはそこらへんを母のように受け止めてくれたんだよな


それはマザコンとか古臭い女としての節とも思われがちだが、
戦争に巻き込まれて難民になるしかなく、売春宿にまで流れた大槍葦人絵の少女が(諸説あるが)、女として卑下されたものが、赤い彗星に心の才能を買われて、また深く優しさを与えられ、初めて命がけで節をとおせられる相手を得たのは良いことではないか
泣ける


それでもアムロ・レイのような男に出会えば間違いを犯したくもなり
そんな自分の女の部分を恐れたり、それも大佐は許してくれる自信を持っているララァ
自分よりセイラがシャアを愛しながら殺そうとする事も感じてしまうララァ

年老いて死ぬのは悲しいと言い、意識が永遠に生きるのは地獄とも言う
それらが混濁の極みとなって刻が見える



密会とか富野のララァは甘い蜜の部屋にも似てて耽美で淫らで貞淑で大好き


そういうララァを失ってなお、立つシャアもアムロも尋常ではないなあ
いつでもララァに会えるのに会うのが怖くなるアムロとか、またララァのように女を愛そうとして上手くいかないシャア
初恋の後にも生きていってしまうんだよなー
いろいろ雪だるま式に絡む人生


いやーガンダムやばい
見るものが無いから何となくDVDを見ただけで
語る語る
自分の恋愛はないのにアニメの恋バナに入れ込むとは
ガンダムはアヘンだなあ
やべー