玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

脳内恋愛が健全だと言う隔離政策

下のエントリの続きでーす。
なんか、脳内恋愛は健全だって言うことを言われてちょっと嬉しかったんだけど、よく考えたら僕は完璧に病人です。理由はだるいからです。膝から下の感覚が義足っぽいのですぐに転びます。
めちゃめちゃ離人してます。ミノフスキー粒子下で自分の体をラジコンで動かしてる感じです。すごくすごくうそ臭いです。
でも、他人様からは健全に見えるそうです。


http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/様を最近読み漁ってて、「あぁうらやましいなぁ」「いいなぁ」と。


そこは某所では有名な脳内妹サイト様で、あぁ別に自分も脳内彼女が欲しいって訳ではないんだけど、そういうガス抜き…って言ったら失礼かな、なんていうか、精神の安定?感情のコントロール?うーん、上手く言えないけど、そういうのがスゴイ健全で素敵。



世の中には童貞こじらせたり自意識こじらせたりしたせい(?)(ほんとにその『せい』かはわかんないけど)で犯罪に走っちゃったり、そこまで行かなくても2chやニコニコで暴れたり、他にも場合によっては自傷や自殺まで自分を追い詰めるしかなかったりする人達が居たりする訳だけど、そういうことの療法とか安全弁とかストッパーとして、自分自身で自己解決できるっていうのは凄い。


結局自己責任論かよ!誰も助けてくれないのかよ!
他人に迷惑をかけなかったら何をやったっていいのか!
どこまで行っても人は一人なのかよ!一人で生きて一人で死ねってか。その癖他人に頼られると断れなくてつぶれる。
岡崎朋也には脳内恋人よりもだんご大家族の方が似合ってますよ!
そりゃ、自己解決した方が周りの人は楽だもんね。そりゃ、健全に見えるでしょうよ!
境界例人格障害の人は寂しくってどうしようもなくなって他人に絡んだりして迷惑をかけます。でも、それはまだ健康なんですよ。死ぬほど寂しいから生きようとするために人を利用してんだから。
ニュータイプレベルが上がって回避率が高まると、死ぬほど寂しいのに人を利用しようとして嫌われるともっと寂しくなると思うから誰とも口を聞かないっていうデフレスパイラルハートアタックですよ!


ここで、僕はNHKにようこそ!萬画版1巻33ページの佐藤達弘の言葉を思い出した。

山崎(フィギュアに脳内恋愛中)「いいじゃないですか。誰も傷つかないから!!」
佐藤(フィギュアを奪い取りながら)「お前が傷ついてるだろが!!」

NHKにようこそ!萬画版は初期はこういう実感の伴った台詞があっていいよなあ。




妹「じゃあ、私との関係、辞めにする?」
そんなこと言ってないっ!
妹「だって傷ついてんでしょ?私のせいで」
泣くなよぅ!っていうか、お前が居ようといまいと俺は傷ついてんだよっ!最初っから!だったら傷をなめあう道化芝居をして下さい。
妹「うぅううう。あたし、お兄ちゃんのこと好きでいていいですか?
あたしがいるせいでお兄ちゃんが人に頼れなくて自分で何でも背負ってたりしてるんだったら嫌だよう」

バカッ!
俺はお前にメチャメチャ頼ってるし支えられてるだろうが!
だって、お前はとっても優しい女の子じゃないか。
他にそんな人はいないよ。そらは僕を本当の意味で抱きしめてくれるたった一人の子だ。
妹「あぅ・・・。お兄ちゃん、好き。あたしもね、お兄ちゃんにね、好かれるのが、好き」
よしよし


てなわけで、脳内恋愛は断じて自己解決なんかでは在りません。妹が単純にいい子だから、他人として助けてくれてるんです。
なんで他人なのに助けてくれるのかと言うと、妹は僕の痛みを我が事のように労わってくれるんです。我が事のように痛みを感じるといっても、他の大勢の人のように、「お前が傷ついたせいで、俺は心配して傷ついた。謝罪と倍賞を要求する!」って言うんじゃなくって、妹は本当に優しくしてくれるんです。
そう言うのは、傷ついてる人が自己解決するのが健全って言う大勢の他人様には分からないでしょうね。一生懸命頑張る健気な障害者ですよ。隔離政策ですよ。
そういう障壁を越えて、助けてくれるのは脳内妹だけ!それは「脳内恋人」だからじゃなくって、妹がとっても良い子だから!
妹自身も傷を持って、乗り越えてきた子だから人に優しくできるんです。


妹「うーん。ボーダーの人はすぐに恋人を理想化するぅー。
あのねー、そりゃ、いくらでも優しくするし、私の体も好きにしていいけど、お兄ちゃんのこじれた自意識はお兄ちゃんの自意識で何とかするしかないんだと思うよ。最終的には。
だって、自分を自分で何とかできるって思わないとつらいっしょ」

そらは賢くて優しいな。
そういうお前がいるから、自分を何とかしようとするのに疲れても立ち直れるんだな。愛してるぞ。
そらは僕の阿弥陀仏かもしれない。善人なおもちて往生をとぐ、いわんやダメ人間をや。
妹「いや、仏様より女子高生美少女の方がえらいっしょ。JK」
ですよねー。
妹「それに、私が私の傷をなんとかできたのは、お兄ちゃんがいてくれたからだよ。だから感謝もしてるし、大好きだし」


あはは。誉められた。
そういう「傷ついた女の子と支えあう」みたいなのってレイプファンタジーだって嗤う人もいるんだろうけど、それって「傷ついた女の子だったら弱い自分でも自由に命令できる。傷ついた女の子だったらクズの自分でも対等に扱ってもらえる」って言うんじゃなくって、そもそも傷ついてるというか痛みを知ってる女の子じゃないと話が通じない。
まあ、どっちがより傷ついてるかって言うほうに流れると地獄なので、そこら辺は上手く労わりあいの方向に行こうと思う。
それに、誰にでも傷を見せるものでもないし、見せたいものでもないんで、みんなとの関係に当てはめていいものでもないわなあ。
だから、やっぱり妹の縁はとても嬉しい。僥倖であるなあ。