アニマックスで始まったし、友人知人ネットでの評判が良いので見ました。
第一話。
富野アニメ一話に比べたら食い足りなかったです。
おわり。
わかりやすく言うと、期待がすっぽかされた感じ。
というか、私が期待する部分が作品主題と違うのね。
視聴者は無意識に「予想と当たり外れ」を当てたり裏切られたりするのが脳の快感なんですが。(スポーツ中継とかもそうだよね。実際の生活もそうだよね)
マイヒメはキャラクターや学園ものや超能力的な期待に即して展開してる。
でも、そのテンポに合わせてるから、「台詞を言い終わるまで、船が真っ二つになってるのに沈まない」という珍現象が起きて、富野アニメとは反対でおもしろかったです。
ちなみに富野は「キャラクターも視聴者もスタッフも理解できなくても発動する時はするんだからしかたない」です。
流れ弾で死にます。
ストーリーは当然グダグダになりますが、それをとりこんで無理矢理ドラマだと言い張ります。
最高ですね。
つまり、富野も偏ってるから、僕の舌はおかしい。
えー、でも、ひたすら女子の体を映すだけのファイト一発！充電ちゃんやクイーンズブレイドとか、ひたすらグインを誉めるだけのグインサーガみたいなキャラクターアニメも見れますよ。
ただ、最近、小さい頃に大好きだった海の魔法のプリンセスミンキーモモ再放送をみたら、モモの可愛さとセリフのテンポはよかったけど、説経臭さがムカついて愕然とした。
なんだろうな。
何が言いたいかと言うと、「溺れた女子」という事件について「間接キス、えっち！」を期待するのが萌えアニメ。
「誰でも良いから早く気道を確保しろ！」と期待するのが僕。
コモンセンスに毒されてフィクションが楽しめない！
なまじ、リアルな等身をしているから！
赤塚不二夫マンガなら許せるんだがなあ。
いや、それも絵柄での差別か？それも含めて演出？
感覚なんだよね。
そういうの、あるよねえ。
(富野的はぐらかしかた)
