玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ポルフィの長い旅17真っ白な旅立ちと、クローズアップ現代

うわああああああ!
名作過ぎる!
アテレコなのになー。ポルフィ甲斐田ゆきの泣きとか、のどの詰まった感じの演技がタマラン。
実写なら、現場の雰囲気で泣けたりもするんだけど。
アニメでこの芝居はやベーなー。
ええいーあー君からもらい泣き。
望月智充監督が音響監督もやってるからなあ。脚本も!
うわあああ。すげえ。
そんで、芝居もスゲーし、アニメだからタイミングとか構図や色が実写よりも巧みに制御できるんですね。
いや、これがまた。良い!
作画も綺麗だなー。うん。安定してる。色んな年齢のキャラがちゃんとなー。
それ以上にロケハンにかなり金をかけてるっぽいんだが。資料だけでここまで描けるんでしょうか?
ねー。
富野監督もシートン動物紀で考証の大切さとキリの無さについて書いてらっしゃった。
それから、今回思ったけど、セリフ!セリフもいいですねー!
僕ってキャラクターの設定をキャラクターがそのまま話すと虫唾が走るんです。そもそも、最近の若いアニメキャラクターは能力は派手だが挨拶ができん奴が多すぎる!
あ、ここで言う挨拶と言うのは、「こんにちわ、さようなら」だけではなくて、「相手の言葉を受けてのリアクション」とか「相手の言葉と自分の言いたい事を連結するための、つなぎ語」と言う事です。儀礼語?言語学には明るくないが。
「つらいところね」「いいときくるよ、ベス」とかは、雰囲気語か?
そーいうのがきちんとできてると、人間関係が一貫して見えるわけです。
一貫してつながると、個々のシーンの要素が増幅されて、感動!みたいな。


っていうか、ギリシャ人優しいいいいいいいいいいいいいい!
やっべえ!
こういうのには弱いですねー。
みんなダラダラと働いてるのがいいネー。


妹に会いてえええええ!
こういうのにもスゲエ弱い!
妹とお兄ちゃんは同じ魂と同じ思いと同じ運命をまとっているんですってよ!うひーっ!
それはいいな!
ティーッンとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!


日本アニメーションの執念を感じますねー。
すげえすげえ。
費用対効果はどうなんだろう?
これを商売にするには・・・?うーん。


海外で映画版をまとめて見せるーみたいな手も在るんですがー。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2008/0805-1.html
「東京を経由せず直接世界とつながろう」
って言う事も一理在るんですが。
宮崎アニメが海外で評価されているのは、ジャポニズム補正が多い気がするんで。イノセンスとかも。
サイバーもジャポニズムっぽいですよね。バベルとかの描写を見ると。
海外の人も思い込みに囚われた人間なのは日本人と変わらないのだから、はたして、海外が正当なのかって言う気もしないではない。
ガンダムイデオンはマルチレイスっぽいんだけど、どうなんだろうか・・・。リーンの翼はジャパン過ぎますが。原作も。
あ、富野由悠季監督は八百万の神やニューエイジ的超ひも理論で汎神論的ハイパー化してしまうから案外、一般受けはしにくいかも。
僕の大学のアメリカ人の教授は日本育ちで、「ガンダムはレジェンドですよ」って言ってた。うーん。
Zガンダムとかはヨーロッパとギリシャ神とオリエントの戦争的な感じに解釈できますよね。名前があからさま。


しかし、フランダースの犬は地元ベルギーでは無名らしいし。まあ、あれは早すぎたオタク批判だと僕には思いました。

[編集] 輸出
海外放映も盛んで、いろいろな国で放映されている。韓国・台湾・中国・フィリピンなどの東・東南アジアやドイツ・フランス・イタリア・スペイン・アメリカ合衆国等欧米、中東等。ちなみに東南アジア地域では『名犬ラッシー』を除く全作品が放送された。アメリカ合衆国では『トム・ソーヤーの冒険』と『若草物語』の数話分しか紹介されていない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%90%8D%E4%BD%9C%E5%8A%87%E5%A0%B4#.E6.9C.AC.E6.94.BE.E9.80.81.E6.99.82.E3.81.AE.E5.A4.A7.E4.BA.BA.E3.81.AE.E8.A9.95.E4.BE.A1

トミノ監督もヨーロッパで三千里〈だったか?)の放送を見て、「日本のものだと思われてなくて悔しい!」って言ってた。
売れたらいいやん。
というか、ポルフィの出来だったら海外の人も普通に見れると思うんですが。どうでしょうか?重すぎる?


しかし、海外で売れたらよい、と言う面もあるんですが。
自給自足しろよ、土地のものを土地の人が楽しむのが一番ではないかとって言う気持ちもあるんですよね。
それは僕が京都人だから、そう思うと言う面も在るのかもしれない。
まー、僕も昔から京都にいた家ではないので、若干の疎外感は在るんですけどね。
うーん。食べ物や服飾家具と、アニメーションなどの物語作品はまた扱いが違うか。うーん。
とりとめがないー


あと、ジブリ的に売れる、としたらやっぱりブランドにしてしまう事なんですよね。今日のクロ現もそうだったし。
堤幸彦とかはそーいう感じで売って行くのかなーっていう気もする。でも、堤監督はブランドよりはエンターティンメントとしての作品を重視してるのかなあ?いろいろやるし。
庵野秀明もそうだよね。
うーん。でもー、ブランドって言うのは良いんですけど、北野武がキタノとしての自分に最近悩んできちゃったり(あの悩みぶりも面白いのかもしれんが、未見。BROTHERはおもしろかった)。
あと、一番売れている一人勝ちのブランド以外を「ニセモノ」って言ってしまうのもブランドの弊害かもしれない。そこらへんは視聴者ももっと雑食になって欲しいんですけど。


とりとめがないー


結局の所
ポルフィなー。
売れてほしいんですけど。すごいおもしろいし。
俺は金が無いのが申しわけないっす。