玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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リーンの翼第5話を見るということ。

今まで暇がなかったということだ!4週間弱お預けだったということだ!
すごいおもしろかった。面白かったとしか言えん。
以下、ネタバレを含みます。









リーンの翼のオーラに終戦前日に太平洋戦争末期の様相を俯瞰させられたと言う事だ!
というか、今見終わったんですけれども、感想が書けません。
なんか、いろいろ超越してますよ、これ。1話を見たときは、全6話で2時間強の映画になるんだろうなと思ったわけですが。
映画とかアニメーションとかOVAとかドラマとかストーリーとか筋立てとか超越しちゃってる。
富野由悠季監督作品のラストの雰囲気ですね。神懸かりです。
やっぱり富野!というかトミノ分が濃すぎるなあアッ!絵コンテも脚本もトミノですから。
なんだか訳わからんのだけれども、なんだかスゴイという。
最初は膨大な設定と生々しい演技でリアル路線映画と思わせて、やっぱり最後はでんぱー。だんだん富野のオーガニックリズムがつかめてきたぞ。
前衛芸術か、ハイエンドな能舞台か、はたまたビデオドラッグか?
神話だな。ポエムだな。勲だな。
いやあ、バイストン・ウェルの意思か?
黒澤明の絵のようなビビッドなアレがビンビンですなあ。
リュクス姫と後添え様とパブッシュ将軍の政治交渉って、本来ならものすごくドラマ的に重いシーンだと思うんだが。第二次世界大戦とサコミズ王と鈴木君の大冒険がスバラシ過ぎるので、相対的に現代日本での戦争シーンが視聴者の息継ぎポイントになっているという・・・。何と言う密度の濃さというか、詰め込みすぎと言うか、コテコテ感と言うか、胃もたれと言うか、
ワケわかんねーよ!
だが、それがいい。それが富野の響き。