- 作者: レッカ社
- 出版社/メーカー: カンゼン
- 発売日: 2004/03/25
- メディア: 単行本
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たまには復刊ドットコムに儲けさせてやろうと思ったので買いました。
ミードガンダム早く復刊しれ。
何故、シャアの本を買ったのかと言うと、シャアは皆がかっこいいと言うのだけど、僕はそんなにカッコいいと思わないので不思議だからです。
ファーストのシャアはやりたい放題*1でカッコよかったですけど、アクシズでハマーン様に手を出して逃げ出した後のシャアはヘボイと思います。ロリータに振られた後のハンバート・ハンバートかって言うの。
何でシャアがそんなにへぼくなったのか。
あと、富野由悠季監督が機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-でガンダム7部作の映画が完成したとか言うので、星の鼓動は愛を午前中に映画館で見て、午後に逆襲のシャアを京都精華大学で見てみたら、情勢的にはかろうじて繋がっているんだけど心理的には全く繋がっていないと言うか、カミーユが狂った事でキレちゃったシャアが新訳されるとカミーユに捨てられて一人でごねている変態になってしまい、キモかった。っていうか、元々シャアの隕石落しは意味が分からない上に極悪すぎるし、シャア自身もそんなに本気でやりたそうでなかったというのは小説版のラストでも明らか。
ファーストガンダムの時は誰よりも自由で誰よりも自分のために、自分に酔いしれながら嬉々としてわがままをやっていたシャアがまわりに乗せられた感じで仕方なく世界を滅ぼすとか言うのは器が小さくなりすぎ。
っていうか、自分がアムロとかと仲間でいると自分がトップに成れないとか、ハマーンに負けたとか言うレベルの低い理由で逃げ出して、それでもまたカマってほしいのでごねているのだけど、それを自分の主体的な行動でなく周りに担がれたからだと自分を騙しているシャアはへぼすぎる。
まあ、アムロに鉄拳制裁されたのでいいんですけど。
やっぱり、ララァに入れ込みすぎて気が狂ったのかなあ?と見せかけて最愛のアルテイシアに「死ねばいいのに」と言われて狂ったのだろうか?
とりあえず、読みたい本は色々かさんでいるので、あきまんのところだけ読んだ。
安田朗さんのアムロを誉めてくれる人理論というのはとても良いなあ。
っていうか、あんまりシャア・アズナブルの話して無いな。
それで、akimanのガンダム話はついつい爆笑できるのでとても良い。スタッフの内輪話というよりも、ガンダムを見るのが大好きな人の面白話という感じで面白い。カロッゾ大好き。
あと、富野メモについてもいろいろ乗ってるのが良いね。