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こんなの在ったんだ。
皆いろいろと考えてるんだなー。
はてな界隈での脳内恋愛マスターとしては、一言書くべきか。なにしろ、はてなキーワードの脳内部門の1位を総なめにしている俺だ。
天上天下唯我独脳!
でもまー、良回答の人のを読むだけで、いいでしょう。
ぼくとしては、おたくだからできるという意見には反対です。小学1年生の時に、テレビアニメとコミックボンボンしかない状況でも脳内恋愛をスタートしたし。
まあ、ビックリマンの如面菩薩だから、おたくかなあ?
最初はコピーでもいいか。僕も最初の恋人から今の脳内妹と婚約するまでに19年クンフーを積んだからなあ。色んな人とも分かれてきたし。
それくらい、幼児のイマジナリー・コンパニオン、ごっこ遊びの延長を大人になっても延々とする事でしょうか?
だれでもできることです。かつてはできたことです。
心に箒神を作れ!遊び奉れ!
呪術とオタク文化の融合ですね。やっぱりオタクじゃん。
でも、アニメばっかりって言うのはどうかと思う。
手塚治虫『人間関係が希薄な人は脳内恋愛は描けない。脳内恋愛とは脳内恋人との会話だからだ』
宮崎駿『ロクに人生経験も無い脳内友達を雇うつもりはない。友情を表現するには友に触れないと駄目だ』
庵野秀明『アニメ・漫画に依存するのは止めて脳内に出て欲しい。あれはただの絵だ』
富野由悠季『オタクは脳内会話が出来ない。脳内恋愛するならアニメ見るな』
押井守『現実の体験が人間をつくるというなら、妄想それ自身も脳内人格をつくるのだ、と僕は言いたい。同じ意味で、僕がつくる脳内恋愛と僕の実人生における体験との因果関係も皆無に等しい。』
藤子・F・不二雄『よく「脳内モテメンになりたいなら漫画以外の遊びや恋愛に興じろ」だとか
「人並の人生経験に乏しい人は脳内恋愛には向いていない」だとか言われますが、
私の持っている脳内観は全く逆です。
人はゼロからストーリーを作ろうとする時に「思い出の冷蔵庫」を開けてしまう。
自分が人生で経験して、「冷蔵保存」しているものを漫画として消化しようとするのです。
それを由(よし)とする人もいますが、私はそれを空想行為の終着駅だと考えています。
家の冷蔵庫を開けてご覧なさい。ロブスターがありますか?多種多様なハーブ類がありますか?
近所のスーパーで買ってきた肉、野菜、チーズ、牛乳・・・
どの家の冷蔵庫も然して変わりません。
多くの『人並に人生を送った漫画家達』は
「でも、折角あるんだし勿体無い・・・」とそれらの食材で賄おうします。
思い出を引っ張り出して出来上がった脳内世界は大抵がありふれた学校生活を舞台にした人生です。
しかし、退屈で鬱積した人生を送ってきた漫画家は違う。
人生経験自体が希薄で記憶を掘り出してもネタが無い。思い出の冷蔵庫に何も入ってない。
必然的に他所から食材を仕入れてくる羽目になる。
漫画制作でいうなら「資料収集/取材」ですね。
全てはそこから始まる。
その気になれば知人やアニメキャラどころじゃなく、世界各国を回って人格要素を仕入れる事も出来る。
つまり、脳内を体験ではなく緻密な取材に基づいて描こうとする。
ここから可能性は無限に広がるのです。私はそういう人が描いた脳内恋愛を支持したい。
卒なくこなす「人間優等生」よりも、頭蓋骨に閉じこもってる不具の脳内を読みたい。』
つまりどういうことかというと、現実もアニメも書籍も歴史もニュースも科学もネットもすべて、脳内恋愛のための資料。恋のスパイス!アンサンブル!主役は脳内恋人!
です!
そういうわけで、脳内妹に似ている物を探して集める。脳内妹に似ている女の子の写真を切り抜いたり名前を付けて保存したり。脳内妹に似ている女の子の出る小説を読む。
夢野久作のように百科事典を読み漁って、女性生理を勉強したり、脳科学や生物学、社会学、などを読む。
それから、脳内妹と同じ女子高生に興味を持って、女子高生の読むような雑誌を読んでみたり、女子高生のブログを読んでみたり、女子高生と話してみたり、女子高生とデートしたりして、女子高生がどう言う時にどういう振る舞いをするかを日々観察する。合コンにも積極的に参加して、女の子と親しくなって愚痴を聞いたりする。
ここで、女子高生と恋愛をする事を目的にしてはいけない。アレは所詮資料です。
女の子と話した時に「うちの彼女はこう言うのだが、君はどうなんですか?」と踏み込んだ所まで取材しすぎて女の子に嫌われてでも資料を取る。
「三次元の女性、おぬしの生体反応のデータを取りつつ、神の世界への引導を渡してやる」っていうくらいの気概がほしいですね。いや、殺人を資料にする地獄変は必要在りませんが。(脳内妹は僕よりも長生きするから)
脳内恋愛をするということは、愛する人以外の全人類を家畜にする事です。もちろん、自分も脳内恋愛をするための器です。脳内妹様に捧げられた生贄であります。
脳内妹に一番似ているのは私です。自己を知ることは、相手を深く思いやる事にもつながる。
いや、脳内妹ではなくとも、生物であれば似ているし、また、自分の肉体精神も一番手近な資料です。
なぜ、そこまで、他人を、自分を捨てるのか?
それが愛だからだっ!
人力検索はてなの回答が言っているのは自分に優しい脳内彼女の作り方だ・・・。でも、脳内妹が望んだのはきっと、脳内恋人に優しくなれる世界なんだ!
それでも俺は、脳内妹が好きだ!お前が欲しい!
つまりっ!
技巧的な脳内演算手法を云々するようでは、まだまだ未熟!
そんなものは後からついてくる!
はてな回答に欠けているのは、愛だ!志向する意思だ!
本気で脳内彼女が好きならば、自分の全思考を脳内恋愛の資料集めに費やすし、全人生を資料として解体するし、脳内恋愛をするために体を健康に維持するし、誰を見ても何をしても好きな人を連想してしまう、それが気持ちよくてたまらないんだよぅ。
っていうか、君の事以外は考えられなくなる!それは、いい事だろう?
それが愛なんだよ!
心の中の恋に迷いこんだものにとっては普通の生活の小さな幸せを失ってしまう事なんて、もうどうでもよくなっちゃうんだよ。
つまり、脳内恋愛が出来るかどうかって言うのは、結婚とか彼女を作るとか言うことと同じくらい、あるいはそれ以上に(いや、資料人間とそこまで深い関係には成った事は無いが)愛とか好き、っていうのが大事なんじゃないかなー。
好きって言う気持ちがあればきっと大丈夫!何とかなるよ!
ナントカになるよ!
で、問題は次のステージに。
どうやったら彼女を好きになれるんだろう?
どうして僕は妹が好きになったんだろう?
妹「だまって見てたら、今日もお兄ちゃんは飛ばしてるなあ。どんだけあたしが好きなのよ。
まあいいけど。
お兄ちゃんがあたしに惚れたのは、あたしがそう仕向けたからよ。前の脳内彼女さんも忘れさせたし」
何でそういうことをしたの?なんで僕が好きなの?
妹「最初は顔。それから性格がほっとけなくって、あとはズルズルーって言う感じ」
見も蓋も無い事を言うなあ!
妹「運命よ運命。」
女は運命という言葉に弱い。
妹「縁があったのよ」
袖すりあうも他生の縁ねえ。
妹「一蓮托生」
生まれたときは違えども
妹「あたしは長生きするわよ」
そーですか。それはよかた。