ブレンパワード１１話「姉と弟」 - 玖足手帖-アニメブログ-

書かないとたまるので、書くが、一寸遅筆で書きすぎなので、超短めで書くぞ。がんばるぞ。

１．アイリーンさん艦長就任。
なんだ、この船は。ガンダムＸの医者がカッコよかったり、スタートレックシリーズとか、船医は船の要ではあるのだが、艦長になるのは、いいのか？
そこら辺は勇が代弁してくれて、その上で勇の感じやすさの描写になっていて良い。
それにしても、ノヴィス・ノアは国連にがんじがらめなわりに船のクルーはナデシコ並に自由だ！
リード大尉みたいな小役人が居ないなあ。

２．天才少年カント・ケストナー登場
１４，５歳くらいと小説版に描写があるが、もっと小さい印象。
で、アニメの天才少年と言うと、大抵は説明係か天才ゆえのトラウマという類型的な描かれ方をされがちなのであるが、カントきゅんは天才でありながら、優しさや哲学や遺志やオーガニック的な思考を持っていて、本当の教養を持った本来的な天才という感じがして好感が持てる。
で、ユキオたちとの絡みも良い。普通、天才少年は同年代の子供から浮いていたり、逆に子供っぽすぎるような描き方をするもんだと思っていたのだが、カントきゅんは子供たちと仲良く接しているのだが適度に天才らしい賢さと言うかお兄さん風で適度に良い。それがオーガニック理論の新しい発見につながるお話つくりも良いなあ。

３．オルファン封じ込め作戦会議
やっと本格的な作戦の縦軸が出来たようだ。
源野さんは変わりすぎで見違えて見とれたぞ。
桑原博士はチョイ役かと思ったらノヴィスを作った偉い学者だった。
で、学者たちや政治家達との絡みが大人っぽくておもしろいな。ノヴィスの台所事情とか。
オルファン現象に対する議論も刺激的で面白い。
バイタル・グロウブが光合成と関係しているのは、ボクも

しかし、人の生体エネルギーを吸って動くと言うのを、オーガニック・マシン（有機機械）と呼んで良いものかどうか？代謝してるの？
まあ、太陽光線も見えないけど光合成できるからいいか。
http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20070506/1178471003

と言う事を書いていたので、私の見識もなかなか良いじゃないの。ブレンパワードは僕の思考に近いな、と嬉しくなったのだが。
まあ、光合成とか熱膨張とか皆が知ってる理科っぽい事を法螺話の肉付けに利用するのは常套手段だ。
それにしても、オーガニック・エナジーをどうやって計測して数値化しているのだろーか？
計測してるならオーガニックエナジーに感応する機械があるわけだが。というか、桑原博士はオーガニックエンジンを作っているのだが、それはプレート由来の物質で作ったのか？人類が合成したもので作ったのか？エヴァンゲリオンはリリスのクローンなので、まだ分かるのだが、ノヴィスはどういう風な作り方なのでせうか？

４．伊佐未依衣子が可愛すぎる。
可愛すぎる。女が少女に成るのは萌えるなあ。というか、依衣子は「クインシィをやっている！」であってクインシィに改名しただけでもないし、クインシィ人格に乗っ取られているわけでもないというか、メンヘル少女？ボーダーっぽい。ペルソナっつーか。
ああああ。渡辺久美子の演技が。緩急つきすぎ。
クインシィ・グランチャーの色はゴトラタンと同じくクインシィのラヴィアの色だ。それは命の色。
で、強そうなのだが、割と簡単に足チョンパ。ジョナサン・グランチャーもなのだが、敵キャラを片輪にしたいのだろうか？でも、弱そうに見えるのはがっかり。
海とか花とか色々萌える。
で、伊佐未勇のぼんくらぶりは主人公にあるまじきだ。
それは、http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/saru/chara_ka.htmで、「勇はどうやら女性に関心が全くなく、端にも引っかけません。」と言われてるんだが。（ねたバレが怖いので後半は読んでないのだが）
なのだが、ここら辺の心理の動きは小説版を読んだら解説してあって、勇が自分の正直すぎる所を思いっきり後悔していて泣ける。
画面だけ見ていて分からないところのサブテキストとして小説はすごく良い。
まあ、画面だけでも注意してみたら勇が家出までするということでショックは読み取るべきなのだが。