玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

ガンダムビルドファイターズ1話に対する老害私見

ぷりそく! : 『ガンダムビルドファイターズ』第1話…手描きロボがハイクオリティでバトル! 歴代ガンダム好きも必見のガンプラアニメがスタート!
画像はここでキャプチャを見てください。
しかし、手描きロボのクオリティ、低いと思いましたけど。基準が0083なので。
っていうか、実はこのアニメではロボットは描いてはいけないんですよ。「ガンプラ」と「ロボット」は違うんです。その違いも分からない世代がアニメファンに増えてしまったんだな、と言う事に、その、僕はちょっと今、頭を抱えています。
いや、しかし、もともとロボットアニメとはこれくらい俗悪で低脳なもので、それでいいのかなと言う気もします。
キッズ向けアニメと言う事なので、これくらいわかりやすくしなくてはいけない、という事も、その、事情としては分かります。しかし、そう思った瞬間、「子供向けアニメだからこの程度の描写でいいだろう」と、子供をなめている大人の顔が透けて見えて、本当に嫌だ、という事は言っておきたい。
なんだろう。これ。
面白い面白くないとかじゃなくて、まず何が表現されているのかわからない。 キルラキルとか京騒戯画の方がわかりやすい。
まず、このガンダムみたいなものは何なのかがわからない。


キルラキルとか京騒戯画は「なんかわからない素材のものが動いてるが、なんかわからない素材のものだからなんかわからない動きをしてもいい表現」って理解できる。でも、ガンプラはプラスチックモデルだし、作画としても均一な線で描かれてる。でも、なんか動きがよくわからん。どういう原理で動いているのかわからない。中途半端に派手に動くし。どっちの方向で行きたい。
本物のロボットならいいんですよ。そんなものは実在しないんで、よくわからない原理でよくわからない動きや誇張された表現があってもいい。でも、ガンプラガンプラなので。
だったらガンプラの金型のCADを今西監督が動かしたらいいだろ!!!


  • ビルダーズ

というわけで、模型戦士ガンダムビルダーズの感想を見てみた。
模型戦士 ガンプラビルダーズ パーツB フォーエバーガンダム - 玖足手帖-アニメ&創作-
あー、やっぱり、模型製作をアニメ化する際の嘘くささには当時から引っかかってたみたいだな。
ただ模型戦士ガンプラビルダーズはガンダム30周年に合わせた短編アニメでショーフィルムでネタ映画、お祭りムービーとして解釈していたから許せていたようだ。
実際、ビルダーズはお祭り騒ぎ的な終わり方だったし。
どっちも脚本は黒田洋介さんで、ビルダーズの監督はローゼンメイデンとVVVの松尾衡監督でビルドファイターズの方はギャラクシーエンジェル制作進行や00演出の長崎健司監督。
また、大きな違いとして、ビルダーズのキーアニメーターは重田敦司さんで、ビルドファイターズは大張正巳さん。
またまた、大きな要素としてはゲームとのマルチメディアなんだが、ビルダーズの戦闘描写は連邦VSジオン戦場の絆方式でガンプラ自体はゲームのデータを提供するだけで、負けてもプラモデル自体は壊れないで、再出撃できる。ビルドファイターズはガンプラ自体が謎のプラフスキー粒子によって動くので、物理的に破壊される。
プラモデル好きとしては、戦ったらせっかく作ったガンプラが自分の作例が壊されても相手の作品を壊しても心が痛む。バトルの原理としてもデータCGが戦う、って言う方が分かりやすい。
あと、ビルダーズはガンプラの質感よりもキャラクターの肉感を出すことで逆にガンプラガンプラっぽさを表現しようとしてたのかなと言う面もあるし。

  • 質感

本物のロボットやモビルスーツだったら擬人化した動きをしてもいいんですよ。って言うか「現実には想像もつかないようなロボットを映像にする際に仕方なくこういう表現をするしかなかった」みたいな脳内翻訳ができるんですが。このアニメは人形遣いの話なので。


ちょっと込み入った絵もあったが、塗装と装甲の質感の差が表現されていない。
というか、作画的にきれいなのは冒頭の夢オチシーンと、ガンプラバトル第7回選手権の告知CGムービーである。
なので、実際のガンプラは動いてないんですよ。ズルい!!!
「父さんみたいにガンプラを動かせたら」っていうガンダム第2回ガンプラバトル選手権でのガンダムの動きも回想だし。大体、あのガンダムはどのガンプラガンダムなのか。あんなガンプラはない。


もう、色々と言いたいことはあるが、一言でまとめると「模型をテーマにするなら、輪郭線と面の境界線と筋彫りの墨入れの区別くらいはしてくれ!」という事です。風立ちぬは図解シーンに力を入れまくっていたし、そこはすごくがんばっていた。風立ちぬは実機だけど。


あと20行くらいプラモデル論で文句を書いたけど、めんどくさいので消しました。実際僕も完全に塗装して仕上げたのはLMHGのエヴァンゲリオンだけだし…。MGは最近は塗装しないことを前提にパーツ組んでるよね…。


あと、「ビームとバーニアは何なんだよ!」と。
なんで透明プラスチックのギャンのサーベルで焼けるの?
ビギニングガンダムはその最大の疑問を「ビームは角であり翼である」という斜め上の重田敦司画力アイディアでねじ伏せたのがカッコよかったです。クロスボーンガンダムファントムと∀ガンダムIフィールドを繋ぐ感じの通のかっこよさもあった。


ストライクガンダムをベースにした今回の主人公ガンダムは特徴が無いんだが今後どうなるのか。∀ガンダムみたいにだんだん武装が追加されるんだろうけど。しかし、∀ガンダムは初回に禁圧解除暴走発砲したインパクトが強かったしなー。
あと、どうせプラモだから武器が増えてもそんなにすごくないし、盛り上がらなさそうなので、そこをどうすごく見せるか。

  • ていうか演出ですけど

機動戦士ガンダムは乗り物で、操縦してる人に加速度がかかるという所で生っぽい質感を出してたけど、今回は乗り物じゃないし。演出的にもカードバトルアニメ系で、操作者が立ちん坊で、模型と慣性を共有してないので臨場感が薄い。ガンプラは乗り物じゃなくて人形使いなのに、あたかもパイロットが乗っているような感じで描かれてる場面もあって、演出意図が統一されてない感じで、もう、わからない!
ガンダムとギャンの模型の格闘をカメラが映しているけど、ワンカットごとに動きの慣性の方向がバラバラなので動きが頭に入ってこない。
映像の原則で上手下手の流れの逆転劇がどうとか言うレベルじゃなく、てんでバラバラ。
ビルドファイターズは確かにワンカットごとの動きは悪くないし、近年のCGではない手描きロボットアニメとしては緻密に線が入っているんですが。その繋ぎがばらけてるので動いている感じがしない。一本のアニメを見たなーというよりは、スパロボのロボットカットインを連続で見せられた感じ。


ランバ・ラルに似たおっさんの小ネタとかゲスト出演するとか、ふしぎなホモ少年とのバクマン。みたいな展開とか、そういうわかりやすい細かいサービスをしてるんだけど、全体的な流れの印象が見えてこなくてなー。


しかも、戦場がどれくらいの広さなのか、模型と主人公の位置関係も分からない。
動かしている主人公の視点と、傍観している観客の視点がどのように違うのかもわからない。
誰が何をどこから見ているのかがわからない。
ガンダムSEEDとかスーパーロボット大戦のカットインとかで似たような動きやポーズがあったけど、そういう似せたポーズを今回やる意味が解らない。なんでその模型はそういう動きをせざるを得なかったのか、って言う説得力が無い。
オマージュなのか?パロディなのか?パロディなら笑わせに来ているのか、それとも元ネタと状況などに共通点があると暗示したいのか?いや、共通点は少ないように見える…。ファンサービス映像以上の戦術が無かった。まあ、ZガンダムTVの格闘戦とかひどいものだったのであんまり強くは言えないけど。
殺し合いをしているアムロのMSが2機の敵を一度に破壊する意味と、模型で模擬戦をしている父親が2機の敵を破壊するのでは意味が違う。
あと、主人公が「父親の動きにレイジの動きが似てる」って言うけど、宇宙と砂漠だし、違う。弾をするする避けているだけのよくあるロボットアニメの動きなので、そんなに特別な意味合いが感じられない。
音響面でもプラモデルにしては重そうな派手な音がなるし、妙に壮大なBGMがかかったりその割にコメディーな曲調に成ったりもして、どういう質感で、どういうドラマの流れなのかわかんねーな。なんかかっこいい音楽でごまかしてる感じはするけど。


あと、人物も模型もギャグマンガ的に簡略化されて動くところと、写実的に動くところの意味合いの差が見いだせない。ギャグマンガっぽさの尺度でこの作品はどの程度のリアル感なのか測る(あるいは演出的にはぐらかす)っていうのがアニメの表現だけど。
マンガ的にアニメーションの動きの中間を描かずにパッパッと切り替わるように動くカットが多い。それは鉄腕アトム的な意味での「アニメ」だ。
で、アニメキャラクターがアニメの中に出てきた模型の玩具を動かすという、現実と虚構が逆転したような倒錯的なアニメなんだが。
夢のシーンやプロモーションフィルムでのロボットの動画に気合が入っていてたくさんなめらかに動くのに、日常シーンで簡略化された動きをするので、余計に現実度合いの感覚が混乱した。


まあ、「ロボットのアクションシーンが見せ場だから動画枚数を使う。日常描写や段取りはつまらないのでギャグ的に簡素化して枚数を削減する」という理屈はわかる。
理屈はわかるが、感覚ではわからん。
そしてアニメは感覚の錯覚を利用した表現なので、そこがおかしいと、本当に困る。
理屈はわかるが納得してやるわけにはいかない!大人の事情は分かるが大人の事情をアニメで見せられると本当にイライラする。



ネタでやってるのかマジでやってるのか、わからん。虚構倒錯表現と言えば押井ですけど。押井守はもう、押井守だから仕方ないし、もうそれが作家としてのテーマになってるから許せる。でも、ビルドファイターズはそういう虚構表現の考察がテーマじゃないのに、なんかおかしいことになってるし、どうしたものか。
あと、現実のガンプラからビルドファイターズの中のガンプラへのディフォルメの方が、人間からアニメキャラクターへのディフォルメより差が少ないので、余計現実感が混乱する。しかも、混乱した状態をアート系に楽しませる、っていう作風でもないので、本当に困る。


子どもアニメだからこの程度でいい、って言うのは、ガンダムでは一番やってほしくない。
いや、せめて、ギャグならギャグでギャグに揃えるとかさー。ケロロ軍曹とか銀魂とかのガンダムパロディならギャグのシーンはギャグのシーンでわかるんですけど。
「子供向けだからこの程度」という大人の采配じゃなくて、「精いっぱいやったけど力量不足で、この程度」って言う必死さが見たかった。

  • 脚本

もう、酷いんですけどね。
冒頭で「なんでこんな人通りの少ない所に僕の模型店はあるんだろう」って主人公のセイが言うのに、何の説明も劇的な盛り上がりもなく、「ガンダムの知識があんまりない父親と子供」が「ガンダムの模型をピンポイントで買いに来店」。おかしいだろ!!!
人通りが少ない所に熱心に通い詰めるラルのおっさんが人妻が好きで入り浸る、と言うのはわかる。黒田洋介さんの年上女性好みとしても納得がいく。
だが、「人通りが少ない流行らない店」ってわざわざ主人公のモノローグで協調しているのに、「大して熱意のない一見の客」が「長々と店番の少年である主人公のガンダムに対する説明を聞いた」上に、「店番の少年とその友人との模型戦闘を見学して」、「勝った方が使っていたプラモデルを購入して帰る」って、おかしいだろ!!!
ガンプラなら何でもいいって言う程度のモチベーションの客なのか、ガンプラバトルを観戦するのが好きな熱心なファンなのか、どっちなんだよ!!!
わかんねえよ!!!


イオリの模型店は商店街から離れているという事らしいのだが、商店街の人とイオリ・セイは仲良さそうだったし。どっちなんだ・・・。人間関係がわからん。
アムロは最初から機械好きの少年で有名で、カミーユは最初から情緒不安定だったけど、セイはどういう人間なんだ…。続きを見たらわかるのか?アムロカミーユとかは最初からどこか妙な行動があったし、作品の中で他の人物から変な行動をする奴だと評されていたから変な主人公でも気になったが。セイの行動がこの作品の中でどういう位置づけなのか、そもそもガンプラバトルに市民が熱中しているという世界観が何なのか。それはギャグとして受け取ればいいのか。続きを見たらわかるんだろうか…。


で、広橋涼さんが演じるおかっぱ頭のギャン使いの少年サザキ・ススム君に対して主人公のセイは「君は戦い方が乱暴だから組みたくないよー」って言ってるのに、なんか乱入してきた素人のレイジがガンプラを勘で操縦したら「君は理想の動きだ!」とか言うの、おかしいだろ!!!
乱入の時点でおかしいのに!!!どっちが乱暴なんだよ!
しかも「闘い方が乱暴」って言われたサザキ・ススム少年はギャンの盾を投げてバード形態のウィングガンダムに的確に当てて来たり、サーベルしか持ってない相手にはサーベルで対戦しようとしたり、乱暴な戦い方と言うより神経質なキャラクターですよね。
盾を投げたり、負けそうになったらライフルを取るのはそんなに卑怯でも乱暴とも感じられなかったし。ていうか、投げた盾くらい飛行形態は避けろよ!!!あと、アニメの世界観が分かってない段階の初戦だしルール説明もないんで、結局ガンプラバトルでプラモデルを壊すのが乱暴な行為かどうかわからないんですよね。しかも主人公も結局最後にサザキのギャンを壊すし。どっちが正義なのかわからない…。悪が何なのかわからない。教えてくれ五飛。


まあ、ギャンのプラモを腰の謎ポーチに素で入れて持ち歩いてたのはプラモの運び方としてどうかと思うけど、でも、そういう取り扱いが乱暴と言う風な雰囲気でもなく。
結局、イオリ・セイが「ススムよりレイジになんとなく好感を持った」、「それはレイジがサブ主人公だからです」というプロットの都合しか見えてなくて表現としてわからなかった。


でもレイジの方が変な場所に行ったり変な喰い方をしたり、常識に欠けていたり乱入したり、よっぽど乱暴な行動をしていたので、乱暴者が嫌いと言ったセイが、なんでレイジをいきなり気に入ったのか全然わからなくて本当にわからない。


  • 質感

で、プラモデルと巨大ロボットの質感の違いとかアニメキャラクターの肉感とかが気にしないようにしても気になるような題材なのだが。
セイの隣の席のヒロインっぽいコウサカ・チナっていう女の子が美術部員で水彩画の本を読んでいて質感に敏感そうだったり、レイジが炭酸飲料の食感とか街の距離感に敏感な肉体感覚の鋭い人、っていう要素があり。
と、するとプラモデルの質感や、彫刻や塗装の芸術表現をアニメで表現する、って言う物づくり系の作風になるのかもしれない。
って思う面もあるけど、どうも作画でそういう繊細な表現をやりそうな演出の雰囲気ではない。絵柄も細かくないし。1話の見どころも結局「懐かしのロボットがスパロボみたいに集合して久しぶりにテレビに映って面白い」という所に重点が置かれている感じで、プラモデルを造形物として扱う美的なインテリジェンスを感じない。きれいに作っても結局壊すし。
そういうわけで、全然、軸がどこに向かっているのかわからない・・・。わからないんだ・・・。
CGだったら、序盤の作画が悪くても演出がそろってなくてもIGLOOやSDGFのように手馴れて進化して言うっていう期待感が持てるけど、手描きロボットアニメは人的資源が細りつつある分野なので、どう転んでも89年のOVAや劇場版くらいまで持ち直すとかその先を行くとか言う明るい未来が見えない…。
いや、しかし、天才アニメーターが現れるかもしれない…。天才の出現は予測不能だからな…。うーん。
大張正巳さんのいつもの絵柄は勇者ロボットっぽくて絵としてはいいんだけど、今回は勇者ロボットみたいなロボットを描くんじゃなくて、ロボットを模したおもちゃなので、大張正巳さんの絵柄が全体の演出に会うのかどうかわからん…。でも、身近なおもちゃが派手なアクションをするって言うのは子供の夢なのかな…。うーん。

いや、待て。しかし。
1話の段階で何が起こってるのかわからん、何が正しいのかわからないところに放り出されるというのは、ガンダムの新作ではいつも通ってきたことじゃないか…。
だから、むしろこれがガンダムでもいいのかもしれない!
というわけで、全否定してから全肯定してしまえる便利さもガンダム黒歴史の懐の広さですね。


そういうわけで、プラレスからのGガンダムからのメダロットからのビルドファイターズと言われるような感じで面白いアニメになるといいですねー。
今後に期待します。
と、お茶を濁します。


いろんな国や地方から個性的なガンプラビルダーが集まるみたいなので、カブトボーグみたいに意味不明な面白さで突き抜けてほしい。


でも、人造昆虫カブトボーグ V×Vは初回から最後まで最終回だったからなー。ボーガー脳に比べたらビルダー脳は小さくまとまってる。
ボーガーなら食い逃げも警備員もボーグバトルに理不尽に持ち込んでたし。
やっぱ主人公の性格がおとなしめだからな…。


でも、主人公のセイはガンプラバトルで8戦して8回しか負けてないのに「俺は才能が無いんだ」って落ち込んでたり、「なんとしてでも勝って相手を破壊するんだ」みたいに独り言をいうようなメンタルの不安定さも垣間見せてくれたので、そこら辺の闘争本能が暴走する先導アイチみたいなキチガイアニメになると、それはそれで面白いかなー。
うーん。
やっぱり様子見ですかねえ。

魔改造への招待 ~美少女フィギュア改造講座~ (Dセレクション)

魔改造への招待 ~美少女フィギュア改造講座~ (Dセレクション)

  • スモー

∀ガンダムの花形であり、ビルドファイターズ2話に登場するSUMOですが。
スモーって富野監督が「カッコイイから採用したけど、よく考えたら劇中では∀ガンダムとスモーは全然別の開発系統なのに似てしまっているのは失敗だった」って言うほど扱いが難しすぎる機体。富野だってたくさん間違いを乗り越えてきた。乗り越えられてないのもある。
しかし、∀のイーゲル(地上用パワー型)がランバーガンダム(地上用パワー型)と宇宙で戦ってたり、機体の特性をそんなに理解してないでネタ優先で入れたような雰囲気もあり、あんまり考えて作られてないのかなー、っていう不安もある。
だが、バウンド・ドッグの運用だって意味不明だったじゃないか…。ガンダムモビルスーツ運用が酷いのは昔からだよ…。だから我慢するしかないんだ…。
スモーが本気を出したらハリーの精神力が削れるとか、よくわかんなかったけど富野ガンダムは半分サイコだからな…。





  • でも、本音を言うと

元ネタの意図を忘れた劣化コピー劣化コピーのような…。いや、ファンの熱意が集まってガイキング新作のように化ける可能性も。









っていうか、富野由悠季監督の最新本格遠未来SFアニメ、Gのレコンギスタまでの前座なんだよ!
Gのレコンギスタの方が絶対もっと意味不明なことをして俺たちを混乱させてくれるはずだ!
あー、レコンギスタ楽しみだなー。Gレコ。宇宙世紀が滅んだあとの1000年後でのロボットアニメって、なんかザブングルや、巨神兵を手名付けた風の谷のナウシカに似てる印象もありますが。
どうなるんですかねー。海賊なー。
あー、Gのレコンギスタのメカの予習のために亡国のアキトも見ておくべきか。

しかし、「下手なカット割りだなー」「印象がよくわからないなー」くらいのことを言うだけのために以上に長文になるとか、やっぱりガンダムオタクは自分でも気持ち悪いな。

可動戦士 ガンダム

可動戦士 ガンダム




ビルドファイターズはやっぱり主人公の動機が暗いんだよな。 父親に振り向いてほしいとか、8回負けた相手のギャンを壊したいとか。 でも中学生ならその程度のメンタルかなー。ヴァンガードの闇堕ち編みたいなのを期待します
やっぱりメダロットかボーグをやるしかない


さすがに21世紀なので、ガンダムビルドファイターズで模型を作るためのシンナーを不良にカツアゲされる展開はないと信じたい

サーフェイサーは白を使うか灰色を使うか、つや消しにするか半光沢にするかとか、小さなことで仲たがいする話が見たい。

ガンダムビルドファイターズのゲストヒロインでげんしけんの春日部さんが出てグフを自分の手で折りまくったら面白いと思う

ビルドファイターズの主人公、参謀だったら、レイジに「もっと効率的に敵を破壊しなきゃ!僕の言ったとおりに動いてよ!」とかそういうヤンホモ展開になったらいい


ガンダムビルドファイターズの主人公が「対戦相手のガンプラの関節を不必要に折りながら、破裂音に快感を覚える」とか、そういう展開になったらいいけど、バトル担当じゃないんだよなー。


あー、ビルドファイターズはやっぱり主人公の動機が暗いんだよな。 父親に振り向いてほしいとか、8回負けた相手のギャンを壊したいとか。 でも中学生ならその程度のメンタルかなー。ヴァンガードの闇堕ち編みたいなのを期待します


とりあえず、いつも戦争になるガンダム新作1話なのにガンダムビルドファイターズは世間に受け入れられたようで。 だったら僕は世界に戦いを挑む! っていうか、本物のガンダムはGレコだろ。 ビルドファイターズは併営のSDだよ。 アミノテツロ監督は面白かった!

でも、必然性のない出演ならイーゲルもランバーガンダムもディジェも見たくなかった。 そこにドラマ性を求めてしまう…。 ロボットが出るだけではだめなのか…。 俺も老害になったんだなあ
開く

まあ、僕は親が自殺して世捨て人だからアニメですごいことが起きても、ほとんど「だからどうした知ったことか」って思うんだよなー。 あー、ギャンのプラモを壊したんだー。へー。それで?ってなる。 もっとディジェが出ただけで喜ぶような素直な心を取り戻したかった

うっ。俺もビルドファイターズを素直に楽しみたい…。でもなんでこんなひねくれた見方しかできないんだ…。ガンプラ野郎世代なのに…。これが、、、加齢か…


  • 追記

あ、あと、客の親子や主人公の父みたいに親子世代でガンダムを楽しむってのが、なんか「親の趣味を子供に押し付けるのが当然」って感じで、富野信者としてはそういう家族はクソだ!って思うんだよ。まあ、僕個人の家庭が崩壊してるから僕の心がゆがんでいるんだ。