玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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超既出「ガンダムの父・富野由悠季氏の講演をムービー込みで掲載」

http://www.4gamer.net/games/043/G004340/20080213051/


ここ数日、大富野教信者スレもろくに見れていなかった。
3年前の富野に「ボクのマンガはどうでしょう?」って言って、「自分を分かって欲しいって言う作品を作るのは辞めろ!」と面と向かって言われた俺だが。
今のトミーノは「しかし,我々が今日現在までものを創る――アートをする,すなわち技能を行使するということですが――のを,どういうつもりでやっているかというと,自分自身の存在を,創ったものに表現して,第三者に分かってほしいと思うことではないでしょうか?」と言う。
てめー!こんにゃろ。
言わんとすることは分かる。
トミノ監督は続けて「 自分の痛み,自分のつらさを分かってくれという自分固有の思いを,第三者に伝えようとしたとき,日記風の表現をしているかぎり,それを認めてくれる人,気づいてくれる人しか読んでくれませんし,見てくれません。「私の悩みを,みなさん分かってくださいよ」と言うときの「分かってくださいよ」という部分の表現は,1万人,100万人にあまねく伝わるような形をとらないかぎり,決して伝わることはないのです。
 つまり作品を発表する,表現するということの根本的な意味は,100万人に伝わる言葉遣い,100万人に伝わる表現方法を,スキルでもってアピールしないかぎり,絶対に伝わらないということです。」
とも言う。
つまり、やっぱり、「富野はパンツを脱いで作品を作るし、しかも脱ぎ方にもこだわりがある」という、大富野教スレでよく言われることなのであるな。


よく、トミノエヴァは嫌い!っていってるけど、クリエイターとしての庵野秀明や作品としてのエヴァンゲリオンはむしろ認めている、というか「在ってもいいんです」って言ってる。むしろ、その尻馬に載っているサラリーマンやオタクを含めて「エヴァは潰したい!」ってことかなーって。
まー、システムが嫌いであり、またシステムを作りたいって言うおハゲ様だからなあ。


しかし、かなり笑えない話をしているのに観客がよく笑っているのは、どこか他人事なのか?それとも富野の話術が巧みだからなのだろうか?
いや、本当に戦慄すべき時は笑うものなのだろうか?


富野のおかげでオレのパンツの中はいつも発酵させられる。俺は金の取れる人じゃないので、定職についたらパンツを脱ごう。
あーあ。単位を落すなよなー。