玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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ガンダムビルドファイターズトライ第7話 素組みのシモンはボーガー

僕もガンプラはMG派で部分塗装で墨入れ派なので割と素組なんですが、一応学生時代はスクラッチ部品を組み込んだフル塗装の経験はあるんで大体は分かる。


で、あー、カブトボーグですね。
今回は入院してる小学生が作った素組のガンプラデスティニーガンダムがカミキ・セカイのビルドバーニングガンダムと対戦する話なんですが。
素組と塗装済みのガンプラが作画で区別できてないとか、輪郭線と墨入れ線の区別がついてないとか、全体的に作画も脚本の雑とか、ガンプラがテーマだったらTHE ORIGINの代わりにこっちがガンプラのCADデータ3DCGを使ったガンダムイボルブっぽい作りでよかったんじゃないの?
とかいろいろと思う所はある。シモンの弟の小学生のためにシモンが戦ってる割に、シモンがネット配信とかで対戦を中継で見てないとか、近未来アニメのわりに自分の兄の戦いに対して興味が薄いし、その弟のために戦う兄の戦いもへっぽこに見えるとか、色々ある。


でも、1期から言っていたんですが、これはカブトボーグなんですよね。だから雑で良いんです。
プラフスキー粒子は前期に言われたように万能の願望機なんですよね。Fateの聖杯です。

なんかよくわからんけど、「ガンプラが動くといいなー」っていうふわっとした願望を叶えるために願いの心に反応して動く仕組みなので、実質的に精神力で戦うカブトボーグ
なので、勝たなければならない理由とかメンタルが強い方が勝つわけで、ガンプラの制作の出来栄えと言うのも結局は「思い入れ」や「思い込み」の深さでしかないわけです。デスティニーガンダムの右手が壊れても動くのもそう言うこと。
だから、セカイやシモンはガンダムとかプラモデルのことは全然知らないけど思い込みだけは激しいので強いわけで。そこら辺が材質にこだわるプラモ狂四郎とは違う所ですが。
だから真面目にガンダムを考察したりプラモデルを作り込むメガネみたいな人は割とピエロなんですが。格闘技で精神力を強めた方が勝てるとか言うバカな体育会系なんですが。
あと、ボクシング学生チャンピオンの経歴を捨てたり、ガンプラ学園とかいう変な学校で学歴を棒に振る思い込みの激しさとかがパワーになる。あと、水泳部は水が無いだけでメンタルが崩壊して自滅する。メンタルヘルスアニメ。
カミーユガンダムZZで「もし、戦うのに理由がいるなら、その君の怒りこそ理由だ」「その君の勘から発した、君の怒りといらだちは、理由になる」って言っていたので、ガンダムは基本的に感情で動く。Gレコのフォトン・バッテリーのG-セルフもそんなところがある。


だから精神攻撃で勝敗が決する人造昆虫カブトボーグV×Vだと思えば、ガンダムの歴史とかガンプラの仕組みとか設定をオタクっぽく考え込むよりも割切って見れる感じですね。
でも、セカイが弟の話を対戦相手のチームフェイスのチームメンバーから聞いて弟本人に会いに来たし八百長を持ちかけられたこともあっさり白状してるんで、メンタルが強いし師匠から教わった精神訓話が染みついてるんだなーって言うのは分かる。
ガンプラ製作って言うオタク趣味なのに、ガノタとは全然関係ない精神論と万能の願望器具で戦うのはかなりガンダムファンとしてはバカにされている感じがしますが、カブトボーグだから仕方ないね。
しかし、カブトボーグほど精神的な演出が無く、Fateほどの設定も無く、プラフスキー粒子が万能の願望機という設定が1期の最終回のラストでふわっと言及されただけで2期ではあんまりその仕組みは描かれてないので、なんだか変な感じはします。でも、まあ、カブトボーグも世に出た当時はあまりボーガーも居なくて評価が定まらなかったので、ビルドファイターズもそんなもんかなー。ていうか夕方の子供向けアニメなので、何となく登場人物が精神を興奮させてなんとなくメカが動いて光って戦うだけでなんとなく面白いんじゃないですかねえ。
なんとなくですよ!

でも、カブトボーグほど狂ってないので、異常なメンタルに反応する粒子で動く人形と言う異常性がスルーされるアニメになっていて、これはこれで世界の歪みの黒田洋介脚本らしいガンダム00ぽさがある。
カブトボーグ「01」ヘラクレスオオカブト

カブトボーグ「01」ヘラクレスオオカブト

しかし、プラフスキー粒子の複製に成功したニルス・ニールセン君は粒子が願望機ということは分かってないようだな。ガンプラを動かすことにしか使ってないようだ。
病気を治すこととかに使えよ…。うーん。ドラゴンボールほどじゃなくても、叶えられる願いのレベルがガンプラを動かす程度でしかないんですかねえ。SFではないので、ナノセイバーとかミニマムテクノロジーの話にはならない。


シモンの弟が作っていたのはデスティニーインパルス。

病室だからシンナー使用やラッカー塗料での塗装は難しいかもしれないが水性塗料での塗装と墨入れ程度はできそうですね。


来週はギャン子回。

ガンプラ学園の人の噛ませ犬になるんだろうなー。