玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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禁断の惑星とイデオンの媒体違い

えっと、イデオンの声優さんの座談会によると、自分の役がどういう職業なのか、そもそもどういう話なのか、ほとんど把握していなかったらしい。
わははは
自分が出てないときの台本も読もう。
でも、主役の塩屋翼も・・・。
それでも芝居はしっかりと憑いてしまう富野喜幸の無理やり演出が素晴らしいね。
昔は怖かったのだろうか?今もか?でも、麻上洋子さんとかは富野をいじっていたな。


で、元ネタの禁断の惑星もSFなのですが。
実写だけど合成に慣れてない時代だからか、役者が微妙に棒立ちで手持ち無沙汰っぽくしているのが気になった。
とくに、脇役が多く出ている序盤とか。
北野武監督も「性格描写とかよりも、役者はとりあえず手をぶらぶらさせないで、指先までちゃんと芝居をして欲しい」というニュアンスのことを言ってたような。
なるほどなー。
ビートたけし富野由悠季にもほめられたし、座頭市よりはBROTHERがおもしろかったので、割と信じる。
スタートレックとかは脇役もとりあえず計器をいじっている芝居をつけられてるんで、良くなってる。
そりゃ、1956年の映画とは違うよな。


で、やっぱりアニメはキャラクターを役者だけにまかせずに、監督のイメージが絵コンテとかで直結できるから、芝居の目的意識がハッキリするのかなー?とか思った。
とくに、SFとかわけのわからない説明しにくい話の場合は。
まー、アニメでもナントナク演出もあるし、実写でもカメラマンも加えてみんなで詰めていく感覚もあるし、アニメーターの方で膨らませる事もあるし、まー、頑張れ。