玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダム ガンダム大地に立つ!2007年10月09日13:55

最近富野分が足りなかったので機動戦士ガンダムの1話を見た。
機動戦士ガンダム00と対比する気持ちもあった。


完璧に面白かった。
25分とは思えなかった。
要素が美しく連結しているので、ご都合主義なのだがまったく気にならない美しい構成だ。
世界観の説明がナレーションでされるのは松本零士っぽいが、コロニーが外側ではなく内側から紹介されるのがすごい。
嵐の前の静けさと、嵐と、嵐が収まった後の次の嵐の予感の攻勢がすばらしく美しく、一曲のソナタを聴く様な。
それは視線の誘導や感情の誘導を画面にゆだねているだけで快感ということだ。
ガンダムに向けて疾走するアムロの美しさと言ったら!
ニヤニヤしっぱなしだった。
やはり、アニメはしかめっ面で分析するよりもニコニコ楽しむものだな。
結構元気でた。体が温まった。今からまた勉強再開しよう。
やっぱり、俺はトミノスキーエンジン駆動。


ジーンのように、コーラサワーやジェリドも1話で死ぬべきだった。
ジェリド・メサは遅くともジャブローで死ねばよかった。
でも、マウアー・ファラオはいいキャラだと思う。Vガンダムのキスハールとカリンガのような挿入キャラでもよかったのかも。


ティム・レイ



しかし、絵柄や、ダメージ表現で画面全体の色調が変わったり、ホワイトベースのCGでは絶対にできない素晴らしいあおりの構図は、古臭い。
古臭いが、素晴らしく効果的。
効果的だが、現在のアニメでは古臭いと思われるので禁じ手。
なら、古いアニメでいいや。