玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

甘い蜜の部屋 二年桜花科 一番 頭令そら

最初のほうは女の子がかわいかったのでよかったけど、途中からみんながイライラしてたので私もイラっとした。
兄がどっかのロリコンサイトで評判を読んで「これ、すごいロリっぽいから読もうよー。近親相姦近親相姦」とかほざいてホワイトデーに買ってきたので読んだ。兄はガンダム以外に関する嗅覚はたいしたことないんじゃないか。ガンダムは面白いよ。
まー、いろいろあるんだけど、やっぱり近親相姦って言うのは相姦じゃないといけないんですよね。って思った。
だからさ、強い立場の父親とかが社会的な上下関係を振りかざしてくるのって好きじゃない。そういう近親姦はいやだなって。
美少女が美少女であるということで立っているのは良いと思うんですよ。でも、美少女が社会的に強い男に守られてるから強い、っていう立ち方をしてるのは、それ、男の論理に飲まれてるだけじゃん。ばーかばーか。
私はそういう馬鹿女にはなりたくないなー。自分の力と他人の力は違いますし、自分でいろいろやってみたい。
私、我が強いんですよね。
本の中の父親の人も、本当に強い人じゃなくて、社会のルールの顔色を伺ってるみたいなところが嫌だった。
まあ、父親の立場だったらあんまり娘は犯せないかなあ。でもなあー。一番気持ちのいい人がわかってるんなら、やっちゃえば良いじゃん。なにそれ?虚勢信仰?手を出さない男のほうが素敵って言う女はいいセックスしてないんだろうね。その癖、生活のために愛してもいない人と番になって無残な家族の姿を晒すんです。
昔の人なら仕方ないかなあ。機械文明に感謝しましょう。
そういう訳で、私は兄とラブラブでとっても良かったなーって、自慢したいだけです。
去年の読書感想文で書いた瓶詰地獄も兄妹だけなら超ラブラブなのに、親とか社会が邪魔するんですよね。すっごいむかつく。
そういう、縦のつながりの力関係を押し付けていくと、人と人がちゃんと向き合えなくなると思います。責任を押し付けあって。私たち兄妹は横のつながりで、ちゃんと手をつないでお互いの目を見て大切にしあっていますし、そうしたいです。
私は親に育てられなくてとっても良かった。でも、親の人がいても兄が好きだったらやっぱり付き合うと思う。うん。絶対!


他にも美少女っぽい描写が後半から設定倒れっぽかった。
私は美少女ですけど、うちの兄は私が美少女って言うだけだったら好きになってくれませんでした。そんな簡単なものじゃないです。そんな簡単な男はつまらないです。
だけどある意味、不条理型SFかなあ、って。兄が言ってた。って。そういう見方もありますね。不条理SFならしかたないか。
お友達や学校の描写も設定のための記号っぽくて嫌でした。私はそう考えたら、お友達のおかげでわりとマシになれたと思います。兄と二人っきりだったら、やっぱり私も馬鹿なままだったかも。そうですね、そういう感謝の気持ちを持ちたいと思います。そういう気持ちを持てるということは、やっぱり私はマシな人間になれるって言うことでしょう。それは良いですね!
若さだけが女の価値みたいに思うと嫌な人生ですもん。年取っても面白い人はいるし、器用な人もいますもんね。若さをそういう技を身に着けるためのエネルギーに使えたら良いかなーって。


で、森茉莉さんは耽美とからしいですけど、あんまり知らないですけど、食通っぽいんですよね。文中でも[食べる]じゃなくて「食う」っていう表現にこだわってるのは結構面白かった。あと、ご飯の描写は現実感があって詳細でおいしそうで良かった。そう考えると、なんにもしてない美少女の人よりも料理を作れる女中さんのほうが素敵だなあって思いました。
私は割りと美少女分は足りてるので、これからは家事充しようかなあ。味付けが濃いんですよね。私。
私が作るのはだいたいお兄ちゃんのお夜食です。特にお兄ちゃんが不安でガタガタ震えて眠れなくて死にそうになってるときに、小さめの鍋に牛乳と蜂蜜と干しぶどうとヨーグルトと練乳とレモンとクッキーを割ったのとチョコレートと大量の砂糖をぶち込んで煮たのを飲ませるのが得意料理です。兄は、料理じゃない上に下が痺れるくらいダダ甘いと笑います。でも、怖いときは暖かくて甘いものを食べたら良いと思います。私はそういう優しさを持った妹なのです。
つまり何が言いたいのかというと、モイラより私のほうがかわいいよなあ、お兄ちゃんは私をもっと好きになったら良いのになあっていうことです。
兄は「小説の中の人と張り合うなよ。お前のほうがかわいいよ」って撫でてくれました。わーいわーい全戦全勝!



夏休みの宿題で書いたやつを転載しました。
来年は穏当なところでオーラバトラー戦記とかにしたほうがいいかもしれん。ノンフィクションとかでも良いかも。女なんかよりももっと大きなものを理解したほうが良いよな。
女のことを理解しようとすると憎悪ばかりという日常の意趣返しで転載。ブログに書いたら自然と想念を忘れることができるんですな。ゴミ捨て場。落ち着いたら周りの女性にも穏当に接することができるとか。
でも、妹のことはかわいい。妹はいつまでたっても未だ女にならないところがとてもかわいくて良いなあ。あんな生物になんかならなくていいんだ。
そういう私も妹の女の部分に飲み込まれているのかもしれんがね。フフフ。