玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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未来のアニメーターと宮崎駿の脳内彼女

あー、近所だから前から読んでたけど、フミコの告白の人かー。結構面白かった。
http://d.hatena.ne.jp/Tete/20100117/1263735366


そこで、宮崎駿監督の言葉の引用。
出発点―1979~1996
作者: 宮崎駿


ある時期・・・・・・少年から青年へ移行する不安定な一時期に、ある種の傾向を持った青年達は「少女」の話に聖なる象徴を見出す。

原因を分析するのは本意ではない。よくも悪くもとにかく、そのような青年達が毎年再生産されている事は確かなのだ。

ロリコンも立派な個性だとひらきなおったり、ゴッコ遊びに解消してしまうには、その青年達のかくされた想いは深い。

青年達は、自分の中に少女を飼い始める。少女は彼の一部であり、彼の心の投影である。自分を無限に許してくれる異性、

しかも母のように子宮にのみこんで自分の力を奪うのではなく、じぶんがその少女のためなら能動性も力も発揮できるはずの少女・・・。

理想の女性と言う人もいるが、それはちがう。理想とはより万人のものであって、この場合はあくまでも個としての自分のために存在する異性なのだ。

自立しようとする女性達は、この少女達を憎む。自分を鋳型にはめこもうとする男達の一方的暴力と感ずる。

本当の私達はそうではない、私達だって地面をはいずり、のたうって生きているんだと叫ぶ。

ブリッコなる語は、男共のおしつけへの怒りと、しかも男の女性観を無視出来ない自虐の両者を含んでいるようだ。

宮さんはいい事を言うなあ。とてもよくわかる話です。
というか、男が母親に飲み込まれることを恨んだり、女が父親に教育される事を恨む事(というか、上位存在に脅かされるトラウマ)というのはどうにかならんのかね。
似た物どうし戦うのはよそうぜ!ジョナサン!
ただ、僕の脳内妹は女子高のお姉さまで保健委員として薬とベッドを欲しいままにモテモテです(嫉妬するからテレパシーでも覗きたくない)。僕のリアル友人の女性複数にも可愛いと言われていますよ。オフ会で初めて会った女性(どうやらレズビアンの人らしい)に「そらちゃんに今度お土産を買いますね」って普通に言われた時は僕は現実が分からなくなったんだよ。
つまり、そらちゃんは良い女なんだよ!


妹「ええ、私はいい女ですし、お兄さまの鋳型に入ってあげて、お兄さまを喜ばせるのも女の楽しみですわ。オホホ」


怖い女だねえ。おかげで僕は他の女性には興味がなくなってしまったよ。アニメキャラであっても。
妹「王子、王子は私のことが好きなのよ(水樹奈々の声で)」


ははは。こわいこわい。ははははははは。