玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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マクロスフロンティアマクロスFファステスト・デリバリー

ぬるっ!
なんとなく似た敵(クローンだしな)、当たらない鉄砲、分かりやすいピンチ、マンガチックな萌え、薄い思想犯、敵のどうでもいい一言でショック受けすぎ、長い回想、なんとなくぶっ殺す、さっきまで熱狂していたオーディエンスを無視して二人っきり。
おまえ等の人格は薄すぎる。
でも、ぬるく見る分には面白かったです。
マクロス中盤らしく主人公が強くなると同時に恋愛ではどんどん優柔不断に成っていくし。
サウンドブースターでたし。
超時空シンデレラが可愛かったし。
監察軍をちゃんと描写できたらもっといいよな。


山田玲司富野由悠季の絶望に効くクスりで超時空要塞マクロスのことを「人格のないヒロインが戦争中に歌を歌うオタク向けアニメ」って言ってたけど、それもどうかと思う。
えっと、人格とか人生とか物語って言うのは、一応監督の頭の中にはあると思うんだな。
ただ、それを出さないようにして視聴者がストレスを感じないように作ってあるのね。戦争は描いてるけど、怖い部分とかめんどくさいところより、カッコいいところ、が印象に残るように作ってる。
で、設定はリアル風だからちゃんとしたものを見たような感覚も引き起こしてヲタクを面白がらせるわけだ。
そこら辺の演出の娯楽性と言うのは悪くはないとは思いますよ。


マンガチックな記号(ツンデレポーズとか赤らめた頬とか鼻血とか)を使用したドラマとかアニメって、あれかも。
見所笑い所泣き所名場面名台詞をストレスなく誘導するって言う機能もだが、「マンガだから安心」っていう機能もあるのかもね。


僕は虚構こそが真実だと思いたい反動性人格ですけどー。