玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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おにいさまへ…2話まで

氷川竜介先生の出崎統論講義の資料としてレンタルしましたが、熱が下がらなかったので講義には行けなかった。


出崎統作品は過剰な演出をギャグとして消費されるしかない、古い作品だと評論されるが、まったくその通りで、笑えました。
やばい。全てのカットがツボに入る。笑える。
原因不明の体調不良と不安で死の寸前で、人に「無理にでも笑顔を作ったほうが人に好かれるし、健康に成るよ」と言われたので笑い顔を作ったら、顔面を切りつけられたような痛みに襲われて笑顔をなくしていたのですが、おにいさまへ…を見たら笑えるんだ!わたし!
うふふ。ははははは。
最高すぎる。
庵野秀明が「90年代初頭はセーラームーンがあったけど、本当に面白いのはVガンダムおにいさまへ…だけだった」って同人誌で言ってた。
エヴァVガンダムの関係性はみんなが言うけど、おにいさまへ…の要素はどうなんすかね。
「次回予告」ですかね。ルパンぽいですけどね。


全ての演出と要素が最初からクライマックスでメーターを振り切っている。
最初から幼女が出崎リフレインをかますし、サン・ジュスト様が最初から人生のクライマックスだし、宮様が最初から縦ロールで薫の君は最初からGenjiなのですばらしいな。
オープニングの映像だけでも「膨らんだ袖マニア」の私には最高です。スーパーニヤニヤします。歌声が不安定な所も最高だ。
電車が走って桜が散って雨が降って、ほりうちけんゆうなだけでも笑えるからね。大好き。超幸せ。


おにいさまという言葉がいいよね!というか、もう、おれ、おにいさまになりたいから!ずっと!


ただ、奈々子や信夫さんのスカートが若干短く、膝が見えてしまっている所やシュミーズがちらちらと映る所は、心配性のおにいさまとしてはあまり感心しないなあ。
女の子は下半身を冷やしたらダメ!下半身さえあればいい!
そして膨らんだ袖!アン・シャーリー
私がどれくらい「ふくらんだ袖マニア」かというと「膨らんだ袖」でGoogle画像検索したら、うちの脳内妹が中学を卒業する時の記念写真が2発目に出ますからね。(セーフサーチをONにしたら、僕の絵は消えます。うん。不健全サイトなんだ・・・)
Googleは馬鹿じゃないのか。そこはマシュウ・カスバートを出す所だろjk。


あと、女子の権力欲求が父親の経済性に依存したもので、アイドルが代理の男性と言うのが、青年のための読書クラブっぽくてタカハシマコマニアとしても笑えますね。
嫌いですけどね、そう言う考えは。考えは嫌いだけど、そう言う考えを持っているお嬢様を眺めるのは好きなんだよ。
出崎演出がクソおもしろすぎるので眺め甲斐がある。面白い。


あと、DVDに字幕がついていて「♪♪悲しい音楽♪♪」とか「小鳥のさえずり」とか「雷の音:ビシャーン!」とか「ドンガラガッシャーン!」とか出るんですけど、これは誰の指示なんでしょうか。ドンガラはないと思う。
イチイチこれもツボに入るんですけど。