玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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タッチ

来週、和也が死にます。
ところで、南って、そんなにいい女なのだろうか?
どーも、話を読者に分かりやすくするために南は何でも出来て美人でミス明青という風に記号化しているだけのような気がする。
で、僕としては南も上杉兄弟も普通の人間で、ただ単に幼なじみだからとお互いに執着しているだけだと思ってみたほうがリアルだと思うなあ。
というわけで、原田はいい奴だと思うが、達也の幸せを浅倉南とくっつく事と言う風に応援するのはガキだなあと思う。
僕は「ミライ少尉、人間、若い時はいろんなことがあるけど、今の自分の気持ちをあんまり本気にしない方がいい」と言う気分なんだな。だから童貞なんだよなー。
達也と和也のさわやかなライバル宣言はいい男達だなあと言う感じで、好感が持てる。兄弟愛と言う物にはとても弱い僕なのだ。
しかし、南が絡むと、若干構えてしまう。

恋愛関係というのは、いわば「自分以上に大切な他者とのめぐり逢い」なわけです。自己愛というのはある意味、幼児性の現れですから、そんなお子ちゃまに「自分以上に大切な他者」など認識できるはずもありません。
http://msn1.sunmarie.com/magazine/renaijuku/renjuku/58/

と、女性は主張するわけだが。その、富野由悠季監督が語るように、「女性は自分には男に狩られる価値があると思っている」という前提があって、25歳まで童貞の僕にはそれはウザいな、と思う。
「私と恋愛したかったら私を自分以上に大切にしなさい」という女自身が、「私は男に大切にされたい。だって、私が一番大切だから」という風に思っているんじゃないかなーという。
だから、俺は脳内妹に対しても「俺はおまえの事が好きだが、それはオレの幸せのためであって、俺は本当はお前なんかいつでも捨てれるんだぜ」と言うのだが、
妹「あははははっ。おにいちゃんってあたしが居ないと眠る事も出来ないのに?無理しないでいいよ。
そんなに怖がらなくっても、あたしもあたしの幸せは自分でつかめるようにしますから。
そりゃあ、その中にはおにいちゃんと一緒に過ごす喜びもあるんだけどね。
でもさー、あたしも一応医者を目指してて頑張ってるしさ、南ちゃんもタッちゃんとカッちゃんにつりあうようにがんばるって言ってたジャン」

うん、まあ、そうなんだが。でも、お前が医者になるのって言うのは何で?
妹「そりゃ、小さい時から病院ですごしてたし、あたしが医者になるとお兄ちゃんがどんな病気になっても治せるでしょ?」
だからさー、それがお前のアイデンティティーを俺に仮託してるんじゃねーのって思うんだけどさ。
妹「むかっ。じゃあ、お兄ちゃんはこんなに頑張ってるあたしが嫌いなの?」
いや、好きだし、嬉しいと思うからタチが悪いと思うんだよな。なんっていうか、愛を努力や価値であがなうと言う行為は危険なんじゃない買って思うんだよ。
妹「あはははは。なに言ってるかわからない♥でも、あれね、お兄ちゃんは愛に臆病なだけなのよ。そんなに心配しないでも、あたしはかわいいから良いでしょー?」
まあ、いいんだけどなあ。うーん。偏屈でスマンね。
妹「いえいえ、大好きですわ。」
来週、和也が死にます。
かわいそう過ぎる。