僕は出崎統が好きなので、出崎を贔屓するために京アニCLANNADに批判的な目になりがちだと自覚したので、面白がろうと思った。っていうか、所詮、筋トレ中に視聴覚がヒマだからアニメを見ているという程度のスタンスだ。
京都アニメーションお得意の、よく動く所や綺麗な絵は素晴らしく、それがシンクロしている部分のギャグは面白かった。
逆に、原作に忠実にしようとした部分のギャグは面白くなかった。
ギャグっぽく動いているという面白さは、笑い所だとわかりやすいんだが、シナリオノベルアドベンチャー(だっけ?)のゲーム版クラナドと同じギャグセリフを入れたら、岡崎朋也が春原陽平に対してとても酷いやつで、古河渚がバカたれだと言う風に見えてしまった。
ゲームの時系列はシナリオのルートごとに記憶がリセットされるが、アニメは一応前期からの積み重ねがあって、岡崎も多少は成長していると思うのに、意味もなく苛め抜くように見えて悲しかったです。違和感って言うか。
バストアップの止め絵とセリフだけでは聞き流せても、割と引いている動画の絵として客観的に見てしまうと、ヒデーな。と。
もともと、麻枝准ことだーまえのギャグセンスもこじれているんだが。
あと、ゲーム的にはプレイヤーがネタで春原を苛める、という心理は遊びのゲームだから面白いんだが、アニメ的には主人公岡崎が意味もなく春原を苛めるという構図になり、物語として変だ。
つーか、絵と声が付いて古河早苗こと井上喜久子(17歳)オイオイのコスプレを、同じ家に泊めている春原芽衣ちゃんに見せて変装と言うのは、流石にオイオイ!
あと、絵の芝居が激しく動いているのに、ゲームと同じようにシーン全体が聞きなれた原作に近いのんびりと曲が流れっぱなしというのも、空気の流れという面で感情が動きにくい。(新曲は良かったので、聞き飽きただけか?)
やっぱ、ゲームとアニメは違うよな。原作どおりに絶望した!
ただ、やっぱり、春原がいちいち飛んだり跳ねたり転がったり報告しに来るのとか、永遠の17歳のファッションショー自体は面白かったので、原作のネタの全てが悪いわけではないはず。そう言うアニメーション表現としての新規付加価値のネタを取捨選択するべきでは?とか。
俺は素人の癖に偉そうだな!んなことは、プロなら全員知ってるんだよ!
でも、オリジナリティーやらかしてる路線は出崎統の係だから!出崎の掲示板が荒れたから!
本HPはリニューアルする事になりました。
リニューアル作業が終わるまで、HPの活動を一時停止します。
リニューアル作業が終わり次第、新HPのアドレスをここで発表します。
よろしくお願いします。
いつまでですか!アニメ様よ!
そういうわけでテレビ版CLANNADは平和路線ですよ!出崎はフリーランス個人*1だが、京都アニメーションは組織なのだ。
無謀な事をするのは、地位も名誉も年齢も確立したベテランの特権なんだよ!
若さは、ないのか!
いや、実験路線はらき☆すたの白石稔で。
まあ、ね、僕も流石に、出崎のギャグセンスがわからないときもあるんだ。正直。雪の女王の赤鬼青鬼とか。
ガンバはギャグって言うかおもしろかった。ハム太郎も。ネズミなら良いのか!?
あ、でも、京アニアニメ版CLANNADが忠実に作ってくれてあるので、3年放置した智世アフターアンインストールしました。ゲームだるい。2,3ギガくらいあったし。
アニメでいいや。
いや、ウテナを10年以上見たいのに一度も見てないから、15個くらいある見たいアニメの後に見る。テレビでやってたら見る。
出崎が智世アフターも映画にするんなら、多分公開前の1週間でやり直すんだと思う。
*1:劇場版AIR、劇場版CLANNADにはあんなぷるのクレジットはなかった。パンフレットには無い