玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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シャア・アズナブルの気持ちを考えると自分の願望がわかった。

そもそも、だ。
ガラスの地球を救え!なんてソーラーシステムのトミノが思うわけ無いじゃん。
ガラスの地球ってただの光学兵器じゃん。手塚治虫も馬鹿だよなあ。*1
人類がいくら環境を壊したって、地球が壊れるわけ無いじゃん。人類と幾ばくかのなま物が死んだり泣いたりするだけジャン。
なんか、シャアの地球寒冷化計画ってウソ臭いねんなあ。
ありえないだろ。地球には少し休んで貰うって。人類のみならず、他の種もほとんど逝くじゃん。
環境がどうとかじゃないでショウ。単なる恨み言なのかなあ。カミーユハマーンを壊した愚民社会に対する。
と、思ったが、どうやらそうでもなさそうなんだよなあ。
つまり、
我々はスターシードではなかったのだ!
ステロイド・ベルトまで行った人間も重力を振り切れない。つまり、人類が宇宙に羽ばたく最終進化先端知的霊長生物ではないと言う事だ。
人類も、次の生命のためのステップに過ぎない。
アフターマンのニッチを整備するための遺伝子実験の1つに過ぎない。
我々も滅ぶべきなのだ。
人類の一人として100年弱の一生をのほほんと生きるだけではついつい、自分が一番進化したものだと思いがちだが、こんな不完全な生き物で進化が終わるわけが無い。
シャアは宇宙の意思の方に惹かれているから、人類を主観を捨ててただの現象として判断する事ができるのだ。
っていうか、人類は初めて知能と文明を持った生物のプロトタイプなので、むしろ、これからが本番です。人類は所詮キャトルとかです。ザクやガンダムにはかないません。
しかし、それでもここまで異常繁殖したからには何か意味があるだろうとは思う。
それは、シャアの行動を見てたら分かるわけです。「うぬー。これでは地球を汚染できん!」って言うのね。汚染って。汚染したらダメだろ。地球を休ませるなら。

*1:そういえば、銀河鉄道999の水の惑星も結構怖いな。光学兵器。