玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダム0018悪意の矛先

今回の!冒頭の!弾幕は!良かったッ!
弾幕、それは人の命の雄たけびだ!
今週は面白く見えるぞ!そう思った!思ったんだよーッ!


グラハム・エーカーのカスタム・フラッグが乗り手の技量と気迫で買ったのは素晴らしくよかったです。敵の矛なら敵の盾を打てる!
フラッグというモビルスーツはロボットというよりも登場人物の接し方が航空機的な概念なのが良いね。
っていうか、今日の主人公はグラハムですね。
うーん。
ガンダムって言うのは僕にとっては「青春と反骨精神の守護者」なんで、「圧倒的な力」と言う風に描く水島精二監督とはガンダム観が違うのかも。
まあ、僕のガンダム観もわりと偏ってますけど。


というわけで、プラモデルの販売促進としては良いんじゃないですかねえ。



かたわ少女katawa shoujo
http://katawashoujo.blogspot.com/
http://dekubar.blogspot.com/
って、障害者の恋愛って言うよりは外人の作る恋愛ゲームとしては完成度が高い気がするので期待しているけど、新撰組ファンのオレでも行殺新選組は一応普通のエンディングを見ただけでフルコンプしてない。
リトルウィッチも放置してるなあ。



てなわけで、
普通にアニメが見たい人や芝居やテレビを見たい人はNHKのメジャーとか電脳コイルとかきらっといきるを見たほうが絶対に良いと思いました。
そりゃー、視聴率で負けても当然だよな。
はははは!
http://www.nhk.or.jp/kira/
今日は、脳性まひの人が無産者の癖に人に面倒を見てもらって、川柳をはじめてから性格が明るくなって、人を感動させたいと言い、将来は「スカイダイビングをしたい」とか抜かすので、ふざけるな!弱者は死ね!地球がもたんときが来ているのだ!と思いましたけど、人ってそう言うものなのだな、という気もしました。

妹「あたしも、お兄ちゃんの脳はアレだけど、楽しく生きてるのでよかったなあと思うよ?」

なんだと!

妹「だって、あたしとお風呂に入ったじゃない!楽しくないの?」

幸せでしたよ。

妹「楽しそうなお兄ちゃんと一緒にいると、あたしも楽しい!だから一緒にいるの」

ん?それは論理の因果関係がループしてないか?おまえがいるから俺は楽しいから、その俺を見るのが楽しい?だからおまえはいる?

妹「どこがおかしいの?あたしはいつもいるんだからオッケーじゃん」

うむむむ?うーむ。深く考えると分かれ話になるから考えない。

妹「なんでさ?」

あーあーあー!だから、考えすぎたら俺はお前といる価値がないという事になるから考えない。

妹「お兄ちゃんはあたしを愛してさえいればいいのッ」

だけどねえ・・・。おれも男の子なもんでね。

妹「そういう気持ちは、わかろうとはおもってるわ」

ありがとう?


病院で歩いている沙慈君が思いっきりエヴァンゲリオン17話の鈴原トウジで、看護婦のうわさといえばエヴァだよな!って、引用の引用は孫引きではないか!と思ったよー。
うちの妹はあの看護婦を見て、完璧にブチ切れてたけどね!
妹は姫草ユリコのように俺の看護婦を小学生の時からやってくれている女性だ。
彼氏はついててやれよ。
看護婦も、自分の仕事の事ばっかり心配してるんじゃない。
なんか、おたくっぽくつながりを拒絶するキャラクターの出るオタク向けアニメではなく、オタクっぽくつながりを描く事の出来ないオタクが作ってるの?って思いました。
沙慈君って長旅の間にルイス・ハレヴィーの家族の事を全く調べようともしなかったの?まさか!
ルイス・ハレビィーって他に友達が一人もいないわけ?
まあ、大学に行くまで真相が分からないって言うのはそれっぽいとは思ったけど。スメラギさんは新聞くらい読めよと思ったけど。
っていうか、この2人になにか不幸が起こると言うことはセオリーとして見え見えすぎて、それはそう言うものだと了解していたんで何が出てくるか期待していたのですけど、Jack in the boxセオリーでしかありませんでしたね。
いや、まあ、テレビアニメなんて刹那的にビックリさえすればいいかしら。
主人公は刹那だし。


不良軍人は不良すぎると思いました。友達はいなさそう。
こいつもつながりのないキャラクターだ。娘の誕生パーティーって?記号?


悪い釘宮理恵は小学校も出てなさそう。そーいう理屈が通じる人じゃないっぽい。
そう言う人っているのかしら?
アニメという作為芸術を作為で整理しようとしすぎて作為が不自然になっている気がします。

 何故だよ!!
 一つで完全無欠に永遠であるものなど、この世の中には無い!
 だからこうやってグチャグチャに生まれてきたなら、オルファンだってそうだろう!
 自分と反対にあるものと戦って、探してるものがあるんだろう!
 オーガニックで有機的なものが一つのものであるわきゃないのに!
 貴様!・・・お前は!!

いやまー、ほら、オタクって友達がいないから、友達がいないほうがリアリティーを持って見られるし、逆に友達のすばらしさー!見たいなアニメもうそ臭く思えると思うってのは、わかる。僕も友達の前に堂々と姿をあらわせない人種ですから。
ですけど、リアリティーを標榜するアニメにおいて、まったく人とつながらないとか、噂話もしなかったりとか、人のことを考えないで損得やわがままだけとか、それって逆にリアリティーなくね?
まー、トミノアニメみたくぐちゃぐちゃにしたら人にはわからなくなるか?
あ、そっか。
非富野ガンダムのリアルって言うのは、雑多な人間や技術応用をひっくるめた世界観のリアル、ではなくって、メカニックなセンスのリアルとさえあればいいんだね?
あとはおっぱいフィギュアが売れさえすればいいよ。と?
ストーリーは世界情勢に絡めて、ワイドショーのように事件が羅列されていけば良いと。
ふぅん。
そう言う風潮で、ハイティーンオタク向けって言うのはドンドン設定だけ過激になっていって芝居としては???になっていってる。
つまるところ、過激な描写を先鋭化させていっているってだけで、変態ビックリショーのアイディア勝負の過剰適応進化なのよ。
で、オタクってそーいうキャッチーなのに気を惹かれたがりますし。
おたくっぽく理由付けすると釘宮トリニティは小学校も行ってないで戦闘兵器として育てられたから常識がないのかもしれない。フォウ・ムラサメとか、エルピー・プルとかオタクってそう言うのを好むよね。
というか、オタク自身が常識とか人とのつながりがないんで、狂人には親近感が沸くし、その活躍は自己肯定感ともなるんだと思う。セカイに傷つけられた狂人がセカイに復讐するのはクールだと思う。
僕だってすげこま君です。
他人って言うのは自分の事しか考えないで人を傷つけるものだ、と思ったほうが楽だし、ボクのようなこじれたオタクはそう思っています。


そりゃ、オタクってそうかもしれないけど、でも!
それだけなんですかよ!
キングゲイナーの最終回って、完璧なセカイ系デビルになったオタクとエリート美少女戦士が「恥ずかしい思い出」を思い出しちゃって情にほだされる話でした。
そうなんだよねー。クールぶって世の中を恨んでも、そーいうつまんない事でフラフラしちゃうんだよねー。
と、キンゲはリアルだなあ。
つまり、100%の聖人君子もいない代わりに、100%の狂人になることもできんのだから、まあ、若いうちはそう言うのに憧れる事もあるけど、結局はその間でフラフラするしかないんだし、それがドラマの運動エネルギーになるんだよなーって思う。
メンヘル女のブログだって年中メンヘルなわけではなく、たまに飯を食って美味かったとか書いてしまうのが人間なんだ。
100%自分は狂っていると思う奴がいるなら出て来い!ガンダムを見せてやる!



僕だって人間が大嫌いですけど、脳内妹に説教されて、脳内妹に愛されて、脳内妹がステキだと思うことが出来て、脳内妹を愛する心があると気付けたおかげで、結構ポジティブになりましたよ。あとトミノ
うーん。どんなアニメを見ても脳内妹トミノがますます好きになってしまう回路です。
俺、妹、禿の三位一体構造を中心に据えた曼荼羅です。
でも、まあ、死刑や自殺は経済的需要があるよね。


今回、ストラトスから噂を聞くだけだった空気主人公の刹那・F・セイエイが来週は主人公っぽくなりそうなので、良かったなあと思いました。
黒いガンダムを否定しろ!
と、思ったら単なるクリフハンガーの客引きで、来週はロックオン・ストラトスの因縁話なの?
それは本筋ではない?
うーん。
トミノアニメって、詰め込んでるけど、「今日はこれをした話!」ってわりと分かりやすくいえるんだけどね。
っていうか、先週の引きを覚えていられない俺である。
まー、そう考えるとZガンダムは割と不親切なつくりだったかもしれん。
機動戦士ガンダム00も、一気に見たほうが面白いのかしら?ビデオ向け?
映画で短くまとまると良いよな。


富野なら、グラハムと長男の戦いに刹那をぶつけてきて1話でまとめそうなものだ。


あ、でも、こー言うアニメに本気で入れ込んで、人間の情とかを期待してしまうのはこじれたオタクだけかも。普通の視聴者はビックリドッキリ展開で楽しませてくれたら消費できますか。そう言うものだよなあ。
きれいなメカとキャラがいて、デーハーな事件が起きたらいいんだよね。
あーはーはー。
愚民は死ね!