玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ゲド戦記ごっこ〜よい子はみんなジブリが好き〜

妹と歩いていたら小学生(4,5年生くらい)男子5人ほどが下校しているのに出くわした。
「どうして俺いつも女役なんだよー」「女ばっかりいやや」
リアルショタホモ!?と目を輝かせる妹。そう言うのに興味を持つ年頃か・・・。
僕のタカハシマコのBLとか妹も読んじゃったのかなあ。
閑話休題
「じゃあ、俺次ゲドやるし」「ゲドカッコいいよな」
どうやら、ゲド戦記のロールプレイをしているようだ。
「俺はクモ!クモやりてぇ!」「クモ超カッコいい」「うん、クモマジかっこいい」
俺はゲド戦記は見てないし経済的に見れるわけが無いが、どうやら夏休み明けの子供には人気のようですよ。
Ursula K. Le Guin: Gedo Senki, a First Response
暗いとか残酷とかツマンネーとかアーシュラ・K・ル・グウィンが文句を垂れててもヤーパンの子供には好評でカッコいいようです。悪役が。
ムスカの方がカッコいいわい。主にメガネが。
ゲド戦記ごっこが出来るくらいに皆が見ているようで、スタジオジブリのアニメの価値は「皆が見ている」という事なんだよなあと思いました。
共通の話題を提供するのは良いよねー。俺もガンダムの話ができない人とは話題がかみ合わない。
まあ、サンプルが近所のガキ数名なので、これをもって第一回宮崎吾朗監督作品が子供を取り込めているとは結論できないわけだが。
ただ単に「命を大切にしない奴なんて大嫌いだ!」とかの「名セリフ」をネタに騒いでただけかもしれんし。「見ろ!人がゴミのようだ!」ごっこみたいな。「バルス!」とか「なぎはらえ!」とか。
オタクっぽい特殊っぽいガキではなく、普通のサッカーとかやってそうな、メガネもかけてなくて小麦色の肌の普通のガキのグループがゲド戦記ごっこをしてたのがちょいとビックリでした。
ジブリは一般層に強いなあ。ファミリーに。内容とは関係なく。で、見たら見たで子供は面白がるものなのね。変な悪役とか。
僕としてはキングゲイナーをワンピースの枠で3年くらいかけてエクソダスして欲しかったなあ。子供に人気出ると思うんだけどナー。変なオカマの悪役出るし。ねー。