玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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あそびにいくヨ!さらいやごよ!

オタクのためのアニメー。
イデオンとかマーズアタック!とかスタートレックとかマイアミガンズとかにリスペクトな、オタクっぽいぬるい萌えアニメです。
パロディだから、生き死にや暴力や政治を軽く扱う感じ。
しかし、イデオンナイトに備えて伝説巨神イデオンを一気に見直してたら、あまりにも地獄だから、パロディのぬるさが逆に心地好い。
イデオンがどれくらい地獄かというと、パチンコでエヴァにハマった柴田理恵が「シンジ君は怖いのに逃げずに頑張ってるのよ!」って泣いてたらカララの代わりに檻に入れて当てつけでイデオン液晶テレビで見せる刑に処すくらい。
イデオンは怖いから逃げてるのに自殺も許してくれないからマジパネェ。
濃すぎる。
金髪ツインテールツンデレ美少女で三号機のパイロットのカーシャがパイロットとして英才教育をされたトラウマ話をするとか、ラノベ的にすごくおいしい萌えポイントなのにコスモは平気でスルーしてマジハンパない。都合よく傷ついた女の子を助けるのを生き甲斐にしてる暇があったらミサイルを撃ち続けないと死ぬぞ!
地獄過ぎる。
あと、あそびにいくよ!はスター・トレックリスペクトも多いけど、アレも濃いよね。いい大人達がデータ少佐は備品かクルーかを裁判にかけて、本気で議論して自分に魂があるか証明するとかしないとかいう話を見た時は、作者の正気を疑うくらい感動しました。まー、これも12人の怒れる男(だっけ)あたりのリスペクトなんだから振り返ったらアルタミラ。
とか、そういう現実の濃い部分を煮詰める作品も良いですが、美少女アニメのパロディな快感を濃縮して現実のバリアにするのも和む。イデオンの後はマジ和む。女の子がかわいくて邪魔ものはあんまりいないとか、マジ和む。空気を読まないイデがないだけでかなり和む。
まー、現実のカオスがない娯楽は現実の存在である我々視聴者を含む現実に失礼な気もするけど、現実の方が先に俺に失礼だな。食べて寝ないと死ぬとか罰ゲームか。
美少女かわいいよー。
あと、ヒト耳とネコミミが二つ有ったら脳が猫の額くらいだにゃん。
ちなみに、ガンダムはアメリカで不振らしいが、アメリカのジャパニメーションヲタの人口比率は日本のスタートレックヲタの比率くらいだから、まあ、どっちもどっちというか、どこにでもどうしようもない連中はある程度いる。
だから夏はポケモンジブリでオッケーですよ。
宮崎駿も酷いヲタだが、なんで売れたんだろ。売れてるのに、観客が見終わったあと、首をかしげながら出てくるのなんでなの。