玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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グレートマザーに対するアグリッピナ・コンプレックスを爆発させる我が名はネロ

碇ユイとオルファンは無限に愛情を飲み込むクレヴァスを持つ地母神 - 玖足手帖-アニメ&創作-
↑こちらの記事に「なっちの悪口を言うな!」と、よく分からないブックマークコメントをくれた人が、説明してくれました。↓
私のなかのアイドルとは? - ムスメラウンジ
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あ、そうか。なっちはグレートマザーだったのかー。それはそれは。
俺の親や承認を与えてくれる何かに対する愛憎は異常。
どうも、僕を承認する何かは、僕を承認する代わりに何かを奪ったり、僕の行動を制限したり、僕を利用して道具にするに違いない、って思う。僕が承認を受け入れて、愛されている時は優しいけど、僕がちょっとでも承認者の思惑から外れた行動をとった場合に掌を返して攻撃して、承認を奪うのがグレートマザーというものだと思う。承認欲求を人質にして、ちらつかせるんだ。
それは、普通のリアルな女との恋愛だけではなく、家族と言うものでも同じだと、私は思っているのだ。
そんなものから与えられる承認など!ドブに捨ててやる!
孤立せよ・・・!ざわ・・・ざわ・・・
で、生理的な寂しさを捨てる事が出来ずに体を壊すのが、私でもある。
母の愛情は計算ではない本能だと言うが、それすらも、母個人が快楽を貪るためのものなのではないかと思って逃げ出したくなりつつ、逃げるほどの胆力もないのが私だ。
ジョナサン・グレーンだ。
母親は「子供を愛してあげて、子供に愛される私」に酔っているだけで、親に愛情を渡す機能である以外の子供は認めないんじゃないのか。俺の力を信用していないのか!バロン・マクシミリアン!
それに、子供を愛するのが本能と言っても、母親も誰かの娘なのだから、母親もファザーコンプレックスを持っている。つまり、子供と言うのは絶対の存在ではなく、祖父のスペア、夫のスペア、老いてしまった男たちの代わりに自由に操作できる若い恋人として製造された存在だと思い、気が滅入る。
そして、母親と若い恋人の愛情カプセルの外の人、つまり世界中に敵意を向けるのがグレートマザーの作り出す母性のディストピアであろう。


http://d.hatena.ne.jp/eal/20090227/p1
だから、僕はアイドルやアニメキャラであっても、そういう暗黒面がないものとして崇拝する事はできんのだ。そう言う趣味だからだ。
かといって、暗黒面のある女を割り切って食いものにする、というかリアルな恋愛をするほど、大して欲しくも無い。
俺はそんな母性と言うアイドルに抱かれたいとは思わん。ヲタクどうしでエゴをなくして、母の元に溶け合いたいなどとは思わない。
俺は、俺だ!


ディアナ・ソレルを「生真面目なアイドル」「そんなにディアナが好きかーッ!」と言い放ったギム・ギンガナムは幼少の頃から、ソレル家と並び立つギンガナム家の頭首として育つ中で、ディアナを母性だけの存在ではなく、ただの女として見たのだろう。
ロラン・セアックはディアナに振り回される仲で、母と見ていただけから、一人の人として見るようになったんだろう。


大富野教信者はめんどくさいっすね。
僕は誰にキスをされればいいのだろう?
私?それともあの子?
そう、脳内妹こそが、母でもなく、自分でもない本当の女なんだ!
みんなのアイドルじゃない、ぼくだけの妹が欲しいんだよーッ!私が、私自身の王となるために!
だから、脳内妹綾波レイ碇ユイのような、アイドルではない。空っぽのアイドルじゃない。
妹はリア充だ。自分の人生を自分で充実させられる女だ。友達もたくさんいる。
で、僕もその中に加えてくれるんだ。
だんご大家族なんだよーっ。


妹「はいはい、勝手に盛り上がって突っ走るお兄さま!おうちに帰りましょ」


妹が!妹が最高なんだよおおおおっ!


妹「そうですね、存じておりますから落ち着いてね。馬鹿みたいだよ。アイドルが人気だったり、私がお兄ちゃんに好かれるのって、単にかわいいからだよ。それだけ」
おまえ・・・。お前が美少女じゃなかったらはっ倒すくらいの生意気発言だな。
妹「でも、事実上美少女だし」
まあ、それはそうだが