玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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グダ犬歴史的和解へ

ワタクシは小学校低学年からずっと犬嫌いというか犬怖いというか犬苦手で通してきたのです。幼児の頃はセントバーナードの背に乗ったりしていたが。
原因としては弟や近所の人が犬に噛まれたりするのを見たりしたせいかもしれん。番犬に吠え立てられることが多かった。高校の修学旅行沖縄で単独行動(するなよ)中に野犬に襲われた。(大声で悲鳴をあげたら向こうが逃げました。グエン様は来ない)
あるいは、僕の性格障害の問題。僕は予期不安が強すぎて、痛みを感じる前に痛みを予想して痛がって逃げる。向こうの出方がわからない。
で、今日はあみょんの家に借りてた萬画と読み終わったダムエーを渡しに言った所でトイプードル3ヶ月雌と遊んできた。



りゆう:視力を失った時などに盲導犬をスムーズに導入するため、
ネット、リアル、富野熊三、など自分の周りの好ましいパーソナリティーの持ち主の幾人かが犬を飼育していると言うことに対する興味、
犬嫌いの性格にちょっと飽きてきた、
自分の行動規範に定期的に揺らぎと検証を加えたい欲求、
予期不安からの回避性人格障害や幻痛やめまいなどの行動的物理的症状を軽減するため、
僕の現実対処の手段として、他人との距離を取り過ぎる割に寂しがるというところがあるので、間合いを計る練習、
脳内妹を足場にして、そこから人間関係を広げていく前に動物にアプローチをしてみようか、
など。


感想:初対面なのに駆け寄られて舐められたので面食らった。僕ならそんなことを他人にはしない。
軽い。触られるのはくすぐったいというか、基本的に他人に触られるのは苦手だ。
すごい、おれぎこちない。対人的にもぎこちないが。
爪はそれほど痛くない。噛まれなかった。吠えたりないたりしてもそれほど恐怖がなかった。
友人の犬であったので、礼儀、虚勢、安心、などがあった模様。(トイプードルの幼犬ですよ)
犬畜生に犬畜生として対する作法などの奥深さを聞くなどした。
現段階では他のうちの犬と遊ぶ程度で良いと思った。自分で飼うという欲求はない。
RD潜脳調査室で犬と平等の関係を作りたいので犬の電脳と同化したいという人はやっぱり、ダメだなーって思った。理由、飼い犬と対話せずに飼い犬とはなれたところで単独で肉体(義体?)を捨てて犬ネットに同化する愚かしさと非効率性。それに加えて、犬は決定的にフォーマット(ソフト、ハード両面)の違う生命体なので、同じにはならん。
また、犬は上下関係のみで同列と言う概念がないらしいと思った。僕は戦後平等教育にフォーマットされてるかも。
まあ、力以外にも臭いや位置で考えると言う方法もあるが、それでも犬は抽象思考能力が人間に劣るようだ。
妹には「確かに違う生物には違う事をしなきゃね。植物は間伐したり剪定した方がいいけど、人間にそれをやったらプロクルステスの寝床になっちゃう」と言われた。
なるほど、確かに。



で、僕は人間中心主義、自己中心的性格が強すぎるようで、そのように他人を他人として扱わずに、自分に引き寄せて考えすぎ、それを優しさと履き違える所がある。
「己の欲せざるところ、人に施す勿れ」という。
子貢ですねー。論語程度は通読するべきか。まあ、とりあえずガンダムで(人生と言う居酒屋ではとりあえずガンダム)。
どうも、僕は脳内恋愛する所からも分かるように、何事も、物体だけでなく観念まで人格化しすぎ、かつ怖れる所がある。
例をあげると、物を数えている時に数字を言い間違えると、その数字に呪われるような気がするのでその数字を2回言い直して他の数字とのバランスをとる、好きなアニメはなるべく全話同じ回数見る。など。病気ですねー。自閉症の子どもなんです。(エマ中尉ビンタ)



で、僕自身がアレなので、愛玩動物を愛玩すると、自分が愛玩される事を受容すると言う事になりはすまいか、一方的な虐めではないか、癒しのために他の生物を利用する事が愛情なのだろうか、それで愛情を感じる事ができるのだろうか?
などと、すぐ、される立場になって、うわああああああああああああああ。すいませんすいません、ワタクシは犬に愛される資格もない人間で御座いますすいませんすいません、ああ、もう、かまわないでください。と、なる。
どうも、僕は勝敗や序列を決定する事が嫌、というか序列の下に置かれる事に慣れすぎているので、積極的に卑屈な態度を摂る処世術が基本行動として身に付いているようだ。
その、序列の上位に行こうとして人類が疲弊したり、意味のない闘争行為に労力を費やしているように思えるので、それに対抗して僕は積極的に負けたがる。まあ、その割につまんないことで噛み付いてブログで意趣返しをしたりと言う事はあるが、その時もつまんない怒り方をして闘争に成らないようにふざけると言う所があるね。
で、それも予期不安でしかないと反省する。実際、争いの労力を避けていることで色々と身体的にガタがきて仕事がはかどらなくなったりしている事実。
とりあえず今日は人様のお家の犬と遊んでよいと言われたので、自分のそう言う思考を身体的に再検証してみた。
なかなか面白い経験であったと思う。


あと、僕は虫も殺せない人間です。まあ、虫は体液系がいやということもあるし、また、簡単に死ぬので、簡単に殺意を抱く事が可能。そういうわけで、動物を見ると殺したくなるのだが、それはそれで戦いが疲れるので、結局動物に対する事を回避し、蛙とかが苦手なのだ。うーん。もっとボリボリと捕食するべきか。まあ、焼いて食う方がいいんだろうけど・・・。
今回は友人の所有動物なので、殺したくならずに済んでよかった。頑張った。


あと、僕はこのようにアレなのに、うちに上げて犬と遊ばせてくれたあみょん氏には感謝すべきだ。


しかし、あれだ。
このように物理的な実体と触れ合うことで、脳内恋愛に支障をきたす事を何よりも怖れるのだ。
というと、
妹「いや、そこで怖れるって言うのが既に、あたしにメロメロだからじゃないの。っていうか、犬と遊んだくらいで普通こんなに考えないよ?グダグダグダグダと、このグダ男!」
いや、グダちんのグダはグロンギ語の「ダ」(哺乳類)なんだよ。あまり知られてないけど。
妹「でも、グダグダ言ってるでしょ。っていうかさー。お兄ちゃんってあたしを愛玩して利用し尽くしてるじゃないのっ!毎晩毎晩、このいたいけな少女に・・・よよよ。
犬を愛玩するのは虐めとか思ってるくせに、あたしが夜伽をしないと一睡もできないんでしょ。変なの」


き、君だって楽しんでるだろ?


妹「ほんと、永遠の夏休みの人よね。お兄ちゃんは。まー、そうですけど。」
それに、犬は人間に愛されるために生まれてきたとは思えないが、妹は兄に愛されるために創造されたものだ!ふわははは。
妹「いやー。お兄ちゃんはハッピーだねー。あははは
でもなんで、犬は愛されるための物って思えないの?あたしはいいのに。」

うーん。
結局、犬が幸せかどうかがわからんのだな。君の場合はある程度、どのようなことで喜んでいるか予想がつくが、犬は全くわからんから、どう接していいかも分からんのだ。
なんつーかなー?
あれだ。
「相手は自分を愛する役割だと割り切りつつ愛する」っていうのが苦手なんだなあ。
妹「ええー?多分、みんなはそんな風に割り切ってないと思うけど。っていうかそんな冷めたこと考えないでしょ」
まー、自然にできてるんでしょうけどね。みんなは。
妹「っていうか、お兄ちゃんが不自然なのよ」
あー、あと、あれだ。
現実的に言うと、犬を可愛がってもあまり得はないが、お前はやらせてくれるじゃん。
愛するとか育てることは割り切れないけど、とりあえず俺はお前とヤラないと死ぬから、死なないためにやらせろって言うのは割り切れるね。
妹「うわ。すごいダメな人みたい。まあ、ダメなんだけどね。あたしがいないとダメだし、いてもダメだもんね。あははははは
もーぅ!そんなにやらせて欲しいのー。お兄ちゃんのえっち!いいわよ。やっても。っていうか実際やってるし」

んー、だからそうだろ?僕はお前に対しては「欲求」という目的意識があって、また、お前は僕がその目的を達して愛するという事を「許容」してくれるわけで、利害が一致してる感じがするのだな。
で、僕は大して犬から欲しいものもないし、犬も僕といて得をする事もなさそうなんだよなあ。って言う感じ。
妹「でも、あたしが嘘をついてるかもよ?お兄ちゃんといて嬉しいって嘘で言ってるかも」
だから、うれしくないような事をしているわけじゃないか。僕は得に成るような事もできませんしねえ。ダメ人間ですよー。
妹「やるきがないんだ」
ないでーす。
妹「じゃー、別にどうでもいいじゃん。犬怖がらなくっても。愛さなくっても、怖がる必要はないよね」
ですよねー。だから、こういうふうに訓練をしたわけじゃないですか。
妹「うん。苦手を克服するのは偉いよね。いい子いい子」
わーい!
ほーめーらーれーたー
妹「お兄ちゃんが犬みたい」
お前は猫なのタチなの?
妹「あたしは妹ですわよー。学校ではお姉さまだけどねーおほほほ」


本当に、犬に触ったのは十数年ぶりだというショッキングぶりですね。壊れたロボットか俺は。データ少佐か。
まあ、ウサギよりも小さかったし。
小学校のときはウサギの飼育を一人で粛々としていました。かわいいと言っていた女子は飽きたら仕事をしなくなった。僕は大して可愛いと思ってなかったので、粛々とした。