玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ノーライフキングになりたい。

自分と同じ言葉を使う生物を、構造として捕食する生物。
自分と同じ権利を主張できる生物を、力で搾取する生物。
貴族だなあ。
吸血鬼を貴族と呼んだのは上手いなあ。
原罪の枷を解き放った力だ。
僕は吸血鬼になりたいのかもしれない。というか、先進国の人が自分は吸血鬼だと自覚したら色々すっきりするかもな。
ただ、現実の世界には綺麗な線引きをしてもらえないという難点があるか・・・。
いや、吸血鬼にもランクがあるわけだし、下級貴族は灰になる。
家畜も一方的に搾取されるだけではなく、吸血鬼的価値観を許容すれば貴族になる権利は与えられるわけだし。
なるほど。吸血鬼は文明の次の段階として有効かも知れんなあ。
そう考えると、現在の文明の衝突は終わりの無い闘争の長い長い過渡期のひとつにしか過ぎないわけで、特に悪い物でもないか。どうなるもんでもないし。
という感じの思想がBLOOD+にあるかなあと思っていた時期が僕にもありました。あ、でも小夜さんの死にたがりぶりはそういう視聴者とシンクロしてるのかも?
こういう世の中で、こう言う人間が善を成そうとすると、自殺するしかないって、キリストの昔から決まってるのさ。
トリニティ・ブラッドまで手を広げるのはめんどくさい。あと金。
仙道は、ぼんやりと酔っ払う事で解決するんでしたっけ?