玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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SDガンダムフォース第2クール・完

てなわけで、SDガンダムフォースの21話「覚醒!フェザードラゴン」22話「ビグ・ザム強襲」23話「発動!キャプテンシステム」24話「ピンチ!ソウルドライブ強奪」25話「ネオトピア最大の危機」26話「決戦!コマンダー対キャプテン」を見た。
うおおお!激熱!たたみかけるような急展開の連続!
コマンダーサザビーをやっつけたぜー!ガオガイガーで言う所のパスダーをやっつけたあたり。サンライズだしキムタカとか竹田裕一郎とかスタッフもSDGFはガガガとかぶってる。。
アメリカ合衆国ではセールスが振るわず、「僕たちの次元旅行は始まったばかりだ!」で打ち切り。もちろん、アメリカドラマの低視聴率ドラマのように前編だけ放送して放置と言う事にならなくてよかった…。
キチンと終わった。
 
 
いやあ、おもしろかった。良い最終回だった…。
え、続くのー!続くのかっ!
 
 
もう、勇者シリーズとかワタルシリーズとかの少年冒険もののエッセンスと、∀後の正統ガンダムとジーンダイバー程度のハードSF的な何かが良い具合にミックスされててすっげー面白かった。

21話のフェザードラゴンはまたラクロア編へのつなぎとして、22~26のまとまり感がすごい。
22話で三悪トリオが最後の最後の大暴れで消えてシリアス展開に。いやー、しかし、ビグザムは出るわ、空戦は展開されるわ、基地で空手チョップとはものすごいな。テンションあがる上がる。
23話はなんかハッキングの話。キャプテンガンダムってなんとなく大佐?現場指揮官レベルの人が大佐?だと思ったら4000人くらいのロボットを一度に説得して指示を与えるというスーパー高速演算指揮官システムだった!まさに大佐!すげえええええ!キャプテンシステムを動かすまでのチームワークも熱かった!
24話で謎の赤いザコソルジャーと戦って、すでに正体がばればれ…。池田秀一過ぎる。25話もなんかそんな感じでキャプテンガンダムが動けなくなってみんな困る、26話ではキャプテンガンダムを復活させるためにみんな頑張って、キャプテンが復活するついでにほかの人も復活させて、しかもコマンダー・サザビーをボコボコにするというスーパーガンダムパワーで最高過ぎる。
ガンダムフォース最高!
 
 
シュウト君の「キャプテン頑張れパワー」だけじゃなくて、みんなが繋がっていって、それがパワーなんだよ!っていうのがキャプテンのコマンダーに対するお説教&必殺拳骨に上手くリンクしてナイス。
それも序盤ではザッパーザクに「お前には仲間がいない!」って言われていたキャプテンがなあ…うるうる。成長したね…うるうる。
今までかかわった人たちの全員集合応援パワーって良いよね。
その上で、応援を受けたヒーローと悪のボスのタイマン!
うわー!すっげええ!ガンダムだ!逆襲のシャアだ!
やっぱ、ガンダムサザビーの決着は互いの火器を失って、腕がもげるまで殴り合いだよな!うん。わかってる。SD GFはすごくガンダムをわかってる。
超興奮した。
池田秀一サザビーがシャアみたいに偉そうなことを言ってるんだけど、ピンチになると取り乱して「ぅわあああああっ!!」とか言うのがすごくシャア・アズナブルです…。
そうなんですよ!
池田秀一は『何をやってもシャアの芝居になる』ってよく言われるんですけど、それは主にカッコよくとりつくろっているときのシャアの芝居なんですよ。でも、本来のシャアの役目は「ガンダム様を褒めるために負け続ける人」な訳です。
コマンダーサザビーはそういう情けなさと言うか必死になっちゃってる所とか、完璧に負けてるのに小賢しくガンダムを誘おうとしてボコボコにされる所とかシャアのどうしようもない部分をキチンと表現していて、すごく、すごく感心しました。
単にシャアの名台詞をコピー&ペーストしてるだけじゃないんだなぁ。
同時期の機動戦士ガンダムSEED DESTINYギルバート・デュランダル議長よりもシャアっぽいというか、池田秀一さんの演技と感情の振れ幅の大きいコマンダーサザビーが素敵だった。
 
 
仮面の男と言えばハロ長官もある意味仮面のガンダムキャラなんだな…。っていうか親父…。ですよね?ちがう?
すごい頼りがいのありそうなハロなんですけど。