玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


          Sponsored Link Google AdSense 広告

「G-SAVIOUR」サウンドシネマ 第3話“深海のプロメテウス”

ドラマ 石塚運昇 草尾毅
ジェネオン エンタテインメント 2001-02-23


レンタルビデオ店に3巻のみあったので、借りた。
3巻のみ・・・。
http://www2.hi-nobori.net/camille-lab/gs/gsradio.htm
カミラボさんがくわしいです


ちょっと、冗長っぽい気もして、いらないシークェンスもあるのではないかー?
と、思ったりもしましたが。
まー、ハラハラドキドキ正統派の冒険少年物でした。
少年っていうか、大学生。
主人公の完成されて安定した人格がアメリカン映画みたいな感じで、まー、そこら辺はGセイバーだからなあって感じで、父親(科学者運昇)思いのスポーツマンで、頭も切れる熱血漢。
その割には、戦争のトラウマで5年間ずっと悪夢に悩まされている。
その割には、大学野球の地球代表チームのエース。
どんな体力精神力だ。


あと、敵。敵の問題です。
地球連邦の復活をもくろむ総督が個人的出世栄達自己顕示欲のみのジジイで、いまいちガンダム的な思想犯的な巨悪ではない感じです。
直接のライバルの大川透もテロ暗殺行為をする士官で、劣化ティターンズという感じ。
こいつらは、何のために悪い事ばかりしているのか?がよくわからん。うーん。
地球連邦が復活して、なんか良い事があるの?
悪い事ばかりしている人こそ、自分は良い事をしているんだと言う風にした方が僕は好きだなあ。
ネオアトランティスの人とか。
それとも、悪い事をしていると自覚しつつ、良い事をしているんだと表面的に信じてる不利をしたりさせたり。
カテジナとか。シャア総帥とか。
あるいは、悪い事が大好き過ぎるヤザンとか。
でも、まー、音楽ドラマで悪い奴を分からせるには、これくらいはっきりさせないとダメかな?


味方も微妙。
大塚芳忠さんがいきなりエゥーゴというかイルミナーティーという秘密結社の隊員で出てきてカッコよかったです。
かっこいいけど、いきなり主人公が怪しげなエゥーゴにいきなりオルグされたのには不安を覚えた。「親父の汚名を晴らしてやる」っていうだけでホイホイついていくな。
カミーユがクワトロにオルグされるのはいいんです。恋ですから。
トミノによる小説版Zガンダム序盤のJUNEッぷりは異常。
カミーユの学校でのあだ名が鉄の乙女。たまらん。


つーか、モビルスーツは一瞬しか出てきません。「ガンダム」も出ません。
でも、ジャケットにはガンダムの顔が。
羊頭狗肉


あと、世界設定も、やっぱり、生物発光というGセイバーのガジェットが好きになれない。


とかなんとかケチはつけたが、軽めのSF映画としてはまー、それなりに楽しめました。
G-セイバーらしく、アメリカSFドラマっぽいかんじで分かりやすかった。
最後に主人公が悪人をやっつけるところも爽快でした。


しかし、Gセイバーはガンダム20周年記念イベントとして、世界展開を目論んでいたのだが。
ドラマCDですよ!ドラマCD!
そのラインナップの企画は微妙にしょっぱい。っていうか、日本向けなのに、アメリカドラマ的な演出。
うーん。
それがG-セイバーだ!


宇宙戦艦ヤマトもオールドファン向けの松本零士的な大ヤマトとか超時空戦艦まほろばとかと、YAMATO 2520という新しいファン向け(海外向け)的な感じで作ってたんだよなあ。
やっぱり、20周年イベントの企画は何気に似ている。


まー、Gセイバーの方が宇宙世紀っぽい味付けでオールドファン向けだったのかもしれん。
そして、富野由悠季総監督の∀ガンダムの方が過激だった気がする。ターンエーはアメリカ人の話だし。
そして、Gセイバーは何気に黒歴史だ。
そして、21世紀のガンダムも本来的な意味で黒歴史に組み込まれつづける。


でも、アメリカでそこまで大ヒットしたと言う感じではないなあ。
アメリカ人はガンダムが分からんのか?
しかし、アメリカだけが世界ではないでしょう?


まー、ハリウッド版エヴァもぽしゃったくさいのだが。
しかし、アメリカはロボットが苦手だよなあ。スターシップトルーパーズにもパワードスーツが出んかったし。
マスタースレイブ式の小型戦闘機とかがあってもいいんだけどなあ。