玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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∀ガンダム、36から39

36ミリシャ宇宙決戦
37月世界の門
38戦闘神ギンガナム
39小惑星爆裂


二週間くらい感想書いてなかったが、四話か。


なんか、感想よりも見たい。
そもそも、ファースト機動戦士ガンダムを見直した時の五年前は一日四話で感想も短文日記だった。
見て元気になるのが目的。しかし、読者がいるブログなんだから気持ちも伝えたい。


だから、最近のエッセンスのみ を書いて評論は避ける。

つまり何が言いたいかと言いますと、ディアナ様が美人過ぎる。
ディアナ・ソレル様の髪が無重力で広がるだけで、見てて嬉しいし、ゾクゾクする。
そんな風にたっぷりと注目させるように描いている。物語も、ディアナ様が素敵だから皆がディアナ様に従ったり、反乱したり、ディアナ様中心過ぎてビビる。
ならば、機動戦士ガンダムSEEDですべてがキラ・ヤマト中心になるのも、良いか?

トミノ信者としては、ガンダムSEEDとかには反目もあったが、あんまり変わらん部分も一部にはある?
深くは語らない。


ターンエーガンダムは、道具と人の関わりもテーマだと思いますが、 道具は機械だけでなく、システムも含むのかと。
つまり、 ザックトレーガーという、超科学巨大運送システムの黒歴史の秘密を守るために、アデスカの絶対王制、新しい王に古い王が殺されるという「システム」があったという訳。
そのシステムに準じる王の心の強さはすごいし、また、王にそれを委ねて生きていく大衆の存在感も大きい。
しかし、絶対的な公に殉じて大衆を生かすために死ぬ王には、最期まで付き従ったマヤリトという強烈な私情があった。
公私は対になるのだろう。
それはミハエル大佐の家族でもあり、キエルとソシエのじゃれあいであり、キエルとハリーのキスであり、ロランの恋心であり、キャンサーとムロンの歌でもあろう。


システムのテーマはキングゲイナーエクソダスでもあるし、ジオニズムでもあるよなあ。
最近のターンエーでは、王制の他に宇宙の物理法則、ギンガナム隊の規律と陣形主義と武装集団の目的意識による暴走、などか?



ディアナ様はその美貌で皆の私情を公に束ねるものすごい女。
だが、女帝というだけでなく、千年女王として生きていてもなお、毎日生きることをしなやかに楽しむ明るさがある。
だからこそ、その責任から逃げなくて美しいとキエル・ハイムはディアナに憧れる。
ディアナの微笑みでレット隊は忠誠を燃やし、その微笑みが見えなくなればギム・ギンガナムや反ディアナ派は母に捨てられたように猛る。


千年を生きるディアナという人間の底力に皆が振り回されている。
松本零士とか、普通のSFなら長く生きると歪むとか飽きるとかエゴイズムの塊になるとか言うのが、私がフィクションでよく見てきたテーマだったが、ディアナ様は生きてるだけで強いという人間の力への肯定か?肯定だけでなく、恐さも?金髪美人過ぎ!
しかし、ディアナも最後には世代交代するのだが。
うーん。はっきり結論できない。
ただ、最後のディアナ様は「また明日」生きるんだろうね。



だから、レット隊の二人組も生きてると思うなあ。
月の魂は、核爆発の度に歌われるからすごくタナトスな感じがするが、同時に月の再生力も感じる。
キャンサー・カフカとムロン・ムロンはきっと、フラットで地球のどこかに下り、ディアナが願うように子供を作るだろうと信じたい。


それが人の力だ。
ロランが核爆弾をずっと抱えていて、正しく使ったのは、ディアナ様のためだけでなく、月と地球の人皆のためのようだ。
ディアナという大いなる母に誰よりも憧れながら、キエルやソシエも愛していたし、友達も大事にして、ディアナの想像を超えた働きでディアナを支えた。
ロランの人間愛には、ディアナ様も「何と言う子なの!」と嘆息した。
ロランはすごい!ニュータイプを超えたニュータイプあきまんさんも言ってた。
ロランは色んな事が分かって、胸に抱えても旧カミーユみたいに潰れなかったなあ。
まあ、その分、女心を理解しない幸せボーイでもあるが。判断力に鈍感力を併せ持つ?
すごい!


ターンAガンダムというアニメはすごい!
戦闘シーンもガンダム00に負けない美しさと勢いがある。
小惑星爆裂」は富野好きの友人が部屋に来たから一緒に見たが、アイキャッチの時しか話せなかった(^O^)
終わってから、彼が一言「良い最終回だった」(笑)
すごいよなー
99年は小惑星を核爆発で壊す映画が流行りましたね!
∀は、まだあと1クール!


ちょっとしたチェックポイントだが、 ムーンレィスとの戦闘交渉でグェン・サード・ラインフォードの弁が立つのがすごい。
それ以上に、宇宙にでてから、リリ・ボルジャーノが生き生きしだした。
宇宙環境によるニュータイプ?女の子の底力?
富野監督の娘さんが海外に出たことの影響?


また、ハリー・オードとキエル・ハイムとの恋も最近の見所。月光蝶の感想の時も書いたが、ハリーがキエルに「女王の盾になって頂く」と言うのは、女として見ていないような言い方だが、ハリーは女王の剣なのだから、自分と対になる連れ合いに成ってほしいとのプロポーズでもあるよね。
ハリーはポゥに「お前はもっと良い男を知れば、いい女に成れる」と言うくらい、自信のある男。
千年も初恋を繰り返し、男を惑わせて来たかも知れない女王の側で自分を律している自分にプライドがある。
親衛隊隊長だが、親衛隊を束ねるよりは、女王の懐刀としての隠密に近い。
その彼が、キエルを自分と対等の者として頼るのは、すごい事だ。
ハリーもロランと同じく母たる女王を愛しながら、他の女と関わる事で前に進むか?
まあ、ハリーは学生時代からモテたはずだが?
最初はウィルゲムのミリシャの人間には冷たかったが、ローラのロランとも仲がよろしいからミリシャも助けてくれた。
趣味か?
(笑)


てな感じす。
久しぶりに感想を買い物のついでに携帯で書いた。ガンダム書いたら、少し嬉しい。
ガンダムに関しては誰にも負けない自信というか、事実、人に褒められた。
新訳Zガンダム感想を囚人022さんに四年前に見出だされたおかげである。
僕のキングゲイナー感想に救われたと、友達に言われた時は涙が出るくらい嬉しかった。
実際に人を救うのは富野由悠季だが、その手助けができれば、


しかし、


私が短く書くという宣言はうそくさいな。
あきまんさんに「世界中に競合のある富野ブログの中で世界一長ったらしくてグダグダしたブログだから、これで」といわれたが。


これでも四話を五千字に圧縮した!