玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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キレる老人を見た

さっき、18時前後に千本中立売のパチンコ屋の横のバス停で暴行事件があった
僕は四条大宮で17時44分発の46番のバスに乗っていた
後ろの乗車口から40〜50代の男性が降りた
それを50〜60代の男性が追いかけて降りた
「何逃げとんねんコラァ」らしい
逃げた男性はバスの前の降車口まで走り、運転手に定期を見せた
それを後ろから追いついた白髪の男性が引き倒して、なおも逃げようとする男に腰投げをしてパチンコ屋の駐車場で馬乗りになり殴ったり蹴ったり首を締めたりしていた
運転手はそれをほっておいて無言で発車した
バス停に立っている人も通りがかった人も暴力沙汰は無視していた。
僕はそれをぼんやり見ていた
すると、僕が立っている前に座った短髪の男性が「警察に携帯電話で知らせて下さい」と声を上げた
僕はバス停の人がするだろうと思ってたしぼんやりしていた
そしたらその男性の前の座席の若いOLさんがその人の話を聞いて通報してくれた
彼の話によると先に降りた男性は毎日この時間のバスに乗る人で、障害を持っている人らしい。
多分、障害者の人は車内が混んでいるから前の降車口まで行くのが面倒で外から運転手に障害者手帳を見せたらよいと思って、後ろから降りたんだろう。
でも、白髪で正義感と腕っ節の強い男性にはキセルに見えて、捕まえなければならないと考えて、頭に血が上ったんだろうな。
障害者の判断と健常者の老人の常識のズレが暴力に繋がったわけです。
自分を正義側だと思うと、人は簡単に暴力を振るえるし、暴力を振るうチャンスがあれば嬉々としてふるうのが人間なんだな、と見せられた。
もちろん、僕にもそういう部分はあるし、自分を正当化できるなら人を殺したいと思う凶暴さはある。60億もいる人間は死んで欲しいしね。
ただ、それでも頭に血が登ったままアドレナリンに流されて、暴力を振るうのはスマートじゃないね。
こういう場合は事情を落ち着いて観察して考えられる余裕を持ちたいと、他山の石としようと思った。


しかし、通報したOLさんは車内で韓国語の勉強をしてたような人だが、上手い事言葉を選んで通報して、偉いなあと思った。


まあ、僕は凶暴なわりにナマッチョロイから大抵はぼんやりしてます。



つーか、殴ってたおっさんも金を払わずにバスを降りたわけだが。