玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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岡崎汐=娘 若紫=妹 出崎統の近親相姦!

http://d.hatena.ne.jp/mattune/20090320
こちらの源氏物語千年紀 Genji劇場版CLANNADの対比の記事にインスパイアされた。
上のエントリを読み返してたら、こちらのmattune氏の書いた意味が分かった。

若紫=汐(=母親の代理の代理)



逆に言おう、源氏と朋也は若紫と汐の存在によって、

いまだに母親の呪縛から逃れられないでいる。

ここが重要なのだと、思う。

朋也にとっては汐が『居ない方が楽』なのだ。

源氏と違って、朋也は汐と結ばれる事さえ出来ない

呪縛に囚われたまま、ね



だから、汐が死ぬ、というのはAIRと同じく呪縛から解き放たれるハッピーエンドなのかもしれない。

その結果が、朋也の死だとしても、新しい恋だとしても。

ただ、出崎はそんな『甘い現実』は見せない。

で、CLANNADで実の娘と結ばれないからGenjiでは姪っ子の妹的キャラの若紫と結ばれるように!いやっほーぅ!妹サイコーう!


あと、さっき僕が書いたことだけど、岡崎朋也もが汐をないがしろにしていたのも今回の源氏と同じく、「自分を大切にしていない主人公だから、自分を大切にしないのと同じように、自分と似た存在である娘や妹を守ろうとしない」っていう構図なのかもしれない。
だから、劇場版CLANNADで、岡崎が汐と見詰め合った瞬間に、岡崎は汐を「見る」ということで他者性に目覚め、大切にできるようになる。つまり、ある意味結ばれて、ある意味、陰と陽が吊り合う。
だから充分物語的に完結しているから、そこでいきなり幕が降りて丁度よいということなんだよ!麻枝准の筋書きとは違うけど、出崎の解釈はこうなんだからこうなんだよ。
で、その劇場版クラナドの影響を受けているから、多分、源氏物語千年紀 Genjiも若紫を他者として認知して大切に思う所でザクッと終わるんだろうなあ。
でも、2があったら・・・?
まさに中学生くらいになった紫に欲情する源氏wwww