メイドカフェ・ド・ジュール基地に帰還したわけ。
http://www.first-jp.com/kyoto/
http://www6.plala.or.jp/kaerunokimoti/meidorepo/kyouto/joule/joule001.htm
僕には帰る場所があったんだ・・・。こんなに嬉しい事は無い・・・。
下のコスプレモデルガンショップでゼータのTシャツが欲しかったんだけど、DSK氏から融資してもらった額の1/10が一瞬で飛ぶ、3000円という破滅的な値段だったので諦めた。
スターウォーズファンには負けたくないんですけどね。もっと金と時間と熱意のある人に頼みます。
ほんで、メイドカフェというのは私は初体験だったのだが。
とりあえず、最初に来たときは混んでて、兄さんの携帯電話に空いたらかけてもらうように予約して信長書店へ。
お金も時間も無いので買いませんが。LOVELESSの1巻が見本で置いてたので、途中まで読んだよ。うん。おもしろいじゃないの。なんだかよくわからんけど。
そのあと、エロス本を物色している時にメディコ(衛生兵)のウェッブから無線召集で基地帰還命令。
なんだか緊張しちゃうの。
メイド耳が落ちるときが来たわけなのね。
何だよ、メイド耳って。LOVELESSを引きずってるな・・・。
しかし、あれだ。私はメイドカフェなんて媚媚びの美人局レベルの小ずるい経済システムは嫌いですね。
ミリタリーも嫌いですし。拳銃を持ってる人は苦手なんです。怖いから。
たいてい、僕は撃つ側じゃなくて撃たれる側ですからね。よしんば撃っても、十中八九ジャムって暴発して右手吹っ飛ぶ。
ナウシカのライフルくらいしか扱う自信が無い。鏑弾燃え。売らないかなあ。かさばるもんなア。
ピーコが言ってたんだけど、迷彩服って言うのは不潔な戦場に居てしまった人が仕方なく着るもので、平和な時代の人に面白半分で着て欲しくないってさ。
すごい反感があったわけ。
まー、ソレは単に下のガンショップと提携してるからなんだろーけど。
サバゲはやったら楽しいとは思うけど、実銃をモデルにするのは怖いなあと思う。セガのバーチャ光線銃でいいよ。そんくらい拳銃嫌い。沖縄で放出銃弾をアクセにしてるのを見たときも嫌悪感というよりは恐怖感でいっぱいだったしな。
こんな尖ったものが高速で自分の体にめり込む所を想像してしまう。
お帰りなさいませとか言うのもね、むかつくからね。
あのね、そんな事を言われなくても元々人は心に神の王国への扉、というよりは可愛い脳内妹が待ってる愛に溢れた家を持ってるんですよ!俺が帰るのはそこ!
オーダーを取る時に「佐伯さん、エスプレッソ、サンデー」と言ったのは何だと思ったら、「佐伯さん」ではなく「サーイエッサー」でした。もっとちゃんと発音しろ。
あと、敬礼を左でしたらゲリラだとばれるから辞めた方がいいよ。てか、右手に水差しを持ってただけですがね。
内装もなんか取りとめが無い色使いだなあと。基地というよりはサブカル部室っぽい。映画のポスターとか脈絡無く張ってあるし。シャアの軍服が飾ってあるし。中途半端なんだよ!ビクトリア朝メイドなのか?ベトナム前線なのか?ガンダムなのか?アキバなのか?どれだよ?
そこで、気付いたんだが、ミリタリーとかメイドとか言うロールプレイよりは、文化祭の模擬店っぽいと思った。テキトーだけど従業員や客が勝手にわいわいやってる所とか。
そう思うと楽しくなったよ。メイドさんも生き生ききびきび元気だったしね。常連客との会話も擬似学生っぽくていいなあとおもった。だから、店にダーツがあるわけか。ミリヲタっぽいバンダナ巻いた兄ちゃんがダーツに興じて、メイドさんと交流したりとか。
ビューティフル・ドリーマーなノリで。青春の追体験というか。
いいと思うよ。僕は学生時代に文化祭の模擬店はあんまり好きじゃなかったけど今日は楽しかったなあ。
兄さんとミリタリーカフェでもガンオタ話をしまくったし。ま、普通の飲食店でもするけど。
メイドさんの紹介冊子に書いてあるとおりに、ドジッ子のメイドさんは私が飲んでるレモン水を変えてくれる時に水差しの中のレモンをコップにドボンと入れちゃって取り替えてくれたよ。
看板に偽りなし!
ドジッ子萌え!
まあ、俺も帰り際に帽子を忘れて取りに戻ったりしたから負けてないです。メイドさんは「ステキな帽子を忘れちゃダメですよぅー」と言ってくれたよ。
ステキな帽子か・・・。
ステキな帽子だよ!
「いってらっしゃいませー。またのご帰還をお待ちしておりますー」
「はぁ〜い」
緩みっぱなしでした。
んで、普通に落ち着いて座れる場所としてもいい雰囲気だと思ったので、機会があれば行っても良い。椅子も座りやすかったし。
旧世紀の喫茶店でのコミュニケーションのきっかけをロールプレイで代替しているとしてもね。
店内BGMで巫女巫女ナースや小麦ちゃん等の耳なじみのよい曲がかかっていたけど、それは常連のあからさまにオタクっぽい、チェックのシャツを細いジーンズに入れた出で立ちのお兄さんが、メイドさんにMDを渡しながら、「また編集しておいたからさ!気に入ったらかけてYO!」と言っていたので、そう言うことだ。
おたくのお兄さんは精一杯カッコつけてたけど、おたくなので慣れない感じでちょっと緊張してて可愛かったです。
ていうか、メイドさん自体もオタクっぽいけどナ。京都はレイヤー多いし。
今日は兄さんといったから楽しかったんだろう一人で行ったらきっと常連に隠れてもそもそオムライス食う。
でも、笑顔にはなると思うね。だって、見てるだけで笑えるじゃないですかメイドなんて。
帰りにお土産で手書きメッセージカードつきおにぎりを500円で兄さんが買ったよ。作るのに30分もかかったよ。でかかった。重かった。ずっと待ってた。まあ、兄さんとダラダラしたかったからいいけど。急いでたらムカツクな。
他の客の面倒を見たりしてたのだろーか?
メッセージカードは萌えた。今度来たら僕も買おう。コブシ大にでかくて2個も在るのでそこら辺のコンビニのよりもお買い得です。
兄さんは会員権を持っていたよ。僕は、次に来る機会が在るか分からないので、次に着たら会員になろうと思ったよ。
でも、谷口な夜でこの店が紹介されてた時には、常連がメイドさんの寵愛を得るために必死すぎたので、そこまでの情熱は僕には無いなあ。
でも、遊郭や花町が中途半端に文化人ぶって生々しさがなくなった今、こーやってオタク文化からリビドーが明るい雰囲気で、風俗と文化の境界線上で出るお店というのは、良い。と、一時期メイド批判をしてた富野由悠季監督も誉めに転向てたし、いいかな。
帰りの車の中でガクトのアニソンをヤン車なみにかけまくった。