玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ガンダムビルドファイターズトライ第16話「華麗なるシア」

前回書いた「アニメのロボットの強さの自由さと設定の縛り」についてだけど。
大阪の天大寺学園チームはサカイ・ミナトを急きょチームに入れたからという縛りを使って、逆に機体の性能とかを犠牲にしつつも合体をするという個性を出した。で、このアニメでは思い入れが強い方が勝つので、結果的に合体に意味は無くても強くなっている。
まあ、ガンダムトライエイジに出てくるトライオンとか、村上克司天皇や超合金スーパーロボット系のデザインと言うのも縛りでもあるし、そこら辺の縛りの中での自由を模索するデザインや動かし方は面白かった。
最強機動トライオン3ダイターン3でもあるし、エルドランや勇者でもある。


後半のシア戦は逆に自由にプリズムジャンプを飛ばせて、機体の出来栄えなどの縛りはあんまりなく、特に理由もなくシアが強いから強いという暴虐ぶりだったのだが。
演出が菱田正和さんだったのでプリズムジャンプは心の飛躍だから理屈は関係ないのかもしれない。
あと、絵コンテが大張正巳さんと連名で中村プロスタジオZ5出身の西澤晋さん。というのもエンタメ系ロボアニメかなあ。
そういうわけで、やっぱりビルドファイターズトライは作り手が自由に好きなことをやってる印象で、そこが盛り上がるポイントでもあり、メインキャラ優遇で負ける脇役にとっては残酷すぎるご都合主義ポイントでもあるので。
まあ、これはこれで変な作品だなあ。まあ、ガンプラを動かして戦わせるのが世界的ブームって言う時点で変な作品だし、基本的にはカブトボーグだからなあ。理屈じゃなくて無一物なんだよなあ。


あと、たくさんロボットが出てきて区別が分からんけど全国大会では特に忍者チームとか変形チームとか属性をそろえてきているので面白いです。まあ、全部まとめようとすると疲れるから流し見して楽しみますが。