富野監督のGのレコンギスタの評論同人誌を刊行されたおはぎさんがこんな記事を書いていた。
アニメ視聴で体力が減ってしまうことを感じていた。
こうした集中力を失い疲れながらアニメを視ても、
散漫な視聴に陥ってしまい、作品から得るものが少なくなってしまう。
それではあまり意味はない。見るなら新しい発見をしていきたい。若い時は貪欲にアニメを視られるのは、
スポンジのように作品から色々吸収できる時でもあったのだろうが
体力や集中力がこれを支えていたのだなぁと痛感した。
失われた何か アニメ視聴において、体力・集中力の低下との付き合い方
ところで、今も毎週のようにGレコの感想を徹夜で書こうとしていたんですが、ふと空しくなったんです。
なんで、僕はアニメの感想なんかを徹夜で書いているんだろう。
自己肯定 他者肯定【I am (not) OK ?】 【You are (not) OK?】チェックテストを受けてみた - 玖足手帖-アニメ&創作-
承前の記事でも、僕は非常に自己肯定感も他者への信頼感も低い。
機能不全家族で育ち、大学の成績も悪くKLab株式会社でいじめに遭い過労死寸前になり退職し、伯父と母親は自殺し、ハッキリ言って僕は底辺の人間だ。KLabで過労で倒れてから身体化障害、パニック障害、社会恐怖障害、回避性人格障害、不眠症の症状が悪化し、精神障碍者手帳も取得した。
で、Gレコですが。Gレコで検索するとまとめサイトを除くと僕のブログが上の方に出る。
ハッキリ言ってよくないと思う。
僕みたいなクズが富野ファンの代表みたいに思われると、富野監督とかスタッフの人のイメージを悪化させるし、僕なんかクズなのでもっと他の人が評価されるべきだと思う。
でも、Twitterではエゴサーチすると「グダちんさんはGレコを誰よりも分かっている」とか「富野信者の中でグダさんは別格」とか、頼みもしないのに言われる。
なんでなんだろう。
自慢とかではなく、本気で他人がなんで僕をそう言う風に評価してるのか全く分からない。
アイカツ!の感想を書いてもTwitterで「熱いアイカツおじさんの感想に感動した」とか言われる。
褒められるのは反射的には嬉しい。しかし、僕自身はクズなので褒められている自分は偽りだと思う。僕はクズなのに、僕の感想ブログだけを読んで僕を褒める人は僕の全部を分かってない。本来の僕自身を見たら侮蔑するはずだ。親も自殺したし。
僕の文章は嘘の塊なので、僕の文章を読んで感動したとか富野作品の味わいが深まったとか言う人は全て僕に騙されているだけだと思う。
こういうことを書くと統合失調症っぽいかもしれないんだが、みんな、僕を褒めている振りをして腹の底では軽蔑してるんじゃないかなあ?
だから、おはぎさんのようにまともな人に富野ファンのイニシアチブを取ってほしいし、僕みたいな外道はもっと世間から侮蔑されて石を以って追われるべきだと思う。
だが、おはぎさんもアニメ視聴に疲れているという。
20代のあでのい id:adenoi_today さんや大学生の人に期待したい。
アニメ感想ブログで自己肯定感が減ってしまうことを感じていた。
こうした自信を失い疲れながらアニメを視ても、
散漫な視聴に陥ってしまい、作品から得るものが少なくなってしまう。
それではあまり意味はない。見るなら新しい発見をしていきたい。
若い時は貪欲にアニメを視られるのは、
スポンジのように作品から色々吸収できる時でもあったのだろうが
親が自殺する前の自己肯定感や学生としての楽観がこれを支えていたのだなぁと痛感した。
じゃあ、なんでそんなクズの癖に毎週徹夜でGレコの感想を書いているのかって言うと、やっぱり僕が狂ってるからなんだろう。
あるいは、自分の失敗した人生への怒りや、生活リズムを崩してまで長文を書くことでの自傷行為の欲求や、過剰に他人に注目されたいという境界例人格障害、ボーダーラインパーソナリティー障害の発露であろう。つまり病人の行動であり、このブログは読めた物ではない!
- 作者: 岡田尊司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: 新書
- 購入: 22人 クリック: 140回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
だいたい、スマートな若い世代の皆はオタクとして考察とかテキストサイト的な長文のような狂った事はあまりしないのだろう。実況やイベントでオタク活動をして、ネットもまとめサイトで軽く済ませる。
それが正しい生き方だと思う。アニメなんか息をつめて見るものではないし、さっさと見終わってアニメには時間を取られずに学業や仕事をして社会に認められた方がいいと思う。
こういうことを書くと他のブロガーさんを批判しているように思われるかもしれないが、Gのレコンギスタは毎週僕が長文を書いても書き足りない。なので、他のブロガーさんのブログやツイートを読むと新しい発見を得ることが多い。
だが、多くの要素をまとめて書いているブログは僕のここくらいでしか観測できない。良いブログもたくさんあるが読んでいて「書き足りてない」と思うことが多い。だが、僕よりも頭が良い人はたくさんいるだろう。だって僕は知的労働に挫折した精神障碍者だからだ。
そうすると、やはり「僕の文章や批評や考察力が優れている」という説は間違いではないかと思う。むしろ、「他の人は実生活にエネルギーを割いている」「他の人は考察しようと思えばGレコの批評くらいグダちんよりも高度にできるが、エネルギー効率が悪いのであえてやっていないだけ」「結果として長文感想を書くのは自分が狂っていることに気づいていないグダちんだけになる」という現状認知の方が正しいだろう。だって、批評家の宇野常寛さんは夏以降Gレコに関して(無料ブログでは)発表してないし、岡田斗司夫さんも「富野監督が好きならGレコは止めよう」と序盤で言った後セックスに夢中だ。
つまり、こんなバカなことをやるのは僕だけなんだ。
そうして、そんな僕をみんなは内心では見下しているんだ。みんなは本当は僕が書いてる程度のブログなどは簡単に書けるが、無意味なのでやってないだけなのだ。みんな書けるけど書いてないだけなのだ。
自分のブログがこのように存外の好評をいただいたりブックマークやアクセスが増えるのは嬉しいのだが、嬉しいのだが不自然だし不思議だと精神科医に相談したところ「好きなことをしているからハイパフォーマンスを発揮していて周りの人に認められる」と言われたのだが。
好きなことをして何に成るって言うんだ。アフィリエイトよりアルバイトをした方が賃金は高い。だいたい、好きなことをしたら認められるってのも因果関係が不明瞭だ。
そう言うわけで、周りの人に「グダちんのブログはGのレコンギスタやガンダムや富野作品について深く考察している」とか「グダちんさんは社会的には底辺労働者でもブログを通じて読者に価値を提供している」とか言われて京都の料亭料理をおごってもらったり、アマゾン乞食リストから物を貰ったりしても慢心せず、他人に心を許さず、自分が単なる一匹のキチガイであると自戒したい。
「みんなのためにブログを書いている」なんていうおこがましい気持ちは持たないように、
ただ、「自分は狂っているから狂ったことを書いている」という覚悟をもってGレコに臨みたい。
誰が何を書いてもいいんだよ ――TVアニメ『たまこまーけっと』評論集――
- 作者: tacker10,すぱんくtheはにー,籠原スナヲ,波野淵紺,土塊,羽海野渉,古斗肇,松浦,アニメ・マンガ評論刊行会
- 出版社/メーカー: アニメ・マンガ評論刊行会 販売元:密林社
- 発売日: 2013/04/14
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
だいたい、富野監督の気持ちを僕みたいな狂人が分かるわけがないし、わかる必要もない。富野監督には奥さんと娘さんがいるので、それでいいんだ。
富野監督は「家族に頼っていいと思い直したのでうつから立ち直った」と仰ったが、僕の親は自殺した。そしてこんな僕は結婚する資格も仕事もない。だから僕は一人だ。
- 作者: ルソー,今野一雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1960/02/05
- メディア: 文庫
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (29件) を見る