http://animad.blog85.fc2.com/blog-entry-155.html
エヴァに似過ぎ。あははははははははははは。
エンジェル・ハィロゥのリング・スクラップが成層圏で十字を形成して空に舞い上がる所とか、サードインパクトそのもの。
あはははははははははは。
いやああああ。庵野秀明監督がVガンダムにはまっていたというのは知っていたけど、ここまでまるパクリとはね。
http://www.geocities.jp/wakusei2nd/eva01.html
いやはや。
そう考えると、エヴァンゲリオンはVガンダムが売れなかった反省を上手い事美少女戦士セーラームーン的萌要素でヒットさせてやったんだねえ。
あと、エヴァとかアダムとか死海文書とかセカンドインパクトとかサードインパクトとか、テクニカルタームで視聴者に興味や思考の取っ掛かりを与える工夫とか。
うーん。なるほどー。
12歳の小6のときにVガンダムを全部見た。セーラームーンもたまに見てた。
で、14歳で中3の時エヴァンゲリオンにはまった。
Vガンダムはちんぷんかんぷんな子供だったけど、エヴァンゲリオンは分かりやすかったのかもしれない。
というか、整理されてるんだな。
エヴァは謎な作品だとよく言われてるが、Vガンダムに比べたらよっぽど生理整頓されてるし、分かりやすい。
Vガンダムは何だか、ものすごく古くて濃い酒のような物だ。原液。今、何だかエヴァがとても薄い物に見えてきたよ。中学生の時はエヴァンゲリオンは凄く濃い物に見えてたんだけどなあ。
とはいえ、エヴァはエヴァで、困った童貞の困り具合とかはオリジナルで原液だったとは思うが。
エンジェル・ハィロゥとかサイキッカーとか、用語が分かりやすいんだけど使い方が富野オリジナルだからな。
エヴァンゲリオンの借り物のキリスト教用語や心理学用語のように、その用語を見れば何となく分かった気になれるって言うもんじゃないもんな。
「肉体としての死を受け入れたサイキッカー達が、人の作り出した機械に魂と技を与え、憎しみの心を持ったままの人々を取り込んで宇宙に放逐する」
なんて、僕は小説版を読んだから何となく分かるのであって、アニメだけでは絶対わからん。つーか、小説を読んでも?である。
エヴァはそこら辺を上手い事「”サードインパクト”によって”人がすべて一つ”になる」という説明の仕方を手に入れてて、エヴァの方が親切だ。
富野は説明する気なんかないですからね。宇宙世紀の歴史上にあった現象をそのままフィルム上にほおりだしてるだけ。(演出もすごいが)
しかも、それまでのガンダムの作品のサイコミュやニュータイプという用語を知って、その概念や雰囲気も咀嚼した視聴者であって初めてVガンダムが理解できる。
ガンダムを潰す、としながらもちゃんとその時点でのガンダムの集大成になっているわけ。
- 作者: 水谷修
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2004/02/01
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Vガンは富野にとってさよならガンダムだったのだろうか?いつもよりも気持ちを入れてガンダム?
当時のマーケティングとして1年戦争好きのマニア向けの商品として0083が制作され、SDガンダムからの子供のガンダムファンを取り入れるためのものがVガンダムだったと思うんだが。
結果的にはメカやガトーのカッコよさに痺れたオタクっぽい中学生とか機動戦士ガンダム0083、そして、Vガンダムを見てはまった人は富野の業に取り付かれるか、カテジナ萌えになるか。
どうも、結果だけ見るとライトとヘビーが逆になってる気がする。