玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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最近見たアニメに関しての熱血

マクロス7の男たちの熱歌は最高だった。
やっぱり、ギギルとバサラの友情は最高だ。なにげにガムリンが熱気バサラの理解者になってるのもいい。
超時空要塞マクロスはヒロインの女の子が興味のメインだったのかも試練。
マクロス7は男たちの熱歌だなあ。まあ、男たちは女のために歌ってるわけだが、たんなる情欲ではなく、女は山のような存在だから山を動かそうとして歌うわけだ。
そんで、なぞの宇宙要塞が出てくる。
愛・おぼえていますかでは自動プログラムで出てきた古代要塞ですけど、今回はバサラの歌が熱かったから出ましたヨ。
自動プログラムの方がSFとしては理にかなってるのかもしれんが、「主人公がスゴイから動く」のほうがお話としてはすっきりするなあ。
まあ、中学生のころはそこら辺のフィーリングがわからなかったので、マクロス7はなかなか話が進んでいるのかどうなっているのか分からなくて余り見てなかったんだけども、二十歳を越えると演出意図とかが分かるようになった。そしたら面白かった。こんなにおもしろかったのか!
まあ、歌は放送当時から全部持ってたけど。
なにげに歌詞とバサラのその時の気持ちがシンクロしてるのも良いよなあ!
アニソン最高だ。
んで、エヴァンゲリオン以降、熱血ロボットアニメは廃れてパロディーの対象になったというが、今では熱血の巨匠と言われる島本和彦先生ですら、デビュー当時は熱血のパロディーをやっていたし、そもそも熱血は古いのだ。
しかし、その古い熱血をそのまま全肯定して正義のために延々と人殺しを重ねる燃え系ロボット萬画も微妙なんだよなあ。いや、ゲッターロボの石川先生は熱血過ぎてアレだったのでアレ萬画として丁度良かったけど。
というわけで、熱血をパロディーとかそのままコピーするのは僕の完成には会わないのだが、熱気バサラはやっぱり熱血だとは思う。そしてカッコいい。


たぶん、僕は熱血漢が余り物を考えないで人を断罪する姿勢が気に食わないのだと思う。
なぜかというと、僕は冷血漢だし、断罪される側の存在だからだ。
トミノアニメとかは頭に血が上った人の判断は、ちゃんと頭に血が上っているものとして描いてあって、それが正義とか誉めないのがいいよね。
燃えアニメとかはなんか根拠もなく正義だから怖くてタマラン。
「大切なものを守るために戦う」っていうのが一番恐ろしい開戦理由ですからね。陳腐だし。
大切なものを失って始めて大切さに気づく事は良くありますが、それでも死ぬほどではない。案外平気で生きていられるものです。死ぬ事だって、皆がやってきた事だ。僕にだってできるはずです。
結局、大切なものを大切だと認知して、それ以外を断罪する行為は、それまでの自分の人生で得られた価値観を無批判に肯定しようとするオールドタイプの偏狭な怨念払いにしか過ぎないと思うんですね。


そーいうわけでバサラは熱くてわがままだけど、人を差別しないのが偉いと思いまーす。一生懸命歌っててもちゃんと歌に付いて悩むのが良いなあ。子供の頃はそこら辺のテンポについていけなかったが。
でも、なんとなく、スゲーと思って見てた。CD全部買ったし。
熱くて自分のやりたい事を貫く男は好きなんだろうな。俺は。ただ、それだけではただの偏狭な人なので、自分のやっている事の重みを背負える男が素敵です。
まあ、バサラは意識せずにやってるんだろーが、それがまたかっこよす。


あと、マクロス7はジャミングバーズのバートン大佐が三枚目の悪役の間違った上司の位置にある人なんだが、彼も彼なりの一生懸命さをちゃんと描かれているのがいいなーと思いまス。子安武人に殴られてもへこたれない親父だ。
理詰めで作ってある作品よりも愛とか揺らぎが多い作品が豊かだと思う今日この頃。


そんで、フルメタル・パニック!の宗助君だけがアレなのは何でだろう?
いや、熱血軍人+学園というのはわかるんだけど。面白いアイディアだとは思う。
ラッセ・ルンベルグは普通なのになあ。
関智一は一人だけ薬をやってる人みたいだ。
納得の行く説明はあるのかなー?まだ2話。
スカートの短い女は嫌いだ。
なにそのキンタロハラカケ機能的意味あんの?
リリアンか海老茶式部しか認めん。
あとタイツ。
あと、制服ジャージ。
まー、データスーツはエロイよなー。