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玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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劇場版傷物語II熱血編が青春映画だった

君の名はが人気らしいけど、なんかリア充っぽくて見に行ったら人間強度が下がりそうだったので傷物語IIを見に行ったけど、こっちも青春映画だった。


スタンダードな感想とかあらすじはこちら
www.life-abstract.com
blog.shinma.tokyo


前回
nuryouguda.hatenablog.com


f:id:nuryouguda:20160903163853j:plain
そういう話なんですが、私が気づいた点としては。


羽川翼のおっぱいがエッチ
・キスショットのお尻がエッチ
・阿良々木君のおなかがエッチ


・戦闘シーンの作画や絵コンテに緊張感があるけど音楽や音響がポップなので、バトルシーンだけどバトルものって感じじゃないなー。
・3人の吸血鬼ハンターと戦う3回の戦闘シーンの前に挟まる羽川との交流シーンでの伏線が戦いに勝つ理由っていうか、阿良々木君の吸血鬼強度を高めるきっかけとして映画的に作用してる。(キスショットはポスターの画像の割に出番が少ないし大して役に立ってない)
・むしろ吸血鬼ハンターとの3回のバトル自体が重要なんじゃなくて、それを挟んだ羽川と阿良々木君の高校3年生の春休みの青春っぽいやり取りの方を描きたい感じに見えた。(バトルシーンではBGMにギャップがあるけど、羽川とのシーンはきちんと感情が盛り上がるように音楽がマッチしてる。ポップなギャグやエッチなシーンもあるけど)

西尾維新アニメプロジェクト 物語シリーズ DXFフィギュア1 羽川翼 (プライズ)

・最近阿良々木ハーレムを作り神谷浩史さんが声優の賞をたくさんもらってるから忘れがちだけど、初期の阿良々木暦くんは友達が超少ないぼっちだった。
・友達が超少ないぼっちのアララギくんにとって羽川翼はパンツとかサービスしてくるけど、女性としてではなく「初めてできた友達」という段階ですでに感動しているので「学校で会おう!」っていうのはむしろ恋愛っていうより友情っぽい。阿良々木君は誰にでも親切なわりにぼっちなのでエッチな堀江由衣声の巨乳のメガネ委員長にエロ本を見られたりパンツを見せてもらったりしても「友達ができたぞ」ということに重みを置いてしまって羽川を恋愛対象にしてない感じがある。
・逆に羽川翼さんはすごい家庭がめんどくさいし男性に助けてもらいたいし結婚して家出したい願望があるメンヘラの女子だし結構打算的に異性として阿良々木君にサービスしてるし、非日常に憧れるメンヘラでもあるので阿良々木君に運命とか感じちゃって恋心を抱いてるんだが。阿良々木君はぼっちの童貞なのでそういう打算的なサービスを異性のアプローチとして感じてくれなくて友情っぽくはき違えてしまっているすれ違いが青春映画してんなーって感じでした。
猫物語 (白) (講談社BOX)
猫物語 (黒) <物語> (講談社BOX)


・3人のハンター、3回のバトル、3回の羽川との交流、キスショットの回復段階、阿良々木君の化物どのアップが割とかっちりとボルテージを上げる段取りっぽい構成だけど、演出の緩急で段取り臭さを和らげてる。(文字媒体の小説はもっと段取りとか説明が多かったらしいけど、アニメは面白い動きをしてるだけで割と面白いという感じで、迫力もあるんだけど面白さの方を多く感じた。音響もポップだったし)
・3回のハンターバトルがVS肉体派吸血鬼、VS魔術バンパイアハーフ、VS策士人間という風に段階を上げてきている。
・人体欠損描写が手足、顔、脳、内臓、触手変身という風に徐々にエグさを上げている段取りも割ときっちりした構成だなーって思いました。
・(追記)阿良々木君が戦闘でボロクソにされて泣きながら逃げたり、羽川に上手く接することができないなど、ゲスでクズっぽい感じだったんですが。怪異としてパワーアップすると同時に羽川に対しても友情しつつ、終盤は王子さまっぽくなるなどのボルテージ上げ感。


 僕は西尾維新先生の作品は割と好きなんだけど読むのはめんどくさいのでアニメだけ追ってる(メダカはなぜか脱落した)タイプのオタクなので、原作はもちろん読んでないんだけど、映画は普通に面白かったですね。エッチなシーンとバトルと前衛的な演出も見てて面白かったし。


 むしろシャフトの尖った演出とか怪異バトルシーンとかを期待して行ったけど、芸術アニメとか本格アクションという映画のジャンルというよりは、阿良々木君と羽川の不器用な青少年らしい交流の感情がエモい感じだった。でも、さわやかな青春ラブストーリーというジャンルらしくもない過剰な演出とか背景描写とか絵柄とかグロ描写だし、単純に感動しやすい話でもない心が歪んだ感じとかとぼけた感じもある。
 原作の西尾維新の段階で本格と萌えの中間で微妙にわざと外した韜晦してる感じだし、新房昭之総監督、監督尾石達也の演出も素直じゃない感じなので「あー、こんな物語シリーズって感じだよなー」と。
 ポップだけどガチガチのアーティストでもないし、萌えキャラというだけでもないし、エログロに見えて意外とまっとうに青春してる面もある、っていう多面的なジャンク感がジャパニメーションって感じですな。





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