玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ツッコミポイントというか、ぼくはNERVが嫌いになったよ。

  • 「アスカのシンクロ率、落ちてるわね」

いや、そもそも、シンクロ率を上げる方法を誰かネルフの人が教授してくださった事ってありましたっけ?
漠然と精神を集中しろとかだろ。しょぼい宗教団体のほうがまだマシだ。
そんで、自分たちは何にもしないくせに、アスカのせいにして。
で、勝手にいらついて。
さっさと、「エヴァは母親の魂が入ってるんだから、母親を思い浮かべましょう」と教えてやればいい。が、非人道的すぎるので非公式だし、知ってても言う勇気が無い。
ダメ組織全開。
ダメ大人。
ところで、なんだか中学生に訳のわからない模擬試験をひたすらやらせて、未来を守れとかわめく無責任な大人のメタファーだったりすんの?

  • つーか、14歳をサラリーマンみたいに自由競争させて煽らせる姿勢が気に喰わない。

14歳は大人との境界線で、大人として扱われると、アスカみたいに過剰適応するか、シンジ君みたいに逃げたり依存したりですよ。
むかつくなー。ずるい。
でも、成人ばかりなのに、仲間内で中学生レベルのケンカを毎年しつづける某ゼクトよりはましか。

  • 「弐号機、発進します!」

えーと。カツ・コバヤシですら無断出撃する時はカタパルトを使わなかったのに。
ネルフは、たくさんの人の協調で運営されてるのだ!という序盤では考えられない。
本当にやばくなった時はエヴァだけでも戦闘実行できるようにと言う事か?
ミサトさん!」「5番射出早く!」はカッコよかったのになあ。自分でもできるのかよ。そこらへん、ガイナックスは設定が硬そうでゆるゆる。エピソード優先。

「うそ、欺瞞なのね」
じゃないだろ。
その情報が間違ってるとか言う以前に、その情報を知らされてますよ、とゲンドウに言ったらダメでしょ。消されますよ。消されなくても、マークされますよ。よく25話の冒頭でハッキングなんか出来てたもんだな。諜報部もプロぶってる割に所詮ネルフレベルか。
で、皆が集まる発令所で大声で言ったミサトさんだが、オペレーター3人組は華麗にスルー。もっとパラダイムシフト的に驚け。アホか。
ロンギヌスの槍とか言う、漫画化アニメに出るようなアイテムを自分の基地の下からホイホイ持って来たエヴァ零号機を見ても、
「零号機、投擲体制。カウントダウン!」
いや、伊吹マヤちゃんは職務に忠実すぎるなあ。
っていうか、キテレツ組織でキテレツ仕事をしてる内に感覚が麻痺したのか?洗脳されてるのか?
まあ、バカなのか、演出がそこまで回ってないのか、どっちかかなあ。

  • 「槍を使え」

むしろ、零号機には「とりあえず弐号機を連れて逃げてこい。どうせ向こうも光る光線しか撃てないんやから」とひよった上で、槍を使えばいいものを。使徒は弐号機をリモコン&サードインパクトトリガーにするつもりだったのかもしれんし、さっさと回収しろ。
ゲンドウは弐号機を保有しておきたかっただけで、アスカはどうなっても良かった?
いや、おっさんは思春期の女の子の心理などは理解不能だよな。開放されたら直ると思った・・・。俺も。
つーか、使徒だけの問題じゃないよな。アスカの傷は。
14歳か13歳の女の子がアヘアヘしてる声をネルフの皆が長く聞きたかっただけかもしれん。あと視聴者とスタッフ。

  • 「時計の針は元には戻らない」

スンッ
「だが、自らの手で進める事はできる」
ゲンドウは一番カッコいい見せ場で、洟をすすりました。
内心ビビってたのか?決意か?
アスカも綾波とエレベーターでガチンコした時、鼻をすすりました。
綾波はまばたきくらいしろ。

皆を守る軍人さんではなく、私怨に立脚した個人と、研究意欲だけの科学者技術屋と、なんちゃってスパイの集団にすぎん。目的の無いオタク組織なんだな。バーカ。
エヴァンゲリオンを持ってるだけで、殿様商売ぶって、自分はスカスカじゃないか。サードインパクトが何かも知らされてないのに、何となく技術を弄んでるだけで。
俺のアスカをそんな事で傷つけやがって!ボケが!
全員死ね!