玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ジブリアニメは民衆の阿片だわ

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_746c.html
たけくまメモはためになるなー。いや、まあ、英単語を覚えたほうがいいけど、フライシャーは覚えた。
何で売れるかをちょっと考えたけど、宗教的なものかなあ。
なんだか分からない、無意識に直結している何か、でありながら世間に流布しているなんだかありがたいもの、って言うのは売れるんじゃないでしょーか。ある種のトランス感を伴い。
宮崎駿アニメを取り巻く雰囲気って、近年ドンドン、面白いから見る、というよりは「なんだか見なくてはいけないような感」が動機として強いような。
エヴァンゲリオンブームの時とかもそうだったような。
娯楽願望よりも、必要と強制と許可と同調の方が社会的動物の動機付けとしては強いのかなーと。
あと、ヤーパンの映画事情って、マイナーもメジャーも「特定の層に分かる」という売り方をしてるわけですが。で、特定の層の人は「これはこの層に属する私にとって見なくてはー」的な飢餓感に似た必要性を感じさせるー。のだが。(
僕は金がないので、必要なものしか見ていない、という実感があるので、僕に限って言えばこんな感じです。ガンダムとかもそうだよね。∀のために意地になって黒歴史を全部見たりとか。)
宮崎駿はどの層にとってもわりとおしなべて「なんだかよーわからんがありがたい感」「みんなもよーわかってないけど興奮するくねくねしたいおまつり感」
しかし、集団ヒステリーにしても定期的に20年戦士で売れつづけているのはアレだなースゲー。
わからんだけでは駄作なんだが、「わからんけどすごいことはわかったよーな気がするし、わかったよーな顔をしたい」という気分にさせるのが実力なんかなー。