玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

運命が人智を超越し人の子を弄ぶが理なら 人が魔をもって運命に対峙するのは因果

しかし、あれだ。
ザンスカールやマハや鉄仮面(クロスボーン・バンガード・カロッゾ派)やシャア・アズナブルが「人類を粛清しなければ地球が滅びる」というのはやっぱり違和感。
以前、「滅びるのは地球じゃなくて人類だろ?」とブログに書いたし、ガイア思想は基本的に行動に影響させたくないのがボク。
あと、「人類が滅びる時は自動で人類が減るので、人類を滅びさせないために人類を減らすと言うのは矛盾しているし傲慢で、選民思想、言ってしまえば自分も周りの人の好き嫌いでしかない」
と言う事も書いたっけ?
んで、今思うのは、
「地球が滅びる滅びるって、見たのかよ?」
ということです。
ぼのぼの風に言えば「明日地球が滅びるとして、今は地球が滅びるというモノは無いよな?」
中華風に言えば杞憂。
80末〜90初頭のトミノ悪役達(富野の分身らしいと本人が言う)は「ありもしない不幸」を回避するために「現在の不幸状態」と作り出し、ソレがうっとおしいナーと思う天才主人公に排除される。
鉄化面が「人類の90%を消せと言われれば、こうもなろう!」と吼えた。
シャアが「地球が持たないところまで来ている」と言った。
ザンスカールも「地球をクリーンにしなければならない」んだろう?
そんな状況は、お前があると思ったから、発現した状況だろう。
人類が滅びるかどうかは人類が滅びる瞬間まで分からない。
自分で創造した状況を自分の想像で制御しないと不安なのか?
不安だよなあ。それが人の歴史だったもんなあ。
人が人の幸せを追求しただけで、人が争い、滅びかけなければならないとしたら、それは人ではなく状況が間違っている!世界が間違っているんだ!それを正さねばならん!それを正すのが人間の生き様であった!それがなぜいけない!ならば、この手で全てを消し去ってくれるわ!
「存在するものを!存在するものを一人の力で消せるものですか!」
そういう闘争がトミノアニメのカタキ役と主人公の歴史だったか!?
世界のことを考えるほどの力を持つ敵役が、個人の幸せを追い求める、それ以上の力をもつ美しい主人公に粉砕されていく。
機動戦士ガンダムF91で一番ひどいと思ったのは、敵役のほうにトミノが感情移入して、敵の方が理念的に頑張っているのに、主人公の圧倒的な力に潰される所だ。その力を持ちながら、何故個人のためにしか使わん!
でも、個人は個人の幸せ以上のものを求めたり考えたりしてはいけないのではないか?とも思うし。
エイサップは123年のシーブックよりもすごい勇者だな。世界と戦うものの野望を打ち砕くほどに力を持つし、親殺しも止める。
エイサップ!すごい奴だ。どうなる?あと2話。
しかし、それで歴代の敵たちやオレのような心配性の人間を救ってくれるのか?
オレだって、就職して結婚して普通に親になって幸せになれる可能性も在るかもしれないのに、テレビや新聞で見た情報で世界にエネルギーが足りないし、自分に能力が足りないから生きていること自体が罪だ。とか。生活保護を受ける前に死のう。とか。犯罪者に成る前に死のう。とか。童貞を捨てる前に死のう(どうせレイプなので)。とか。
思っちゃうのよね〜。でも、そういう未来不安って結局バーチャルな情報に過ぎないんだけどねえ。
現実の体感では衣食住は満たされちゃってるから、脳の思い込み情報と肉体感覚が解離してる?
で、結局死にたがっちゃってさあ〜。あはははは。ばかだよねえ。
案外犯罪者になっても生きていけるかもしれないジャン。レイプしたってソレがどうした。本当の餓死したり本当に刺されたり撃たれたり殺されたり、そういう本当の情報を肉体が読み取るまでは死ぬ不安は考えないで、できることを蟲のようにしたらいいんじゃないの?ドロをすすって肉を喰らって!
しかし、それは獣と同じだ!
獣で悪いかよ!
でも、獣になっていい社会状況でもないんだよねえ。へっへっへ。どうしたもんか。
京都議定書とか温暖化と氷河期の問題とかもねえ。
日本国のオレみたいなダメ人間がエネルギーを消費して、第3世界の人が頑張っても搾取されてるのはおかしいしひどいし、将来その事で殺されるかもしれないからその前に死んだほうが怖くないのかもしれない。とか思うけど。
殺されないかもしれないのに死ぬのはおかしい。けど。
俺が生きてること自体が世界に対する罪かもしれない。
が、罪って何だよ?とか。
世界は平等ではなくてもいいのかとも思うし。今現在、第三世界の住人が食べていけない状況があるし、平等理念がどうあろうと状況は存在してるんだし。
そのわりにワールドカップみたいなものがあったり、飛行機やら衛星やら海底ケーブルで世界を混濁させているので、昔では別の世界の、異世界の話だった問題も、自分の問題としているような感覚に襲われたりとか。その感覚を経済組織に利用されて自衛隊が異世界に派遣されたりかえってきたり。
うーん。結局、成るような事をして成ったようにするしかないのかな。
でも、それは、やっぱり、コワイ!
ジサツシタホウガラクカモ!
早くVガンダムを駆け抜けてオルファンを飛ばしてディアナさまの幸せな寝顔を見たい!
Vガンダム小説版でも「自然に寄り添えるものこそニュータイプだとウッソは思うのだ」みたいに書いてあって、クロスボーンガンダムの芽は出ていた。黒トミノの極限の中にも!
今の富野は黒と白が合わさった聖トミノ!1945年の東京湾で何が興るか!