玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

機動武闘伝Gガンダム2〜5新生シャッフル同盟との出会い篇

昨日今日で2個ずつ見た。


僕は黒歴史研究家なので、∀ガンダムをよりいっそう面白く見るがためにアナザーガンダムも見ようと思って、見てたのね。
んで、Gガンダムは21世紀に入って成人してからDVDで通して見たんで、より抜きでいいかなーと思ってたんですけど、決勝リーグ篇を見ていると、これがなかなか面白い!
というわけで、シャッフル同盟とデビルガンダム四天王からみの話は見て見るか?という事になったのです。
そしたら、見なくてはいけない話の数の方が多いんだが・・・。
うへぇ!
早く∀ガンダムを見たい!せめて今年度中に。
しかし、ガンダムセンチネルがどうにも読み進められんので、、、、。イデオンの小説を読む前にせめてレトリックの教科書は読んでしまわないといけないし、シド・ミードガンダムだけで判断しないためにYAMATO2520を見る予定だが、そしたらブレードランナーとトロンも見なくては。という条件付けが発生する。速聴がちゃんと出来ているか聴くためにキングゲイナーも見ないといけないし。

「夢世界の旅人マックス・ムトの手記」みたいな思考パターンですな。
まー、ソレくらいターンエーガンダムには期待しているんです。
もちろん、自分の研究や自分の創作も!


というわけで、ここまで枕
Gガン感想を書きます。では、拙速。


  • つーか、中盤からいきなり序盤を見ると!暗い!

地球が汚れきってて暗い!ガンダムファイトはスポーツではなく代理戦争なので、ファイター以外の周りの人が汚い!悪い!
Vガンダムをスタッフもひきずっていたのか・・・?まー、企画原案に富野が絡んでいたしな・・・。
んで、
ドモンが悪い!酷い!未熟!
文化財破壊、傷害、誘拐、騙まし討ち、割り込み、単独行動!
めちゃくちゃだー!
ギアナ高地で本当に成長したんだなあ、という事が、順番を変えてみるとよっく分かる。明鏡止水だ。
っていうか、序盤のドモン・カッシュは焦りすぎている。
だから行動がメチャクチャだし、本人はメチャクチャでも罪悪感がない。
が、序盤はデビルガンダムやカッシュ博士の事は小出しの情報しかないので、ドモンが訳の分からない悪い成人男性という印象になってて、ウーン。感情移入しにくい。
そもそも、成人男性の癖にガンダムの主人公というのがダメ。
いや、当時でもコウ・ウラキとかいましたけどね。でも、ほら、あれは大きなお友達向けだし、コウは大人になっても子どもをやっているような人だから。(萬画版では成長したが)
ドモンは大人の汚さ的な部分が在るよね。目的のために手段を選ばない。平気で自分より弱いものを踏みつける。
(まあ、ドモンより弱い奴って客観的には結構強いんだが。女子供とファイターには正々堂々だ)
そんで、レイン・ミカムラがまた、いい女過ぎて、萌えない!
幼なじみと言うのは萌えるのだが、成人女性。外科からメンタルまでこなす医者であり、一人でガンダムを整備するメカニックであり、コアランダーを操るエージェントでもある。
(エージェントというか、ドモンの単独行動の尻拭いというか)
コブラのレディみたい。でも、メカじゃなくて生女。
序盤のレインも微妙に硬い感じがしてとっつきにくいですね。子ども萬画として。
っていうか、雰囲気が全体的にアダルトなんだよな。
犯罪とか暴力もそうだし、女性の描き方も。
2話で早速チボデー・ギャルズのバニーがアメリカ国防総省の暗殺部隊に薬漬けにされて操られたりな!
Vガンダムは子どもが主人公なのに、ユーゴ扮装とカルト教団と民族分離主義戦国時代という超ハード展開で、アンバランスな作品だった。
もちろん、子どもの目を通して世界のアンバランスさを描く、と言うのは正統派の作品作りといえなくもないわけだが。
まあ、今日はGの話です。
Gガンは、ストリートファイターブームとか、ロボット格闘とか、UFO仮面ヤキソバンマイケル富岡内山信二君とか、めっちゃ子供向けだと思わせて、
いきなりアダルトですよ!!!
いきなりイタリアンマフィアと渋い警官ですよ!
中学1年生の背伸びしたがる僕(逆シャアF91Vガンダムと0083を見てたレベル)は、「リアルなガンダムが今更ロボットプロレスをするなんて許せぬ!」と、学友に怒っていたのだが。
出されたものは逆に中坊には早すぎて理解しにくいアダルト演出。
こ、これは、どういう視点で見ればよいのか・・・?
そういうわけで、本放送は決勝リーグバトルロイヤルまで飛び飛びで見ていました。


その割に、部活の科学部で、コンピューターを使ってシャイニングガンダムを描いたりしていたのだが。で、翌年のGWとエヴァガオガイガービバップのおかげで脱ヲタに完全に失敗するという典型的な流れ。


まー、スタッフも手探りだったんだろうなあ。
結局は今川泰宏監督は「自分の趣味を出すしかない!」という庵野秀明と同じ境地に1年前に達したようで、東方不敗マスター・アジア!ゲルマン忍者シュバルツ・ブルーダー!(シュバルツについては富野案らしいが)セーラーがんだむ!
そういうものが出たおかげで、視聴者である僕も、「ああ、アホなんだ。大人だけどアホ番組なんだ」と、方向性を了解する事が出来てよかったなー。
(アホと見せかけて、エレズムに対する返答を行なったりもする)
翌年のガンダムWもGガンの後なので美形とか超人エージェントが出てきても許容範囲内に収まってしまってよかったですね。


ガンダムSEEDも最初はSFとか友情とか戦争とか、いまいち手探りでしたが、すごく強くて正しくて不殺のキラ様という風に方向が定まってよかったっすね。
ガンダム00は戦争がテーマかと見せかけて、ガンダムバカによって皆がガンダムになってよかった。

なぜ、こいつらがシャッフル同盟に成れたのか?説明はほとんどなく、東方不敗が素質を見込んだり、先代のシャッフル同盟たちが「波動を感じた」と言っただけなのだが。
あと、まー、G7だかの大国ではある。
でも、やっぱり理由が無いと落ち着かんので、ちょっと感じた事。
やぱし、「地球を愛する心」かなー?シャッフル同盟は地球を守る。

  1. ドモン・カッシュはコロニー格闘技の覇者、キング・オブ・ハートだが、父親のライゾウ・カッシュ博士が地球を救うアルティメットガンダムを作った。父であるカッシュ博士を助け、デビルガンダムを倒す事で地球を救う心がある。
  2. チボデー・クロケットはコロニーボクシング界のチャンピオンだが、コロニーから降りてきて生まれ故郷の地球のニューヨークに夢を与える事がアメリカンドリーム。
  3. サイ・サイシーはコロニーに新しく創設された竹林寺で修行を積んだが、竹林寺に僧が引き抜かれて抜け殻になった地球の少林寺を再興する事が目的。
  4. ジョルジュ・ド・サンドはかつて歴史に名を轟かせたヨーロッパの大国ネオ・フランスの威信を取り戻すと言う。(ナポレオン時代っぽいが、王政復古後っぽくもあるが、ルイ14世辺りかもしれない。しかし、Vガンダムの後、ガンダムXとかアベニールやガンダムWガンダム00を間に挟む事を考えたら、ネオフランスという国が未来世紀以前の地球にあったのかもしれない)
  5. アルゴ・ガルスキーは宇宙海賊の仲間を助けるのが目的なので、あんまり地球とは関係ない。が、地球と言うリングに囚われている。

というわけで、大まかに言ってしまうと、「宇宙で育った者たちが地球を再生させる」という、非常にガンダム臭い共通項があったりするのではないか?と。
で、最終的には個々の地球に対する思いをまとめて、小さな対象から大きく広げて、地球ガンダム連合ですよ!スゲー!
Gガンダムスゲエなあ。ターンAガンダムとかキングゲイナーガンダム00を先取りしちゃってるじゃん!
考えて作ったのか、それとも設定の必然性から偶然そうなったのかは謎ですが。


  • 国の書き方がステレオタイプすぎて破綻していておもろい
  1. ネオアメリカはやっぱり軍人が偉そうでスラムでアメリカンドリームだ。まあ、それはまだ許せる。
  2. ネオチャイナはいつの時代の中国なんだ。服装も古臭い。青竜刀を持った盗賊とか居るしwww!髪をそってる子どもがいたり、弁髪の人がいるっぽいので、清代なのか?しかし、清代の少林寺って弾圧されてたよな・・・。共産主義ではなさそうだ。まあいいのか!ネオだし!時が未来に進むと誰が決めたんだ!
  3. ネオフランスもなあ。上にも書いたけど。政権によって結構バラバラな方向性の国だが。騎士道は共通するからいいのか?エッフェル塔が折れているのはネオアトランティス帝国のせいかねえ?(笑)
  4. ネオロシアは情報局と強制収容所。うむ。わかりやすい。

こんな風にカリカチュアした国を書いていいのか?とも思うが。
わがネオジャパンの科学者と官僚と軍人がデビルガンダムを利用して一番悪いし、ドモンは穴開きグローブにバンダナ、中途半端なブルゾンというジャパニーズオタクの正装の上に日本刀という恥ずかしすぎる格好をしています。その兄はゲルマン忍者と言う意味不明のロボットです。(日本は明治の時にドイツから科学を輸入しました)だから、世界の皆さんは日本のアニメを許してください。


  • 各話雑感


■チボデー戦
チボデーはリングの上でもガンダムファイトでも完璧にドモンにやられたが、アメリカ軍(の末端の暗殺部隊)に背いてドモンを助けてくれたので、ドモンは許した。
借りは返す!
アメリカ軍はキッチリ二人に殺されたよ。
殺しに来る奴は殺す!
チボデー・クロケット!ナイスガイ!」は誉めすぎだと思った。
ドモンはデビルガンダムのせいでサバイバルイレブンに興味がないのかも???
友情を育むのはこれからゆっくりと。だ。
■サイシー戦
何気に優勝経験者サイ・フェイロン祖父)が登場していてカッコいい。
ドラゴンガンダムとパイロットが大気圏突入のショックではぐれてしまうが、パイロットもガンダムも無事と言う中国製品クオリティー!むしろ、ドラゴンボール
脅しの芝居とはいえ、少林寺の僧がレインにナイフをむけるのはどうかと思った。まあ、関節技というのもエロくなるから使えないのか??
弁髪に仕込んだ針でシャイニングと相討ちだが、どうやったんだ?操作形に謎の多い機体。伸びるし。サイ・サイシーは一番小さいが一番実力と知恵と根性があったりする。
ドモンを振り回すところがちょっと子悪魔系ショタっぽかった。
サイシーのせいでドモンが勇午っぽく拷問されるし。エロイ。
ジョルジュ・ド・サンド
ショパンの愛人のジョルジュ・サンドから名前を取ったのはカミーユを連想させるが、別に発狂もしないし、最後に死に逝くドモンを振ったりもしない。
その髪形はどうかと思うが、DVDジャケットの解釈はカッコいい。
だが、貴族が直毛長髪というのも、どうかと思うが。しかし、島本萬画の美形の髪型としては、まあ、こうだよなー。花形満とか。
肩に乗ったままガンダムローズをそのまま動かすジョルジュ。
そんな!インターフェイスもなしに反応している!
ジョルジュニュータイプ過ぎwwwwwwwwwwv
ローゼスビットは地上でも浮遊するビット。しかもアッザムリーダー的にもなる。ネオフランス脅威の技術力。
それをシャイニングフィンガーショットで粉砕するドモンだが、その爆発でエッフェル塔が折れてレインとマリア・ルイゼ姫がピンチに。
っていうか、最初の爆発で死ねよ。まあ、そこら辺は、萬画だしね!
マリアルイゼ様はお子様ですねー。
ジョルジュのファイティングスーツのハイレグは中学生の頃は恥ずかしかったけど、今は平気になってしまった。
エッフェル塔を支える時の腕の筋肉がスゴイ太い。萌え。
ガンダムローズの剣に突かれたシャイニングガンダムの左手甲が風船のように膨らんで破裂し、目くらましになる。Gガンダムの装甲はナノマシンの積層構造材で、状況によって物性が変わると言う事が地味に分かった。
未来世紀は流石に未来。何でもありの萬画のようでいて、メッチャ未来。科学万能なので魔法に見える。
それより未来のターンエーガンダムが正しい暦なんだよなー!
ドモンはフランス語が書けない。
何語で話しているんだ!
日本語だな。アニメだからな。
コードギアスは英語?
アルゴ・ガルスキー
謎の絵コンテマン忍海知加良。
旅人!海!夕日!かもめ!囚人!過去!衝動!暴力!脱走!自由!因縁!
それから、透過光、フェードイン、バードマンの口調、脱走劇のトリック、グラビトンハンマーをかわして懐にシャイニングが飛び込んだ後(ジョーと力石の汗のように)に波が爆発したり、アルゴの過去設定を伏せたまま戦って最後にいきなり持ってくる構成とか。
出崎っぽい。
謎のコンテマンは全員出崎統でいいんじゃないかな?(笑)
演出は武井良幸さん。
収容所でのアルゴ×ドモンのホモ小説をネットで読んだ。
バードマンと独居房で毛布とベッドを分け合うのもなかなかホモい。
あと、今回もドモンは拷問されます。萌える。
兄の写真を取られて逆上。萌える。
最初に出会ったときはアルゴの腹筋にドモンのパンチが効かなくてボコボコにされたのに、食堂でアルゴを見かけただけで後から顔をぶん殴ってぶっ飛ばす。卑怯。燃え。
アルゴもドモンに惚れた。
ナスターシャ・ザビコフのクレジットがナターシャ。直せ。
アルゴとの愛をはぐくむのはこれから。
今回のナスターシャは見たところ中堅の情報局員のようだったが、上司が失態を犯したっぽいし収容所作戦もネオジャパンにばれたので、この後ボルトガンダムチームの監督に繰り上げ出世したっぽい?
女だてらにかっこいいぞザビコフ。