玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ガンダムビルドファイターズ第23話ガンプラ・イブ

イブってアダムとイブじゃなくて、決勝戦前日って話ね。
決勝戦前の1週間の骨休めでガンプラ祭りで色々なガンプラやキャラクターが出てて面白かったです。
三代目メイジン・カワグチがなぜか植物状態の二代目メイジン・カワグチと対面して、そのあときれいなユウキ・タツヤ生徒会長に戻って、そのあと強化されて暗黒メイジン・カワグチになって最終決戦にテンションを張るという構造は面白いんじゃないかな。メリハリで。


ガンダムの過去のキャラクターがモブで出てるのは、アウトかセーフかって言うとアウトなんだが、サンライズ本家がオッケー出してるのでこれはしかたない。
長崎監督の中では、ガンダムビルドファイターズの世界では、ラルさん以外にもガンダムのキャラクターが幸せに暮らしているバイストン・ウェルみたいな彼岸の世界っぽさがあるらしい。
そうかー。
でも、お祭り感の盛り上げとしては良いんじゃないっすかねー。過去の本人たちはそんなにストーリーを左右してないので、モブで出ていてもいいという塩梅でしたね。
むしろ、本人かどうかは明言されてないので、ガンダムキャラのコスプレとも見える微妙なラインで、だからこそメイジン・カワグチが黒い刹那・F・セイエイのコスプレをしているっていうラストの伏線になってますね。それは良い。
結局、ラルさんがどういう存在なのかは謎ですけど、そう言うネタキャラを説明しない態度も面白いんじゃないでしょうか。


ベイカーちゃんが忍者ニルス・ニールセン君がプラフスキー粒子の結晶にたどり着くまで待ってたのも、なんか裏がありそうですね。
ガンダムのキャラが引用されてるけど、キャロラインちゃんがすごい銀の匙っぽかったので、それはどうかなー。まあ、いい。


ラストのセリフなしの音楽オンリーでお祭りをやって、ミサキちゃんとマオが再会したりイオリ夫妻が再会したり、ユウキ先輩とお父さんが握手したり大会前日に行くって言う展開をバーッて流したのは上手いと思ったよー。バーッて流れている間に色んなガンプラがたくさん出て面白かったです。
イオリ・セイとレイジの主人公コンビ対決って言うのも、お祭り感があって良い。2クールで終わる話だが、コンビ対決という変則的な対戦カードを入れるのは遊びの回らしい。こういう回を入れるのは1年物アニメでやりそうなものだが、2クールアニメでもちゃんと箸休めのサービス回を入れてくれて、それで登場人物の掘り下げに使うのはいいと思いますよー。短い放送期間で上手くサービスもいれようというサービス精神は良いね。
そういうエンタメサービス精神が「ガンプラの楽しさをみんなに伝えたい」っていうキャラクターの気持ちと作り手の気持ちが一致した感じで、玩具の販促アニメだけど、だからこその楽しさみたいなものを上手く盛り上げてて楽しかったよ。
そういう楽しさを盛り上げておいて、強化人間にされた先輩、っていうのをラストバトルに持って来ることでメンタル的に怒りとか戦う意思みたいなのを盛り上げるんだろうなー。で、24話で怒りを乗り越えて、最終回には怒りのスーパーモードを超えた明鏡止水のハイパーモードになるんだろうなー。楽しみです。

MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0 (機動戦士ガンダム)

MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0 (機動戦士ガンダム)

RG 1/144 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII (機動戦士ガンダム)

RG 1/144 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII (機動戦士ガンダム)

あとサザキくんの広橋涼さんがかわいかったです。カレイドスターっぽいお祭り感があるよな。


そしてまたキングゲイナーのセリフも引用してて面白かったですよー。