玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第14話 希望を運ぶ船

今回は、その、あれだな!
情報がいろいろ隠蔽されている感じでしたね。
希望とか武器は物理の船で運んでるけど、エイハブウェーブの影響とかで火星とか木星とか地球とかの間のマスコミュニケーションがちゃんとできてないっぽいしテイワズもギャラルホルンも情報をバックヤードに隠して暗躍する組織なので、クーデリアと鉄華団の地球圏での過大な評判とか、積み荷とか、いきなり臨検に来る治安部隊への通報とか、それをだれが広めたのかとか、フミタンの所属する組織とか、まあ、いろいろ情報が隠蔽されてますね。
1話で火星の独立運動でもがちょっとテレビに出たくらいで、あとはあまりマスコミ描写がなかったので、この世界観の情報ネットや通信の仕組みが謎。アリアドネのナンタラでギャラルホルンに監視されていて自由な発言は抑圧されているのだろーか。
あと、ビスケットの兄とも長らく音信不通だったのに、優先の電話で話しつつ、そこでメールかネットで鉄華団について兄が見てるとか。電話とネット。
ホウレンソウは仕事で大事だし、ドラマつくりには電話や手紙などの すれ違いが有効だったりするので、コミュニケーションやインフォメーション(諜報)は大事なんだなーって思いました。
鉄華団は馬鹿正直だからなー。さて、ここからどう挽回するか。ロボットの力技で戦争すればいいのか、ギレンやキエル・ハイムの演説やガッチャマンクラウズ的にメディアに訴えるのか、ニュータイプイノベイター的に分かり合おうとするのか。
そもそも最初の前提としての「クーデリアはすごい」という設定自体が割と信憑性がどこで保障されているのか曖昧なまま2クール目に突入したわけで。
そこらへんの情報流通をどんなふうに表現していくのかなー。


しかし、クーデリアは発想が政治家とか運動家として大局を見てバリバリリーダーシップを発揮しようとするんじゃなくて、新しい土地に行っても情報収集をしようとはせず、まず先に掃除と洗濯と衣服などの小規模で身近なことをしようとしているので、女の子としては親しみがあるけど、いろんな組織に命を狙われまくっている戦争の当事者としては、おいおい大丈夫かよ。
鉄華団の人の問題意識がヤンキー的に家族や仲間のことくらいしか考えてないので狭かったのが、今回の密輸の積み荷を自分たちで考えようとせず、組織にバレるという情報戦でのピンチに発展したのだが。
さーて、ここから誰が認識力を伸ばしていくのか?
やっぱり指揮官として成長していくのはオルガなのかなー。三日月がMS戦の実行役としても強くて、その上、情報戦も制したら無敵になりすぎるからな。まあ、アムロ逆シャアまでの14年間でちょっとは政治にもかかわるようになったけど。
しかし、クーデリアが命を狙われている割に知らん土地で買い物に行くとか、ちょっと驚愕した。要人警護はマジで大変。
機龍警察 自爆条項 (下)


あと、密輸コンテナからキモノが出てくるので実質的に機龍警察自爆条項だ・・・。