玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

宇宙戦艦ヤマトの最終回の再放送と伝説巨神イデオン発動篇を比較。

偶然やってたし見た。
うわ。
真逆。
やってることは似てるんですけどネー。
宇宙人が船の中に入ってきて、最後の銃撃戦をして、大砲を打って云々。
ガミラスを滅ぼして「我々がすべき事は愛し合う事だったのだ!」
と言ったはずの古代進君は、相手が生きていると活き活きと射殺します。
あははは。
細かい事を上げるとキリが無いが、ヤマトはフォーカスが1つに絞られていて、目的がわかりやすいね。
名場面だ!ここを見ろ!
ピンチだ!ドキドキしろ!
名セリフだ!ここを聞け!
死んだ!泣け!
生き返った!喜べ!
みたいな。


イデオンって、誰かが何かをしているのが映っていたら、たいてい、後で誰かが何かをしているのが映っていたり、映っていない所で事態が進行してたりして、視点がたくさんある。
テレビシリーズのイデオンは毎回律儀に葬式や戦闘反省会を開いたりしてたけど、発動篇では死を悲しむ暇もなく、死がやってくる。と、おもったらいきなりゆったり笑ったり泣いたり怒ったりする。
つまり、詰め込まれて折りたたまれている。圧縮されている。つぎはぎのプロの富野。
それをして、分かりにくいとのそしりを受けるのだが、いや、これが癖になると、解読するだけで快感なんですね。
発動篇ラストの発動シーンは10分しかないんだが、解読すると5億年とか経ってる。DVD一枚の収納効率が良すぎる。
いや、解読できる俺は賢くて詳しいオタクだから俺を認めろ!って言う訳でなくて、見てるだけで快感なんだよ。快感フィルーム。新條まゆですよ!
覇王♥愛人ですよ!
黒龍さん=トミノンさんですよ!
いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
おーーーーーーーーーーかーーーーーーーーーーーーーーさーーーーーーーーーーーーれーーーーーーーーーーーーるーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



とか言いつつ、僕はミステリ系小説の解読は快感を感じないんだよなあ。
SFも中学生の時ほどアイディアに感心しなくなったし。
なんか、あるものを隠して、予想させて、小出しにする作りっていうのがセコイって思うんだろうか?
うーん。情報が伝わるよりも速い速度で情報を詰め込んでぶつけてくるような物語の情報衝撃波にもまれるのが好きなのかも。
いや、適当に言ってますけど。


つーか、真田さんスゲー!
ジョリバもこれくらいやっていれば・・・。
いや、ジョリバはカッコいいぞ!