玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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無敵鋼人ダイターン3第30話 ルシアンの木馬 マレフィセント的な

脚本:荒木芳久 絵コンテ:斧谷稔 演出:小鹿英吉 作画監督:高木敏夫


あらすじ
http://higecom.web.fc2.com/nichirin/story/story30.html
今回の敵コマンダー・マゾニーは女性達を捕えて自分の騎兵部隊へ改造する為に女性を苛めぬく。何故生身の女にこだわるのかコロスにも指摘されるが、彼女は男は所詮権力を求めるだけであり、苛めぬく中で強い意志を持つ女こそ戦いに生きる騎兵部隊にふさわしいと考えているのだ。
男は普通に開放している。
何でかと言うと実際は自分がメガノイドにされた時の恐怖を他の女にも味あわせたいというサイコパスだったからだ。
何故彼女は一騎討ちを挑むのか。マゾニーはただメガノイドが嫌いなだけであり、万丈を倒してコロス達も殺すつもり。ただそれだけである。
 万丈とマゾニーの一騎討ちは万丈が制した。メガノイドである自分を破った万丈は本当に人間なのか。
一方島の基地内では、ビューティ達を解放する為に反乱を起こしたソルジャーの姿があった。彼女はルシアン。マゾニーの手で騎兵部隊のソルジャーに改造されてしまったが、マッハパトロールの攻撃により改造施設が故障してしまい、脳改造される前に目覚めた少女なのだ。心は改造されていないが、改造された体はもう元には戻らない。ルシアンは執念でマゾニーへ復讐を仕掛けるつもりなのだ。
ルシアンはマゾニーの昔の姿にダブるのだが、私の肉体を返して!と叫ぶルシアンの魂を乗せた木馬はマゾニーへ一撃を加えるが、彼女の槍にも木馬は貫かれた。マゾニーは自分の昔の影と殺し合ったのだ。万丈はただサンアタックで両者を葬り去ることしかできなかった。
 爆発した島から去る万丈達。ルシアンもマゾニーも元をただせばドン・ザウサーとコロスの犠牲者である。改めて彼らメガノイドの打倒を誓う万丈であった。


また、巨女の拉致監禁SMぶりが発揮されているが、もうちょっと食傷気味ではある。
そして、メガノイドにされた人にもメガノイドになったことが嫌だなーって思っている人もいる。
でも万丈は殺害するのだ。
つらい・・・。


今回の「自分が酷いことをされたからのほかの女の子にもひどいことをする」っていうのは、眠りの森の美女を題材にしたマレフィセントって言う最近の映画にも似てるんだが。



来週。
貴方が鏡に向かって尋ねる事は何なのか。コマンダー・ゼットのコンピューターミラーの回答はアクター・ランを世界一不幸な女性にしてしまう。美しさは恐怖、美しさは悲しみ、そして美しさは……!!
次回無敵鋼人ダイターン3『美しきものの伝説』にカムヒア!