玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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オーバーマンキングゲイナー7鉄道王キッズ・ムント

キッズ・ムントってはてしない物語のモンデン・キントみたいな意味?
って思ってたけど、調べたら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88
ムント(独:Munt)とは、ゲルマン民族の社会での家父長権のこと。ゲルマン社会では家は一つの「自由圏」あるいは「平和領域」として政治的な単位であり、私法上の主体となった。ゆえに家の支配者である家父は家に所属する人と物に対して強力な支配権を有していた。家はより大きな共同体であるジッペに属していた。

って言う事かも。
でも、キッズなんだよねー。奥が深い。偽名かも試練が。
変な奴だ。敵を引っ張り起す手伝いをさせられて、怒って、逆方向に引っ張ろうという、猛進男だ。
何を運んでいたのやら?
今回は戦いを静観していたアスハムとの政治的取引で、キッズは警備隊と装甲列車を供出する羽目になったのだが・・・。ドーベックは秘密にしてたっぽいね。策士。
アスハムも主人公と絡まなかったらなかなか賢いなあ。マシュマーみたいだ。
戦いの本筋に隠して、政治的意図があるのが富野っぽくて楽しい。


ミイヤ・ラウジンは同じミイヤでも種死のミーヤ・キャンベルよりも堂々としてるね。どちらも偽者なのに。
偽者だけど、ミイヤは役割を演じている自分も自分だという風に楽しそうに生きてるのがかわいいと言うか、!
すてきなおっぱいです。
ルブルとのコンビも楽しいなあ。


オーバーコートを着替えて戦うという、おもちゃっぽく楽しい戦いが繰り広げられた今回。
戦いと言っても、敵をやっつけるんじゃなくって、天井を元に戻すっていうのが一ひねりしてていいなあ。
で、ありながら、ドゴッゾがたくさん出てきてガチコの狙撃とかパンサー隊との格闘とかもなかなか楽しい。
永久凍土を溶かすキンゲも頑張った。
これで、チェルノボーグが本気の砲撃をして来たらもっと面白かったんだが、今回は武装はしてなかったのかしら?つーか、ワイヤーくらい砲撃で切れよ。


「ほめてもらってこいよ。ボクが一番がんばったんです、ってな」サラに褒めて(認めて)もらえず、ゲイナーのプライドは若干傷つく。
http://d.hatena.ne.jp/psb1981/20080201/1201958452

この解釈は氏にしては、ちょっと恣意的過ぎると思う。
僕としては、このシーンはゲイナー君よりもサラさんが主役。
サラさんはベローを誉めて、手を握ってる。ゲインの事も誉める。
だから、ゲイナー君が「誉めてー」って言ったら誉めてくれるだろーけど、「そんなのいいですよ!」とすねちゃうのがゲイナー君の可愛い所。
なんだよ!キスだってしてくれたのに!だれにでもそうなのかよ!

。これはファーストガンダムエヴァンゲリオン的な”主人公がたった1人で重要な任務を抱え込んで悩み葛藤する=特別視される主人公”という構図とは異なる。主人公が抱え込む責任感や孤独感=過剰な自意識=それに共感してしまう視聴者というのは、ロボットアニメにありがちな構図だが、キングゲイナーではそんな構図を排して、ゲイナーが「その他大勢」「普通の少年」としてヤーパンの天井(社会)に参加する過程が描かれる。ニュータイプだとかサードチルドレンだとか、決してそんな特殊な存在としてではない。

ゲイナー君は特別扱いされたいですよ。でも、好きな子に特別扱いされたがる青少年は特殊な存在じゃないよなあ。
で、
ゲインはサラを評して「男殺しに、なるのかねえ?」とヘラヘラしてるのさ。
サラさん的にはロボットもブリッジもちゃんと働いてる男子は同列で誉めるらしいです。さて、ゲイナー君とベローは今の所は互角という事が判明しましたが。
どっちがモテるかなあ?
他のクラスメイトも結構可愛い感じなのにねえ。
ベローは留年、ゲイナーはヒッキー。
サラは孤児で活動家。
もしかしたらクラスで結構浮いているグループなのかも試練。
いや、サラはスポーツ万能で優等生だし、エクソダスは先生公認だし、どうだろう?
うーん。女の子からは嫌われそうな気もせんではないが、僕は女ではない。



ドラえもん的世界観なのかもな。