玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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立花隆が攻殻機動隊の原作者を押井守と勘違いしてるのが笑えた。

義体という言葉はどこからきたんですか?」
押井監督も頑張ってちゃんと答えていたよ。犬に似てたけど。そして立喰師列伝の宣伝もしてたけど。
にしてもアニメ版は暗いな・・・。
サイボーグ技術は免疫さえクリアしたらいいと思うけど。新しい病気は増えるだろね。義体不適応症。花粉症みたいな感じの生活変化病かな。
精神論で言えば、河合隼雄先生が言ってた軍事、勝ち負け、二極化、とか物扱いされる人間というのもさもありなんだが、僕としてはテクノストレスが心配。
というか、自己拡大か。いや、言葉は分からんのだが。感覚で言ってるだけなんで。
つまりあれです。野球チームの勝ち負けで本気で怒ったり、特定の政治形態や組織行動を自分の倫理と道義にしたり、パソコンの調子が悪いとイライラしたりするというような、自己ではないものに自己意識を抱いて我が事のように困ったりするのは、困るねえってことです。
モノがどうなろうと困らないんですけどね。究極的には自分が死んでも死ぬだけで不幸になるわけでもないんですけど。何にも怒ることは無いぜ。
でもやっぱ、メガネを踏まれると、メガネ君は屈辱にまみれる。
視覚インプラントを受けた男性が、カメラと脳の接続を行なうときに、誰にも触らせないというのが自分ひとりのほうがやりやすいから、という合理的理由でなく、「このカメラは僕にとって大事な自分の子供のようなものだから誰にも触られたくない」という感情論だったので。
物は壊れるからなあ。いや、必要とする人はやればいいんですけどね。
僕個人としては、僕はモノをよく壊すという特質があるので、これ以上壊れる事を心配するようなものを体に入れて心配の種を増やしたくない。もちろん、目が潰れたらやりますけど、わざわざ10倍以上の快楽を得るために義体化しようとは思わんねえ。
それに、機械って、物体対象だけじゃなくて、それを制作する組織やらメンテナンス会社やらも自分の体調の一部にするわけだから。ウィンリィみたいな幼なじみだったらいいんですけどねえ。
だから僕は麻薬が嫌いなんだよねえ。自分がむかついたり喜んだりする理由や原因の一部を物体や社会に委託することだから、余計めんどいような。
怒ったり鬱に成るのは全部俺のせいでいいよ。他のすべては単なる紙ッペラだ。紙ッペラに人生を預けられるか。