玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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超電磁ロボ コン・バトラーV 51〜54(ラスト)最終回手前53が富野

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00867/v00488/v1000000000000003918/?size=l
Gyao!の無料配信で見たわけだが。結局ほとんどの回を見た。

  • 第51話 三段変身獣スネーグル

http://higecom.web.fc2.com/nanbara/story/story51.html
脚本:田口章一 絵コンテ・演出:寺田和男 作画監督:坂本三郎、金山明博(総作画監督)
たくさんいる十三のコピー人間というアイディアは多少面白いが、終盤にやるほど、ドラマ性はない。ストーリーラインに特に影響していなかったような。

  • 第52話 ダンゲル落日に死す!

http://higecom.web.fc2.com/nanbara/story/story52.html
脚本:辻真先 絵コンテ:高橋資祐 演出:横山裕一郎 作画監督:高橋資祐、金山明博(総作画監督)
ダンゲルの首が吹っ飛ぶところがバトルロワイヤルっぽかった。

  • 第53話 コネクションの最期!

http://higecom.web.fc2.com/nanbara/story/story53.html
脚本:辻真先 絵コンテ・演出:斧谷稔 作画監督:佐々門信芳、金山明博(総作画監督)
アイディアの面白さと感情の暗黒面、ハードな展開が面白い辻真先先生の脚本。
富野的には、パリ上空での戦闘というのが、ふしぎの海のナディア・・・もとい聖戦士ダンバインを思わせて面白かった。
特に凱旋門にコン・バトラーVが激突しそうになって、寸前で止まる所などは文化財の大切さを分かっているような演出であった。
分裂する敵が第7使徒イスラフェルに似ていたけど、建物を吸収して素材にするのが面白かった。
フランスのモンマルトル博士の秘密兵器、高分子爆弾はプラスチック爆弾の一種らしいが、よくわからん。
南原コネクションがバリアーを張ったりするのが、マジンガーZ閃光のハサウェイを思わせて面白かった。
バリアー内部での爆発が面白いんだが、まあ、助かるんだけどね。
最終回前にキチンともりあがるバトルをするという感じで、あまり富野喜幸個人としての見所はそれほど以前の話に比べるとなかった。今までもあった事だし、今さら特に記す事はない。
ドラマの熱量としては、43話、「女帝の趣味は豹馬狩り」の富野回で豹馬とちずるが相思相愛になった所がピークかと。バトルチームの結束のピークでもある。
5人ならでは、と言うチーム感覚は毎回あったのかもしれないし、他の東映実写スーパー戦隊の方が出ていたかもしれない。(たとえば家族のファイブマンとかマジレンジャージェットマンのトレンディとか)
戦闘小隊と言う感覚は伝説巨神イデオンの発動前がロボット型の駆逐艦と言う感じですごい。

  • 最終回平和の使者Vは不滅だ

脚本:辻真先 絵コンテ:高橋資祐 演出:山口三平太 作画監督:金山明博
http://higecom.web.fc2.com/nanbara/story/story54.html
勧善懲悪!
キャンベル星人のデウス・エクス・マキナな革命がすごい。
ゼウスだし。
南原コネクションが空を飛んで敵の空中要塞と戦うのはウルトラセブンのUFO&怪獣戦闘に似てた。
キャンベル星人の善人に認められる地球人と言う構図は、ウルトラシリーズのような感じで、アメリカに認められる日本のオマージュか?
南原コネクション爆発からの逆転、敵の革命(これはボルテスの方がちゃんとやるのか?)、たくさんいる敵との戦闘、敵をやっつけても地球破壊爆弾で人類全滅のピンチとか、どんでん返しに次ぐどんでん返しなんだが、子供にもわかりやすいように説明が十分すぎて、ちょっと私の趣味ではなかった。あんまり燃えない。
全人類が死ぬ寸前に覚悟を決めるのは、ちょっとハラハラしたけど、なんかどうしようもなさ過ぎて感動するもしないも、リアクションに困った。困ってる間にデウスが来ていきなり解決してくれた。ちょっと・ね。

孤児だった豹馬が「仲間がいるから人間に産まれて良かった」と言う台詞はカッコいいんだが、ちょっと全体のラインやその時の演出的なテンションに合ってなくて、ちょっと取ってつけた感があって惜しいラスト。

最後の最後に、愛と友情の勝利ってナレーションで言いきっちゃう長浜忠夫の子供向け番組らしさは、30歳のひねくれた男性が見るにはちょっと、ね。機動戦士ガンダムAGEのナレーション後はちょっと好きになれなかったんだけど、もしかしたらガンダムAGEはここらへんの70年代のスーパーロボット路線を子供向けと言う事で踏襲したのだろうか?


まあ、こういうスタンダードなストーリーで、アクションを見せておもちゃを売って行く勧善懲悪のヒーローを踏まえて、富野はザンボット3に繋げていくんだなー、と言う事を了解した。