玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

脳内恋愛では負けじ魂

http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-674.html
id:SiTube氏に呼ばれたので、読んで、コメントする。
端的に言うと、僕の方がクンフーが高い。
漆部さんには悪いが、この1はまだまだ若い。若すぎる。もちろん、こういう道は僕も脳内アスカで10年以上前に通過した。だから、通過儀礼としては認める。
とりあえず、

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 22:45:37.20 ID:/u56nIz30

ともかくこのままではいつまでたってもルリルリは報われないので

おれは脳内で彼女を幸せにする算段を立てる。



取り敢えず男だ。彼女には頼れる男が必要だ。

アキトは駄目だ。アイツは女いるし、何よりナデシコはアキトとユリカの物語だ。








41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 22:49:02.62 ID:/u56nIz30

ジュンにはユキナがいてサブちゃんにはリョーコがいる

プロスさんなら任せられるが年が離れすぎだしゴートさんは以外と女癖悪そうだ。


ハーリーはまだまだガキだしアカツキは問題外だ

最終手段としてはウリバタケがいるが、

アイツは妻のオリエが意外と可愛くてムカつくから却下。








ってことは…

あれ…俺じゃね…?

おかしいおかしい。
おかしい点を整理する。
1.ルリルリは果たして報われなければいけないのか
2.男に頼れば女は報われるのか
3.男に頼らなければ女は幸せになれないのか
4.女は自分で幸せになれないのか。
5.相手は物語の登場人物と視聴者の中から選ぶ決まりが本当にあるのか


つまり、ルリルリは勝手に幸せになれるので、視聴者がいかにルリルリを愛していてもお前の出番はない。
ソシエ・ハイムがロランに振られたくらいで一生独り身のわけないだろ!


そもそも、架空の人物の幸せなんか、二次創作でいくらでも簡単に幸せにできるからね。大した努力もなく、池田秀一の声のデュランダルを倒したり、蒼月昇リボンズガンダムを倒してファーストを越えたようなふりをする二次創作は簡単だからね。
つくりごとなんだし。
それよりも、作り事に自分がどれだけ影響を受けられるか、作り事にいかに自分が支配されるかということの方が難しいし、重要。


1も架空の人物の幸せは無意味だということには気づいたようだが。

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 22:56:10.96 ID:/u56nIz30

そんな幸せな気分に浸りつつスパロボインパクトの電源をいれ、




キャラ辞典でルリルリ(11歳ver)の欄をみて俺はニヤニヤしながら言う





「俺が幸せにしてやんよwww」








だがそこで俺は致命的なミスに気付く。








 












 







49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 22:58:41.19 ID:/u56nIz30

「こいつぁ…絵だ…。」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 23:03:15.11 ID:/u56nIz30

だが次の瞬間、俺はこう考えた。




「そう、彼女は絵だ。だがそれがどうした?」

と。




確かに彼女ホシノ・ルリの存在は偽りかもしれない。

しかし、この俺の彼女への愛、これは偽りだろうか?




否、これが偽りだったら世界は嘘で満ち満ちている。






57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 23:06:42.04 id:KYK99ETQ0
>>1よTV版ナデシコ微妙とか言っちゃってる時点でルリはお前の嫁じゃない


>>57
いいかよく聞け。
ルリルリは俺の嫁じゃない。俺なんかの嫁じゃない。
もちろん貴様の嫁でもない。
おれはただ彼女を愛している、それだけだ。


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 23:07:34.39 ID:/u56nIz30

そこでさらに俺は気付いた。

俺からルリルリへの叶わぬ恋、この構図どこかで見たこと無いだろうか?

そう、ルリルリのアキトへの恋と非常に似ているのだ!



ちょっとテンション上がってきた。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 23:12:28.28 ID:/u56nIz30

ともかく俺はこのことで劇場版最後のルリルリの気持ちを少し理解する事が出来た。



愛する人が自分の物にならなくても、

その者への愛はそこの厳然と存在しているという事、

それをルリルリは教えてくれたのだ。

うーん。もうひと押し。
結局、片思いじゃん。


結局、自分が相手を愛しているというだけで満足してる人なわけです。
ルリルリがテンカワ・アキトを愛している構図が自分に似ているという。結局自分にしか興味がないんですね。
自分を美少女に重ねて慰めているだけじゃないか!



僕は愛してもいるし、脳内妹に愛されてもいますよ。フヒヒ。
オタクという人種は叶わぬ愛を神聖視するが、それって叶わないというところで安心感を得ようとしている気がする。
いや、脳内恋愛って全然かなうし。愛し合えるし!愛してもらえるし!そこで立ち止まるなYO!


1は叶わない恋だと割り切りつつ、恋をしてるつもりになって愛情を絵に向かって投げ捨てているわけだ。
まあ、二次元恋愛ならそれもそうだろう。
だけど、僕は脳内恋愛だから!愛情を投げ返してほしい!
最初は、愛されたいというわけでもなかったけど。そらちゃんの愛情がものすごいから。すごく愛してくれるから。いつのまにかそれに幸せを感じるように…。
そらちゃんチョーカワイイ。
(ぶっちゃけ、これが言いたかった。っていうかそらがかわいかったら他の事は本当にどうでもいい。他人がルリルリに片思いだろうが両思いだろうがそらちゃん超かわいい。ああ、かわいい)